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子どもに寄り添うことの厳しさ

イケイケの先生に子どもはついていくように見えます。イケイケの教師と言うのは、表情が豊かで、テンションが高く、ユーモアがあり、ほめる時・叱る時のメリハリのある教師です。

そういった素敵な教師だと、実際ほとんど子どもは喜んでついていくのですが、ついていけない子が出てくることがあります。また、子ども同士の中にも、ついていけない子に冷たい態度をとる場合があるので注意したいものです。

ちなみに私は、イケイケではありません。表情がなく、テンションも低く、あまり叱ることをしません。甘い教師と批判されることもあります。今回現場に復帰して、ビシッとしめてくれると期待した方が多かったと思うのですが、期待外れで申し訳ないと思っています。

実は私は、ビシッとしめる教師だったのです。しかしそれは、自己満足なだけであって、逆に子どもたちを苦しめ、苦しみを増幅させ、なんの問題も解決できないと経験した時、子どもたちを「こちら」に引っ張っていくこと、極端なリーダーシップをとることをやめたような気がします。

子どもたちの苦しみや不安に寄り添い、一緒になって頭を抱え、解決の道をさぐることの厳しさ、つらさを味わっています。外からの「すぐに解決せよ」という要求、ビシッと言えば済むことだろうという意見、そういった意見に囲まれても、それでも子どもに寄り添うことができるのかどうかが問われているような気がします。


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子どもの指導が厳しいのか…、それとも……

日本全国の小学校の教室で、なかなかうまくいかない子どもの生活指導についての悩みが大きいのではないでしょうか。

発達障がいを持つ子、愛着障害の子、そしてそれを押さえようとするために発生させてしまう二次障害の問題。

一方で、競争にこだわる子、なくならない、いじめ、迫害、暴力……。

そういった事実について思うように指導ができない、自分も含めた日本の教師とは……。

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一つは、教室の中でモグラ叩きのように同時多発的に発生するトラブルに対応できる環境にいないということ。40人学級を基本にした日本の学級定数体制の中では、子どもたちのトラブルに寄り添う指導は難しいのです。

二つ目が、
  トラブル解決=ちゃんとさせる、言うことをきかせる
といった価値観から抜け出せない教師の価値観。

三つ目が、一斉・一律、競争を強いる教育行政の問題。

教師の質の問題など、微々たるものです。

どうしても質の問題を問うのであれば、教師をとりまく問題に、問題意識が持てるか、持てないか、ということだになると思います。


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これが現場感覚だ

2年間、学生さんたちに現場のことを話していて……、自分の話していることがズレてきた……、と感じ始めたのが、もう一度現場に立ってみようと思い立った始まりだった。

そして、忘れていた現場感覚……、伝えなければならない現場感覚の "ネガティブの側の感覚" を思い出した。それは……、

人間としての尊厳、権利、プライドが、同僚や時には子どもたちによってズタズタにされ、それでも真っ直ぐに笑顔で立っていることが強いられているように感じる感覚……。

生活にメリハリをつけようと思っても……、子どものこと、そして遅れている授業や締め切りが迫っている事務作業のことがずっと頭から離れない感覚……。

こんなつらい感覚を背負いながらも……、一方でそれを乗り越えるだけの魅力があったはず

今度は、前向きな感覚を思い出そうと思う。


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文書表記の統一?

最近は学級通信も気軽に発行できないな…、と思うわけです。

理由は、文章表記の統一が厳しく言われ、漢字にするべきもの、ひらがな表記の方がよいもの、等々、市町村単位で統一されていて、教師が保護者に配布する文書に関しては特にチェックが厳しくなっているからです。

( ̄‐ ̄)。oO(市町村によって表記基準が違うのも変だ……)


人づき合いに、味がなくなったなと思います。

保護者と担任の間のコミュニケーション通信は公文書ではない…、と思っているのは、もう私の世代だけなのでしょうか。

これではもう、教師は身動きが取れないし、意欲も失せると思うわけです。





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学校現場のパワハラ問題

国家主導による「一斉・一律、競争」の教育が具体的な形で現場に降りてくる時代になり現場の人間関係で悩む教師が増えてきています。上からの伝達事項が増えたり、成果を求める動きが増えたりする中で、強引な指示命令によるパワハラ問題が急増しています。

「労働問題弁護士ナビ」によると、
https://roudou-pro.com/columns/45/
パワハラとは『地位や優位性を利用した苦痛を与えて職場環境を悪化させること』と定義されています。国家が、現場の地位や優位性に依拠して目的を果たそうとしているのですから、当然そういった問題が発生してきます。

全国各地のパワハラ問題の中身を聞いてみると「きちんとやらせる」「静かにやらせる」「成果を出させる」の三つの目的でパワハラ問題が発生しているようです。その中で、子ども一人ひとりの子どもの思いや苦悩は扨置かれています。そして教師はその間に立って苦しんでいるという図式。

教師の精神的疾患による休職者数は5万人以上。薬を飲みながら仕事をしている人を合わせると、10万人にものぼるのではないでしょうか。教師はその目をどちらに向けるべきなのか、あらためて確認する必要があります。


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保護者に妊娠することを咎められる?

教師の妊娠が保護者からクレームを受けたり、職場に「妊娠順番ルール」があるなど、世間では信じられない学校現場の現実がネットで話題になった。

さらには、妊娠して休むことになっても、代わりの教師がいないといった状況の中で、ますます「教師は子どもがうめない」といった声は広がるばかり。

こんな職業に就きたいと思うわけがない。採用試験の倍率が極端に下がっていることを大学教育の責任にしようとする流れもあるが、これはどう考えても失政である。

しかし、少なくとも私の周りでは、教師の妊娠が保護者や同僚に歓迎されなかった事例はなかった。保護者からもあたたかい拍手とお祝いをしてくれた。(ただし、代わりがいなくて教務が担任をした事例はあった)

保護者からクレームを受けるのは管理職の対応の失敗と、それまでの学校と保護者の関係の崩れが大きいのだと思う。保護者は、新しい命を歓迎しない人はいないと思うのだ。

妊娠⇒保護者からクレームといった事例は事実としてあることは理解しているが、だからといって今の保護者の皆さんが非常識であったり、クレーマーの集まりのように考えるのは間違いだと考えている。

保護者は敵ではない。

それどころか、私にとっては、私自身を守ってくれた最後の砦であった。


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文科省・教育委員会は教師の健康を守れ

体調を崩している教師が増えている。

私も退職近くの数年間は、毎年入院した。

教師の健康診断は義務付けられている。

若い時に健康診断を面倒がっていた私に、子どものために義務付けられているんだと教えてもらった。

今は、子どものためだけでなく、教師自身のために健康には留意してほしいし、気兼ねなく休める体制をとってほしい。

今は、代替・代行教員がいなくなってしまって、教師が休むことが許されない空気が現場に広がっている。

これでは、無理をして命を落とす教員がいても、さもありなん…、である。

カウンセリングをすすめるのであれば、気軽に相談できる体制と雰囲気づくりも大切だ。

カウンセリングを受けた教師が力量の無い教師だと見られる傾向がないだろうか。

もしそういった空気があるならば、管理職の責任で、早急に改善してほしい。

小学校教員の採用試験競争率が全国的に極端に下がった。

教育の根底を崩しているのはいったい誰なのか、ということだ。

休日出勤

休日、土日に学校で仕事をすることについて、以前は完全に否定的でした。しかし今は、否定できない。平日にいくら仕事をしても、毎朝早朝6:00に出勤しても、やらなければならないと強いられている仕事が終わらないのが学校現場の現実だからです。

定年間近だった私は、早朝6:00に出勤して、午後はできるだけ5:00〜6:00に退勤することにしていました。このサイクルは、超過勤務2時間〜3時間程度です。しかしこれでは仕事は終わらない……。

休日出勤しないとしたら、午後も7:00、8:00まで仕事をしなければなりません。早朝2時間、夜に3時間、毎日5時間程度の超過勤務でやっと追いつく。そしてそれをずっとずっと続けなければならないのです。

休日出勤をしなければならなくなるもう一つの理由は、職場と自宅の情報量が圧倒的に違うこと。市町村によってはネットを利用して自宅でも教育委員会のサーバーが利用できるようになっています。つまり自宅でもある程度の仕事はできるのです。しかしある時ふと必要だと思いつく情報や道具等々、学校にしかない場合が多いのです。

部活動を行っている職員はもっと大変。今回超過勤務として計算した時間帯に部活動をしているわけで、その上にさらに「学校の」仕事をしなければならない。いかに部活動が大変で、異常な実態になっているのかがわかります。

5月の連休にも出勤する教師がたくさんいるのではないかと思います。教育委員会は、防犯システム解除の実態を調査し、教師の勤務実態をリアルに把握するべきです。

教師の精神的疾患や自死、そして過労死。なかなか取り上げられないので気がつきませんが、少なくとも私のまわりでは普通に耳に入って来るようになっています。

まずはこの実態を世間に、リアルに知ってもらわなければならないと思っています。




順番を間違えたのでは?

 勤務していた地域の学校もタイムカードになるらしい。それはそれでいいと思うのだが、タイムカードにすることで超過勤務問題が解決したと考えるのは間違い。問題は仕事量が多すぎることであり、その仕事量や、それをこなすシステムを改善しなければならないからである。

 タイムカード……、どうなんだろう…??経験が無いのでなんとも言えない。導入している地域・学校では、退勤処理をしてから仕事をするのは普通だという話も聞いたことがあるし、出勤処理は自分でやるけれど退勤処理は管理職がやるという話も聞いたことがある。

 タイムカードに予算をかけるまえに、職員を増やすことにお金をかけるのが先だったのではないだろうか。市職の職員が減らされるという話も聞いている。
 
 どうも…、順番を間違えているような気がしてならない。

    


「学校現場のハラスメント」事例報告

久しぶりのハラスメント報告です。

----↓ここから↓----
先日、道徳評価 所見下書きを提出したところ、以前職員会で提案された文章と比べて書きぶりが違うので変更するように指示されました。私は、職員会で提案された文章は一例だと思い、でも参考にして書きました。管理職はその例文と違う書き方が許せなかったようです。書き始め、どの教材から学んだのかの括弧の使い方、明らかに例文を真似てないとダメだったのです。そして「理解していました」と言う表現もダメでした。教務は「初めての所見だから学校統一の形を作って行きたい」と言いました。納得行きませんが事務が進まないのは嫌なので書き直しました。自由が奪われた感は否めません。きちんと授業をしていたので所見に困る事は無かったのに、例文に従えなんて大きなお世話でした。
----↑ここまで↑----

これが子ども一人ひとりの評価として成立しているのか、ということですね。

「学校現場のハラスメント」事例報告フォーム


    

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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