2023/01/28
地域と学校
昔の学校(※)は、地域の中に、もっと信頼されながら位置づいていた。親子で同じ小学校に通う子も少なくなく、親同士も幼馴染のケースも普通にあった。
※1960年代以前の高度成長期前の時代。高度成長期時代から核家族化が進んだと言われている。
学校は、地域の中の「オラが町の学校」をとして、住民同士をつなぐ役割も果たし、地域と学校との関係も、良い関係にあった。
オラがまちの学校の校長は、地域の中でも名士として尊敬され、校長室には代々の校長の写真が飾られた。
しかし、そんな地域の中の学校がいつしか乖離し、住民と対立的な関係になってしまった。
校長職は、地域の代表・名士ではなく、教育行政の中間管理職になってしまった。
同時に、地域住民同士のつながりも希薄になった。
人と人とを繋ぐ役割を果たしていたはずの学校が、子ども同士のトラブルを通して、保護者同士のトラブルへと発生させてしまう装置として存在してしまうこともある。教師と保護者とのトラブルも相変わらず続いている。
そんな中、教育政策は、学校を地域に開く...という言葉を使いながら、地域の人々に、学校(に)協力するように求めている。そこには、学校(と)一緒になって子供を育てていこうというスタンスは見えてこない。これではいつまでたっても、学校と地域は和解できない。
子どもの数が減ってきている。これを機会に、地域の中の学校の新しい姿を模索し始めていいのだと考える。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
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