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教師の子育てはもっと語られるべき

教師も子育てをしながら勤務していることはあまり語られない。

保育園事情は、一般の人たちと変わらない。

異常で理不尽な教師の働き方が語られる時代になり、

教師はどのように子育てをしているのだろうか。


3.11の時、日本の多くの教師は自分の子どものことを心配する前に、目の前の子どもたちの安全を優先した。

教師というのはそういう職種であるということが、教師自身の子育てについてあまり語られない理由の一つなのかもしれない。


教員の中にも育休をとる男性職員が増えてきた。

しかしまだまだまわりの理解を得るには時間がかかるようだ。

奥さんも休んでいるのになぜ?と陰口を言っている人がまだまだ多いらしい。

実は、産休制度は教師はいち早く実現させたことはあまり知られていない。

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研修アレルギー

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教員採用試験の競争率の極端な低下や、教員のなり手のなさなどから、教師の質の問題が話題になりつつあります。

それで、文科省や教育委員会は、教師に研修を課すことでその責任から逃れようとしています。

しかし先日も述べたように、教師の仕事の特徴は、上からの研修だけでは力量がつかないということがあります。そればかりか、その研修が、逆に教師が力を発揮するじゃまをすることさえあります。

教員免許更新が廃止になることが決まった時、現場の多くの教師は、それ以上の研修制度ができないか心配しました。現場はそれほど、研修を警戒しています。研修アレルギーなのかもしれません。

研修が子どもとの時間を奪い、子どものリアルな苦悩に目を向けずに、無神経な正義を押しつけなければならなくなることへの、多くの教師の警戒感があるのです。

教師は上からの研修では育ちません。教師は、子どもたちから学びます。ゆえに子どもたちと一緒にいる時間を保障すること、子どもたちの話を聞く心の余裕を持つこと、それが
教師の質を高める一番の近道なのです。

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負荷と質の向上

担任に負荷を書ければ教師の質が上がると、上の方たちは本気で考えているふしがある。

それが担任補助教員を置かない市町村の言い訳にもなっている。


日常的に授業をしながら、暴れてしまう子どもを指導するのは至難の業。

どうしても担任補助が必要。

それが置ける地域と置け(か)ない地域がある。

置かない理由を。教師の質を下げないためだというのだ。


教師の質っていったいなんだ?というところから議論が必要だ。

大切なことは、子どもの学ぶ権利ではないのだろうか。

それが保障できない教師や学校、市町村はやっぱりおかしいと言わざるを得ない。

お席のみのご予約も承っておりますので、お気軽にお電話ください。
047-727-5736
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電車の車内で丸つけ

お昼過ぎの13:30頃、空いた電車に乗車。

すると前の席に座っていた女性が突然カバンから小さなプリントを取り出して丸つけを始めた。

本当は、たとえ小さなものでも、子どもの個人情報にあたるものは持ち帰ってはいけない。

おそらくどこかの小学校の先生だと思うのだが、教師がこんな時間に電車に乗っているということは、体調を崩して早退したのかもしれない。

そう言えば顔色がかなり悪い。

それでも電車内で仕事を済ませなければ安心できないのかもしれない。そこまで追いつめられている感じがした。

心配になり、思わず手伝ってあげようと思ったが、もちろんできるはずもなく、私が先に降りることになった。

ゆっくり休んで体調を戻してほしいと思った。

(*ᴗˬᴗ)⁾⁾

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子どもにはさわれない

今の小学校の先生は安易に子どもを抱っこしたり膝の上にのせたりすることができません。

私がかろうじて許された最後の世代でしょうか。

それでも退職する直前の時期には子どもの身体に触れないように注意されたこともあります。

「タカイタカイ」や、

手をもってグルグル回してあげることは高学年でも喜ぶのですが……。


ヨーロッパでは、子どもの身体をマッサージしたり、

意図的にふれることで安心と信頼を得るカウンセリングも研究されている

ということを聞いたことがあります。

また時代が変われば、対応が変わるのかもしれません。

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子どもに寄り添うことの厳しさ

イケイケの先生に子どもはついていくように見えます。イケイケの教師と言うのは、表情が豊かで、テンションが高く、ユーモアがあり、ほめる時・叱る時のメリハリのある教師です。

そういった素敵な教師だと、実際ほとんど子どもは喜んでついていくのですが、ついていけない子が出てくることがあります。また、子ども同士の中にも、ついていけない子に冷たい態度をとる場合があるので注意したいものです。

ちなみに私は、イケイケではありません。表情がなく、テンションも低く、あまり叱ることをしません。甘い教師と批判されることもあります。今回現場に復帰して、ビシッとしめてくれると期待した方が多かったと思うのですが、期待外れで申し訳ないと思っています。

実は私は、ビシッとしめる教師だったのです。しかしそれは、自己満足なだけであって、逆に子どもたちを苦しめ、苦しみを増幅させ、なんの問題も解決できないと経験した時、子どもたちを「こちら」に引っ張っていくこと、極端なリーダーシップをとることをやめたような気がします。

子どもたちの苦しみや不安に寄り添い、一緒になって頭を抱え、解決の道をさぐることの厳しさ、つらさを味わっています。外からの「すぐに解決せよ」という要求、ビシッと言えば済むことだろうという意見、そういった意見に囲まれても、それでも子どもに寄り添うことができるのかどうかが問われているような気がします。


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子どもの指導が厳しいのか…、それとも……

日本全国の小学校の教室で、なかなかうまくいかない子どもの生活指導についての悩みが大きいのではないでしょうか。

発達障がいを持つ子、愛着障害の子、そしてそれを押さえようとするために発生させてしまう二次障害の問題。

一方で、競争にこだわる子、なくならない、いじめ、迫害、暴力……。

そういった事実について思うように指導ができない、自分も含めた日本の教師とは……。

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一つは、教室の中でモグラ叩きのように同時多発的に発生するトラブルに対応できる環境にいないということ。40人学級を基本にした日本の学級定数体制の中では、子どもたちのトラブルに寄り添う指導は難しいのです。

二つ目が、
  トラブル解決=ちゃんとさせる、言うことをきかせる
といった価値観から抜け出せない教師の価値観。

三つ目が、一斉・一律、競争を強いる教育行政の問題。

教師の質の問題など、微々たるものです。

どうしても質の問題を問うのであれば、教師をとりまく問題に、問題意識が持てるか、持てないか、ということだになると思います。


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これが現場感覚だ

2年間、学生さんたちに現場のことを話していて……、自分の話していることがズレてきた……、と感じ始めたのが、もう一度現場に立ってみようと思い立った始まりだった。

そして、忘れていた現場感覚……、伝えなければならない現場感覚の "ネガティブの側の感覚" を思い出した。それは……、

人間としての尊厳、権利、プライドが、同僚や時には子どもたちによってズタズタにされ、それでも真っ直ぐに笑顔で立っていることが強いられているように感じる感覚……。

生活にメリハリをつけようと思っても……、子どものこと、そして遅れている授業や締め切りが迫っている事務作業のことがずっと頭から離れない感覚……。

こんなつらい感覚を背負いながらも……、一方でそれを乗り越えるだけの魅力があったはず

今度は、前向きな感覚を思い出そうと思う。


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文書表記の統一?

最近は学級通信も気軽に発行できないな…、と思うわけです。

理由は、文章表記の統一が厳しく言われ、漢字にするべきもの、ひらがな表記の方がよいもの、等々、市町村単位で統一されていて、教師が保護者に配布する文書に関しては特にチェックが厳しくなっているからです。

( ̄‐ ̄)。oO(市町村によって表記基準が違うのも変だ……)


人づき合いに、味がなくなったなと思います。

保護者と担任の間のコミュニケーション通信は公文書ではない…、と思っているのは、もう私の世代だけなのでしょうか。

これではもう、教師は身動きが取れないし、意欲も失せると思うわけです。





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学校現場のパワハラ問題

国家主導による「一斉・一律、競争」の教育が具体的な形で現場に降りてくる時代になり現場の人間関係で悩む教師が増えてきています。上からの伝達事項が増えたり、成果を求める動きが増えたりする中で、強引な指示命令によるパワハラ問題が急増しています。

「労働問題弁護士ナビ」によると、
https://roudou-pro.com/columns/45/
パワハラとは『地位や優位性を利用した苦痛を与えて職場環境を悪化させること』と定義されています。国家が、現場の地位や優位性に依拠して目的を果たそうとしているのですから、当然そういった問題が発生してきます。

全国各地のパワハラ問題の中身を聞いてみると「きちんとやらせる」「静かにやらせる」「成果を出させる」の三つの目的でパワハラ問題が発生しているようです。その中で、子ども一人ひとりの子どもの思いや苦悩は扨置かれています。そして教師はその間に立って苦しんでいるという図式。

教師の精神的疾患による休職者数は5万人以上。薬を飲みながら仕事をしている人を合わせると、10万人にものぼるのではないでしょうか。教師はその目をどちらに向けるべきなのか、あらためて確認する必要があります。


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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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