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学生にお願いするのなら……

 発達の凸凹を持った子どもの支援に市町村単位で支援員を配置する学校が多いのですが、ご存知のように待機教師不足。自治体によっては、教育学部の学生にボランティアという形で依頼するところもあります。ところがこの働かせ方が理不尽だという声があちこちであがっています。

 発達の凸凹を持った子どもの支援で大切なことは「その子理解」。その子がどんな特性を持っているのか、十分理解しておかなければ十分な支援ができないのです。そこでその子がどんな特性を持っているのか尋ねると、学生には個人情報を教えることはできないという学校が多い。だったら学生にお願いするな!!と言いたい。

 管理職や担任は、子どもの特性を教えずに、とにかく「暴れたら押さえてくれ」と言うだけの依頼は、まずその子が気の毒だ。二次障害を引き起こすだけだと思うのだがどうだろう。今の日本の学校の、くさいものには蓋をする、トラブルを回避してとにかく丸く収めるといった方向性は子どもを傷つけるだけだと思うのです。


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再掲載//嘘?本当?「学校都市伝説」(01~10)

01 小学校教員免許に、どうやら低学年用と高学年用ができるらしい。
 [嘘]
ただ、低学年しか担任しない、高学年ばかり担任している、といった教師が多くなってきていることは確か。だから、こんな都市伝説が生まれる。


02 中学校は教師も生徒も授業より部活動が優先されるらしい。
[本当]
好きで優先、優先しなさいと言われて優先しているわけではない。結果としてそうなっている、というのが本当のところ。だから改善が難しい。何が問題なのかを考える必要アリ。


03 同僚の良いところを投書し、投書されたものが掲示される学校があるらしい。
[本当]
職場の人間関係を、こういった「嘘芝居」で改善?していこうとする職場が出てきている。人間関係に課題があるのなら、それを生み出した学校体制、学校運営にこそメスを入れるべき。


04 子ども下駄箱のかかとは、入口から5mmに合わせなければならない学校があるらしい。
[本当]
これはよくある話。0mmにしないところが、子ども管理・支配のコツだとか。


05 子どもが職員室に入るときの口上が、長ければ長いほど教育委員会から評価されるらしい。
[本当]
「失礼します。〇年〇組の~です。△△先生に用事があってきました。」というのが、今はどこの学校にもある職員室に入る時のルーティーン。これに、おはよーございます とか、用事についてくわしく言うとか、いろいろ長話をさせる学校もあるとか。問題は、それを(長いことを)教育委員会が評価していること。


06 学力テストの成績が上がったら、ビールかけをして、校長を胴上げしなければならない学校があるらしい。
[本当]
信じられないけど、本当の話です。


07 傘立ての柄の向きを揃えなければならない学校があるらしい。
[本当]
最近はストレートの柄が増えてきたようで、どうするのかと見ていたら、そういったタイプの傘は別にまとめてあったので、管理支配の知恵はいくらでも出てくると感じたことがあります。


08 掲示板なのに、画鋲を使用してはならない掲示板があるらしい。
[本当]
だったらもう「掲示板」じゃない。セロテープもダメだと言い出す学校もある。だったら何で掲示するんだ?


09 会議時間に5分遅刻し、理由も聞かずに正座させられた新採用教師がいるらしい。
[本当]
初任者指導員からこのパワハラを受けたらしい。


10 教師の「さすまた」の訓練で、大声を出せと指示されて、声をからして、翌日授業ができなくなった教師がいるらしい。
 [嘘]
まだ訓練をさせられている地域があることは事実。当時は、強力クマよけスプレーまで各学校に配布された時があった。


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学校教育と桜について再度調べてみた

「日本らしい花」の代表のように考えられている、桜。

校長室での和菓子の話から、さくら茶の話題へ……、そこでこの桜について、もう少し考え、調べてみました。

結論から言うと、この美しい桜まで、日本の「国策」に利用されてしまったのではないか?という疑いが出てきました。

---
本来桜は、昔から、花見をして飲んだり歌ったりをする時の木でした。

本居宣長は、
「敷島の 大和心をひと問わば、朝日に匂ふ山櫻花」
と、山桜が日に映えて輝くように美しく、しかもなよなよとした優しさこそ大和心だとうたいました。

西周は、この歌を、

まめで、おとなしく、
すらりとして、すなおな心


を示すもので「軍人の精神」をピタリと言い当てたものだと解釈しました。

---
ところが、日露戦争後は解釈が変わって、

さくらの花のようにパッと咲いてパッと散る軍人の精神、
ならびに、日本人の精神を示す歌だ


ということになってしまいました。

本居宣長も、西周もびっくりしたのではないでしょうか。

---
この頃から、各地の兵営、陸軍墓地、護国神社にはさかんにソメイヨシノが植えられ、靖国神社はさくらの名所になりました。

小学校にも桜が植えられるようになったのもこの頃からです。

サイタ サイタ サクラ ガ サイタ

これは、1933年(昭和8)から、1940年(昭和15)までの小学校一年生が、国語の時間に最初に習った文章でした。

戦前の学校は、花の咲く木や実の成る木は原則として植えませんでした。学校は天皇陛下の<教え>を教える神聖な場所だったからです。

しかし桜だけは特別で、パッと咲いてパッと散るソメイヨシノが好んで植えられました

大正期の小学生の男児は、桜の紋章がついた帽子をかぶり、大正末期になると、ほとんどの男児が桜をデザインした校章を採用しました。

このように学校と桜は、日本の教育史の中で、切っても切れない縁があるということです。

---
今は、そういった歴史は忘れ去られ、桜の美しさだけが残っています。

春と新年度を象徴する花、花見を通して、人と人とのコミュニケーションも深められる花としてみんなに愛されています。

しかし4月の時期、日本の南ではすでに開花が終わり、北では開化はまだまだこれからだということを忘れてはなりません。

つまり、桜が、関東を基準とした、 "一斉、一律、競争" の教育の推進に利用されてはならないのです。

桜が再び、不幸な歴史をたどることのないように、私たちはこの花を平和の象徴として愛していきたいものです。


<参考>
星とさくらと天皇と 城丸章夫

チコちゃんにきいてみたい

まず、facebookで話題になっていたお話。教頭や副校長は、校長よりも高級な車に乗らないように気を遣うというお話。(現に校長が買い替えさせたという事例も)。そういえば現場にいた頃そんな話はよく聞いていた。当時はバカらしくて聞き流していたが、あらためて考えるととんでもない話だ。

そういえば……、学校には「?」の風習がたくさんある。

講師や教育委員会の方が変えられるとき、職員総出で花道を作って見送る、管理職はサッと靴ベラを差し出さなければならない、といった「なにやってんだ?」という風習があった。

自分が講師の時にもそんなことをしようとした学校があったので、丁寧にお断りして、駆け足で帰った。

次の事例は地域差があるようだけど……、講師にはまず校長室に通して和菓子を出さなければならない、といった風習がある学校もあった。

なぜ和菓子なのかは謎。

旅館じゃないんだから、と思う。

チコちゃんに聞いてみたい。

お客様に和菓子を出すのは、入学式や卒業式に出す「桜茶」と関係があるのかなぁ?

やっぱり、和じゃないとダメみたいな??

『ボーッと生きてんじゃねーよ!!』と、チコちゃんに叱られそうだけど。

▼チコちゃんに叱られる! - NHK
http://www4.nhk.or.jp/chikochan/


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いつでもつながる学校の電話

最近の学校では、電話を四回以上鳴らしてはいけないだの、必ず自分の名前を名乗れだの、民間並みのサービスと責任管理が徹底されてきました。学校が「地域みんなの学校」から「公共サービス機関としての学校」へと変わってきた一つの証だと思っています。

さてその学校への電話……、

早朝五時台から、二十三時台まで、普通に電話がかかってきます。二十四時間体制で動いている警察や病院等ならともかく学校はそうではありません。にもかかわらず電話がかかってきて、しかもそれがつながってしまう……。

勤務時間外の電話には出なければ良い、という意見があります。確かに筋です。しかし現実的にはそうはいかないのです。

早朝電話は、欠席の連絡や、朝の部活動の練習に急に参加できなくなったことの連絡が多いです。

欠席の連絡は、基本的には電話連絡はお断りしています。近所の友だちに連絡帳を渡して連絡してほしい旨を伝えてあります。しかし保護者の方も朝早く出勤しなければならない事情の中で、近所の友だちに連絡帳を渡すというわけにはいかず、やむをえず早朝電話になってしまう……。

夜中の電話は、どうしてもその日に連絡しなければならない事情が出てしまった時や、保護者の帰宅が遅くなり、その日に確認しなければならない事案が発生した時などの電話です。

一方、教員の過重労働が続いていますので、幸か不幸か早朝や夜中の電話に出ることができてしまうのです。

一昔前は、教師個人の連絡先を公開していたものですが、今ではほんどの学校で教師個々の連絡先は公開禁止のところもあるし、禁止されていなくても、個人的に公開したくないといった考えを持っている人も多いです。

以上のような事情の中で、早朝や夜遅くに、学校に電話がつながる現象が生まれてきているわけです。

日本の子育て環境や女性の働く環境の課題、そして教員の勤務体制の問題。そして両者の関係の問題。いつでもつながる学校への電話の話題から、実に様々な問題を考えることができるようです。


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校長室

生活科(低学年の教科)の学習で校舎の中を探検していた一年生が、
「校長室って怖いよね。」
と言っていたので、何があったのかを聞いてみると、

「だって、死んだ人の写真がいっぱい飾ってあるんだもん。」

確かに校長室に飾ってある歴代校長の写真は、見ようによっては怖い写真に見えないともありません。

そこであのように歴代校長の写真を掲示する風習はいつから、どういった理由で始まったのかを調べてみたのですが残念ながらそのことについて論及したものは見つかりませんでした。

さて、日本の社会の中で自分の写真が部屋に飾られる人ってどれくらいいるのでしょうか。けっして多い数ではないと思います。

「校長」というのは、きっと昔から学校の代表として尊敬される職だったのでしょう。いや学校の代表というだけでなく地域の「名士」でもあったのではないでしょうか。

地域に根差し、職員と一緒になって子どもたちのために汗をかき、時には教育委員会にも物申す。そんな「おらが村の学校の校長先生」だったからこそ、あるいはそういった期待があったがゆえに、写真が飾られる対象であったのだと考えられるのです。

今の学校制度における「校長」の立場はどうでしょうか。国が決めた価値や基準を、他の地域に遅れのないように、一斉に一律に、地域や子どもたちに、一方的に降ろして管理していくことばかりを考えざるを得ない立場になってしまってはいないでしょうか。

教員は子どもたちを取り締まる「スクールポリス化」し、校長はそれを管理するだけの役になってはいないでしょうか。

日本の学校を、地域に、そして子どもたちの手に取り戻していかなければなりません。

そのためには学校と地域の人たちとの関係を修復し、その中で、学校の役割を再発見していかなければなりません。

学校は、地域の要求の上に立ち、独自性を大切にした教育を展開したいものです。校長先生にはぜひ、そんな学校再生の先頭に立ってほしいのです。

そして子どもたちが校長室の写真を眺めた時、「あの時の校長先生だ!」と誰もが思えるリーダーとして汗を流してほしいと思っています。


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職員室

【「学校珍百景」へようこそ】

最近の職員室は敷居が高くなりました。

担任に用事があるときでも、以下のようなルーティーンをこなさないと入れません。そしてこのルーティーンは、職員室の扉に貼ってあります。うまく言えないときには、叱られたり、やり直しをさせられたりします。


しょくいんしつのあいさつ
[はいるとき]
「しつれいします。〇ねん〇くみの 〇〇〇〇です。」
このあとに、なんのようがあってきたのかいいましょう。
(れい)
「〇〇せんせいに、ようがあってきました。」
「〇〇〇をかしてください。」
[でるとき]
「しつれいしました。」


ある日、職員室に急ぎの用事があった子どもがあわてて、「ここに、〇〇先生というお方は、おりますか?」と、武士のような言い方をしてしまい、大笑いしたことがあります。

私自身が小学生だったころの夏休み直前、職員室に入って、担任の丸つけの手伝いをしたり、当時エアコンがなかったので、担任を団扇であおいだりしていたものです。教師になってからでも、子どもが職員室を掃除していました。今では、掃除はもちろん、子どもが職員室を普通に出入りすることもできなくなっています。

職員室の敷居が高くなったのは、子どもの個人情報を保護することに厳しくなってからです。子どもの個人情報を保護することに意義はありません。ただ、たとえば職員室の敷居を高くしてしまうことで、子どもたちと教師の距離が、必要以上に離れてしまうことについては残念でなりません。

職員室の敷居が高くなったのは、子どもたちに対してだけではありません。保護者にも同様です。特に、四月の担任発表がある前の数日間は、職員室のカーテンを閉め切って中が見えないようにする学校もあります。教師の座席によって、何年生の担任なのかがわかってしまうからです。

ある日、偶然に職員室の窓をあけて、窓越しに子どもと話をしたことがあります。窓越しなので、子どもたちは厳しいルーティーンをこなす必要はありません。すると、子どもたちは笑顔で生き生きと話をしだすのです。子どもたちとの間に壁をつくっているのは、私たち教師なのかもしれません。


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卒業アルバム

【「学校珍百景」へようこそ】

時代の変化の中で「卒業アルバム」の様子も変わってきています。少し前の世代の方たちには今の卒業アルバムは「学校珍百景」に見えるかもしれません。

学校はまず、卒業アルバムの作成をどこの会社に依頼するかを決めます。ほとんどの学校では、数社の会社からプレゼンテーションをしてもらい、それを聞いて教師と保護者が話し合って決めます。

その中でそれぞれの会社は、他社にはない様々な工夫をするようになってきました。地域によって違いはあると思いますが、私の周りの様子をいくつか紹介してみたいと思います。

一つ目は、アルバムに掲載してある写真に加えて、動画や音楽会での合唱の歌声などをCDにして「付録」として付けるアルバムが出てきています。

二つめは、以前は学級ごとのページでは集合写真が多かったのですが、最近では、子ども一人ひとりの「個人写真」を並べるものが増えてきています。これは、集合写真を撮る日に欠席してしまう子への配慮もありますが、個人を大切にする最近の考え方と無関係ではありません。

三つ目は、これまでは集合写真で欠席してしまった子は写真の上部に四角い写真で付け足されていたものですが、今は、ほとんど合成写真で処理します。合成技術が進んでいて、その日に欠席した子も、その場にいたような写真が出来上がります。

四つ目は、個人の住所を掲載しなくなったことです。これは個人情報保護のために、もうかなり前から取り組まれていました。取り組まれ始めた当時は、同窓会などの連絡で不便ではないかという声もありましたが、今はネット時代なので、そういった不便はないようです。

五つ目は、卒業アルバムを請け負う会社は、卒業アルバム作成だけでなく、学校行事のスナップ写真も扱い、それを販売することがあります。以前は、校舎の廊下にズラッと貼り付けてその番号を書いて注文していたのですが、最近では、それをネット注文する会社も出てきています。

さて、そんな様変わりしつつある卒業アルバムですが、かなりの高額です。そんな卒業アルバムを六年生の教師は、私費で購入していることは、あまり知られていないようです。


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連絡網

【「学校珍百景」へようこそ】

学校の電話連絡網がなくなりつつあります。

1つ目の理由は、両親共に仕事をしていて昼間は不在の家庭が増えたことがあります。

昼間は不在なので連絡が回りません。しかたなく夜に電話をすることになり、その日のう
ちに連絡が回りきらなくなりました。

携帯電話の番号にかければ良いという意見もありますが、プライベートな携帯電話の番号は知らせたくないという思いがあります。

2つ目は、個人情報保護の声が強くなり、紙に電話番号を公開することを問題視するようになったことです。連絡網は子どもが持ち帰るので、帰宅途中に落としたり失くしたりするケースも少なくないのです。

3つめは、近所付き合いが希薄になり、声で伝えることに抵抗のある保護者が増えてきた、ということがあります。保護者間の人間関係にトラブルがある場合は、連絡する順番を変えてほしいと連絡してくることもあります。

このように、連絡網をめぐっては、個人情報の保護の問題や、地域の保護者同士の関係の問題など、大きくて深いテーマがあります。

一方、紙の連絡網に代わって、あるいは、紙の連絡網を残しつつ、最近では、一斉メールのシステムを利用している学校が増えてきています。そのメールは、学校全体、学年ごと、学級ごと、部活動ごとと、それぞれのグループごとに配信している学校もあります。

こうなってくると、緊急の連絡だけでなく、林間学校や修学旅行などの宿泊学習での子どもたちの様子を現地から伝え、学校に到着する時間も連絡できますし、実際にそのように利用している学校もあります。

しかしこの一斉メールシステムもまだまだ課題が多いことも確かです。

まずは、メールを利用していない人や、様々な理由で登録できない人への配慮です。

そして、一見「便利」になったように感じるかげで希薄になりがちな「人間関係」についても考えなければなりません。

「人間関係」を広げたり、深めたりするのには「手間」と「時間」がかかります。「手間」がかかることを面倒だと感じ、その時間が保障されていない社会ではいけないのだと思うのです。


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下敷き

【「学校珍百景」へようこそ】

学校で使う「下敷き」については共有できる思い出がたくさんあるのではないでしょうか。静電気起こして髪の毛を立たせた思い出、太陽を透かして見たこと、団扇の代わりにパタパタあおいで先生に叱られたこと、エトセトラ。

ところが日本人なら誰でも知っているこの「下敷き」を当たり前に使っているのは、どうやら日本だけのようなのです。そういった意味でこの「下敷き」も「学校珍百景」と言えます。

日本の学校で「下敷き」が当たり前のように使われるようになったのは、一つは日本の学校の机の上は複数の木の板で組まれていたり、蓋になっていたりしていて、デコボコであったということがあります。さらには、そこに「いたずら描き・彫り」がされていて、その上に紙を置いて文字が書ける状態ではなかったということです。

二つ目の理由は、ノートの紙の質の問題です。当時のノートの紙は、下敷きを使わないとその裏のページが極端にデゴボコになったり字が写ったりしてしまったのです。一方、欧米では、ペンでノートをとることが多いので「下敷き」は必要なかったということだと思います。

ところが最近の子どもたちは、この「下敷き」を使いたがらないのです。指導しないとほとんどの子が使わなくなります。

理由は「いちいちノートに挟むのが面倒だから」「プリントの大きさに合わないから」(A版のプリントが増えてきています)「下敷きを使ったときのツルツル、コツコツした感じが嫌い」。そして、机の上も、昔の机とは違いきれいに平らになっているし、ノートの紙の質も良くなっているので、「下敷き」を使う理由がないのかもしれません。

日本の学校の場合、「筆記用具」と言えばその中に必ず「下敷き」が含まれています。しかしそろそろこの「下敷き」を使うべきかどうかの検討があっても良いのかもしれません。しっかりとした筆圧で書くことも大切ですが、その筆圧に違いがあるのは当然です。

筆圧によっては「下敷き」がない方が書きやすい子どもがいてもおかしくありません。こういった面についても、多様性を認めなければならない時代になったのかもしれません。


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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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