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全体として運動能力は落ちているという事実

サッカーではヨーロッパのクラブチームで活躍する選手が次々と生まれています。

ゴルフの渋野選手は全英女子オープン2019で優勝し、テニスの大坂選手は全米、全豪で優勝しています。

アメリカメジャーでは大谷選手を始めとする多くの日本の選手が活躍し、バスケットでは八村選手や渡辺選手が活躍しています。


他にも、卓球やラグビーなど、日本の選手は世界に通用する実力をつけています。

今年もしオリンピックが開かれていたら、多くの種目で金メダルがとれていただろうと言われています。

日本のスポーツ界は優秀で、若者たちの身体能力はどんどんアップしているように見えます。

そして、子どもたちの身長、体重などの体格も、親の世代である30年前と比較すると上回っているのです。


ところが、文部科学省が行っている「体力・運動能力調査」によると、現在の子どもの体力・運動能力は、ほとんどのテスト項目において、子どもの世代が親の世代を下まわっていることをご存じでしょうか。

さらには、子どもたちの生活習慣病の増加やストレスに対する抵抗力の低下なども問題視されています。


一流スポーツ選手が生まれている一方で、体力は全体的には落ちている……、こんなにも格差が出ているのは教育政策の問題です。

小さい頃から運動できる環境にある子、努力できる環境に育った子がトップで活躍し、その他多くの子どもたちは、スポーツする権利が奪われていないか?という問題について考えていかなければなりません。
\( 教育の新自由主義化、自助を強要する問題。 )/

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ハンコ文化は苦手

ハンコを押すのが昔からへたくそだった。

出勤簿の印鑑は、いつもムラが出る押し方になってしまう。

シャチハタでさえ、きれいに押せない。

根っからの不器用者だ。


卒業証書の学校印や割印を印刷にしたらどうかと提案して、冷たい教師だとそれこそ烙印を押されたことがある。

手作業でやるからこそ、子どもたちに愛が伝わるという。

そんなことはないと思う。

学校印を押すことで、子どもへの愛を主張したいとは思わない。

ハンコ文化がなくなるのであれば、それこそ卒業証書の学校印や卒業生名簿との割印も廃止してほしい。


それでも、ハンコ文化がなくなると寂しい気持ちになるのはなぜだろう。

ハンコ業界もこれから大変な時代になるのだと思う。


時代というのは、寂しさと、時には残酷さを引き連れて動いていく。

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新自由主義教育の行先

自助努力、自己責任を強いる教育が今後ますます強まるような気がします。

今でも、学力・進学、運動・スポーツを本格的に取り組むのには、自助で取り組まなければなりません。

その結果、格差が広がったばかりでなく……、たとえば、世界で通用するスポーツ選手は出てきているのに、全体として子どもの運動能力は落ちています。


現在は、ソフトな面で自助努力が求められる教育ですが、今後は、ハードな面でも自助努力による競争が進む気がします。

30人学級のための予算を国が全て負担せず各自治体にも予算を出すように求めたとしたら、それができる自治体とできない自治体との間に格差が生まれます。

また、「個別最適化」は、将来的に複線型学校制度を生み出すかもしれません。

あなたに合った学校コースはこちらですと、一方で上に上がる飛び級を許しながら、再チャレンジの保障のない複線型になる可能性もあります。

過去に、中高一貫校、小中一貫校、633制学校、フリースクール…、といった、幼稚園保育園、フリースクールも巻き込んだ、複線化した学校体制を試みています。

しかし、この方向は、なかなかうまくいかなかったと私は見ています。


教育の機会均等とは何でしょうか。

教育を受ける権利とは?

そういったことが問われる時代になります。

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教育的意義・地域文化を大切にした縮小を

コロナ禍で、運動会が中止になったり簡素化されたりしています。

コロナ前からも、運動会を半日にする地域が話題になっていました。

SNSでの教師の発言を読んでみると、半日運動会賛成の意見が多いです。

教師の負担が運動会を削るまでに深刻化していたということです。


今年の運動会は、午前中だけの運動会が多いようです。

全校で集まることもなく(たとえば3学年ずつ校庭に出る)、家族で食べるお弁当もない学校が多いです。

参観は、家族2名まで、と限定している学校もあります。


そして、午前中で運動会を終えて、午後は授業を行います。

運動会は削るけれど、授業時数の確保は譲れないということのようです。


こういった動きが、今年だけの話になるのか、それとも今年をきっかけにして、学校行事は削減・縮小の方向で行くのか、注目していきたいと思います。

いずれにしても、教育的意義や、地域の文化としての学校行事という視点も含めて検討してほしいと思っています。

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「自己責任」の政治姿勢の中で

自己責任で競わせつつ取り組む「新自由主義」政策は、内閣が変わっても相変わらずのようで、そればかりか強くなっているような気がしています。

内閣府の「新婚生活60万円補助」の取り組みも、「結婚新生活支援事業」を実施する市区町村に住んでいなければ支給対象外となっています。東京都では選定された自治体は一つもなく、全国でも260市町村しかありません。

お金が出せる市町村で取り組むことを宣言することで、自治体を自己責任で競わせて頑張らせるという手法です。


自民党教育再生本部は、「30人学級」実現へ法改正求める方針を打ち出しました。

よし!ぜひ実現を!!と思ったのですが、予算が出せる自治体のみということになると話は変わってきます。


各自治体自己責任で取り組んでください。国が出すお金や準備は少しだけです……。という新自由主義的な手法は、一見、活性化を生み出すように見えますが、一方で格差の問題や、不平等の問題も出てきます。

全ての国民の暮らしを守り、すべての子どもたちの教育を受ける権利を守る政治を進めてほしいと思っています。

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集団の中で学んでいない子どもたち

運動会や修学旅行のような学校行事が、中止、あるいは簡素化される中、子どもたちは「集団の中で学ぶ」機会が少なくなっています。

※教師の理不尽な負担を強いる学校行事については簡素化されるべきだと考えています。

「集団の中での学び」とは、統率的に、管理的に、同調的に同じ行動を強いることではありません。

仲間との交わりの中で発生する意見の対立やトラブルを通して、共同のあり方や、行動することの意味を学ぶことです。

そしてその中で、自由と権利を獲得することです。


修学旅行の部屋割りでは、毎回揉めます。

揉めることを避けるために、意図的に出席番号順にしたり、くじ引きにしたりする実践もありますが、私はあえて揉めることを選択しました。

その結果、部屋の定員数に柔軟性を持たせることや、部屋割りとは別なグループ活動を多様に持つことを子どもたちの意見で獲得したことがあります。


何もかも上から準備してしまうことは、子どもたちの学びにはならないことは教師はわかっていますが、その時間的余裕がない事もまた事実です。

つまり、教師の働き方改革は、子どもたちの指導や学びとは切り離せないものだということですね。



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養護教諭の複数配置を

先日も書いたように、保健室の先生の複数配置を強く望みます。

▼保健室がパンクしないために
https://shiozaki.blog.fc2.com/blog-entry-5065.html

インフルエンザだけでもこの時期、保健室は「立ち休み(たちやすみ)状態」。

コロナ禍で発熱に敏感になっている中、保健室に駆け込む子どもは増えるし、学校側もきちんとした対応をしなければなりません。

千葉県浦安市の組合交渉での教育委員会の答えは、市の職員として準備するのは予算的に無理なので保護者のボランティアを呼びかけたい…、ということだったらしいです。

ちなみに養護教諭の仕事は、具合の悪くなった子どもの対応や、子どもの成長管理だけではありません。

心の相談相手になることも大切な仕事です。

今では、カウンセラーの先生が常勤する地域が増えてきましたが、まだまだそれは「当たり前」ではありません。

養護教諭のように、「子どもを評価しない職員」の存在は、子どもたちにとってとても大切な存在です。

担任の先生は好きだけど、この話はできない……、といった悩みがあった時、その話ができる大人が学校にいることは子どもたちにとっては安心です。

ただし、養護教諭の仕事は、他の職員以上に大変な状況になっています。

なかなかそこまでの仕事をお願いできない現実があることもぜひ知ってほしいです。

そういった意味でも、複数配置はお願いしたいです。

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自分たちは無力ではない(終)

日本の場合、自分の意見を述べたり、異議申し立てをすることは、同調主義に反し、排除の対象になる恐れがあると感じられています。

また、勇気を出して意見を述べたり行動を起こしたりした時の、その後の「気まずさ」を解消するマナーを日本人は持ち合わせていないこともあるのかもしれません。

そういった意味で、日本はもっと、潤滑油としてのユーモア、ジョーク、そして風刺の文化を進化発展させるべきだと思うのです。

日本の笑いが、ユーモアやジョークに発展せずに、自虐や他者への茶化しにとどまっている問題と、「何をしても無駄だ」という意識とは無関係ではない?と問題提起しておきたいと思います。


教育はもっと "自治的" でなければならないと考えています。

もちろん教師は、学びを提供をしつつも、 "子どもたちの子どもたちによる子どもたちのための学び" を創り出していく必要があるのだと考えています。

<参考>
意見表明から社会制作へ
藤井啓之
(生活指導10-11月号P32-39)

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自分たちは無力ではない(2)

日本の若者が、社会課題があると思いつつ、「口には出せない」「自分の力ではどうしようもない」「何をやっても無駄」と考えるようになったしまった日本の教育の問題を考えてみました。

まず考えられることは、

実は、意見表明は促しているのだが、その「意見」とは、

「解」を求めるための意見、

"期待される意見探しのための" 意見、


であり、

◎現状や学校・教師の指導に対しての異議申し立て、

◎改革案としての創造的な意見


を教育として求めていないことにあると考えます。

その切り口で、授業の発問や、子どもの意見表明の引き出し方について実践研究が求められます。


一方で、意見を述べる時は、自分の思いは押さえて、相手や周りに忖度して意見を言うことが "美しい生き方" という日本の家父長的、封建的文化が根強いということもあるのかもしれません。

もう一つ大切なことは、「何をやっても無駄」という教育は、権力の思うつぼであり、国の腐敗を生み出すということです。

若者たちのフレッシュな意見や発想が、未来の国を創っていくのだと思います。

……つづく

<参考>
意見表明から社会制作へ
藤井啓之
(生活指導10-11月号P32-39)

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自分たちは無力ではない(1)

藤井啓之(日本福祉大学)さんが、「生活指導」誌10-11月号において、「18歳意識調査」(日本財団2019)の結果と考察を書いています。

それによると、

〇自分は大人だと思う
他国の8割がYES
日本…29.1%で最下位

〇自分は責任のある社会の一員である
ほとんどの国の若者9割がYES
日本…44.8%

〇自分で国や社会を変えられると思う
他国では、39.6%~83.4%と幅がある
日本…18.3%

〇自分の国に解決したい社会課題がある
日本…46.4%

〇自分の国に解決したい社会課題について積極的に議論している
日本…27.2%

〇自分で国や社会を変えられる
日本…18.3%

日本の若者は、社会課題があると思いつつ、「口には出せない」「自分の力ではどうしようもない」「何をやっても無駄」と考えているということです。

このような意識になってしまう日本の教育の問題とは……

そして、子どもを権利主体として育つ指導とはどうあるべきかを考えてみたいです。

……つづく

<参考>
意見表明から社会制作へ
藤井啓之
(生活指導10-11月号P32-39)

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しおちゃんマン★ブログ

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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