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地域と学校

昔の学校(※)は、地域の中に、もっと信頼されながら位置づいていた。

親子で同じ小学校に通う子も少なくなく、親同士も幼馴染のケースも普通にあった。

1960年代以前の高度成長期前の時代。高度成長期時代から核家族化が進んだと言われている。

学校は、地域の中の「オラが町の学校」をとして、住民同士をつなぐ役割も果たし、地域と学校との関係も、良い関係にあった。

オラがまちの学校の校長は、地域の中でも名士として尊敬され、校長室には代々の校長の写真が飾られた。

しかし、そんな地域の中の学校がいつしか乖離し、住民と対立的な関係になってしまった。

校長職は、地域の代表・名士ではなく、教育行政の中間管理職になってしまった。

同時に、地域住民同士のつながりも希薄になった。

人と人とを繋ぐ役割を果たしていたはずの学校が、子ども同士のトラブルを通して、保護者同士のトラブルへと発生させてしまう装置として存在してしまうこともある。教師と保護者とのトラブルも相変わらず続いている。

そんな中、教育政策は、学校を地域に開く...という言葉を使いながら、地域の人々に、学校(に)協力するように求めている。そこには、学校(と)一緒になって子供を育てていこうというスタンスは見えてこない。これではいつまでたっても、学校と地域は和解できない。

子どもの数が減ってきている。これを機会に、地域の中の学校の新しい姿を模索し始めていいのだと考える。

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教育は国の為かor市民の権利か

教育は国民・市民の権利です。

その時点で、実は教育は国民・市民の為にあるはずなのです。

しかし、その制度は国が作っていることもあり、

どうしても、国のための人間づくりの面が強くなってしまいます。

しかも日本は、教育は国のための人間づくりであるという方向で、

2006年に教育基本法を改定してしまいました。

その途端、一斉に、一律に、競争的に...といった教育が強くなってきました。

そして、その流れに乗ることのできない子どもは、差別、排除され、

問題・課題のある子どもとしてあぶり出されてしまったのではないでしょうか。

そして、そんな学校を拒否する子どもや、

自ら命を絶ってしまう子どもの数が増えています。

一方で、教師の方も無傷ではいられず、

毎年、5000名を超える休職者が出ています。

教育を、国民・市民の手に取り戻さなければなりません。

教育活動を地域に開き、

教育課程づくりに地域住民が参加する......

そのために、教師と保護者は和解して、

子育て・教育の共同を実現していきたいと考えています。

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感染症時代の学校

残念ながら、感染症と共に生きなければならない時代になってしまった。

科学・医学が発展して完全に感染症がなくなるまで、当面は、定期的に波が来ることを前提に生活しなければならない。

学校では、これを機会に、本気で少人数学級を実現させてはどうか。

具体的には、学級定数は20人。

密を避けることと、衛生管理で目が行き届く数だ。

また、トイレ清掃も含めた消毒関連の仕事を受け持つ職員、または、民間と連携するべきだ。

これらを実現することで、学校現場が先頭に立って、感染時代に対応できる。

そのための予算を思い切って計上してほしい。

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感染症と共に生きていく時代に

どうやら新型コロナは、次々と変異を繰り返し、消えることはないようです。

それでも人間の医療によって、重症化したり死にいたることは少なくなっていくのでしょう。

しかし、私たちは日常において、常に感染症を意識しながら生活していかなければならないことは、残念ながら事実のようです。

どうしてこんなものが生まれてしまったのか、まだ原因ははっきりしないけれど、私たちは、大きな大きな負の遺産を子孫に残すことになってしまいました。

今は、感染防止を意識した生活スタイルを定着させることです。

消毒、体温測定はかなり自然にできるようになってきたのではないでしょうか。これらの消毒対策をもっと国をあげて取り組んでも良いのではないでしょうか。

学校においては、少人数教育の授業形態の研究を急ぐべきだし、消毒、換気等々を行う専門職員の配置も必要になるでしょう。

教育活動を根本的に見直していく時代になっていることに気がつくべきだと思うのです。

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定期的に波がくる前提の生活

第7波がなかなかおさまりません。

今後は、

定期的にこのような波がおそってくることを前提に生活を設計していかなければならないのでしょう。

学校生活も同様です。

定期的にこのような波がおそってくることを前提に、準備を進めなければなりません。

教室での生活スタイル、授業の形、運動会や修学旅行等々の行事のあり方……。

これを機に、

これらを全て、前向きに見直していく必要があるのかもしれません。

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謝れる教師に

教師のひと言で傷ついた子どもが多い。

一生忘れない子も少なくない。

私も気づかぬうちに傷つけていたのだと思う。

そのことに気がづいていなくて、

謝れていないことの方が多いのかもしれない。

それらを防ぐために教室に複数の教師をおくことを考えてほしい。

また傷つけてしまった時に素直に謝れる子どもとの関係づくりと

その後のケアーに、丁寧に取り組める教師でありたいと思う。

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反自己責任論

「何をしてもいいぞ、責任は私がとるから…」と、

どれだけの上司が言っているのだろうか。

少なくとも私は会ったことがない。

逆に
「そんなこと言うなら、あなたが責任をとってください」

と言われたことはある。

もちろん
「もちろん責任は取ります」と返すのだけれど。

実践の自由を保障するとは、

何かあった時に自分で責任をとらせることではない。

何かあっても、責任をとることまで保障することである。

何をしてもいいから責任はとれよ……、

というのでは、自由が保障されたとは言えない。

実践の自由とは自己責任は問わない自由だ。

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現場の研修で現場批判?をしてしまう僕の悪い癖

学校現場の研修に講師として呼ばれた時の「僕の悪い癖」←右京さん?

その学校運営方針について批判しているような話をしてしまうこと。

いや…、批判するつもりはないのです。

一緒に考えてみませんか?と呼びかけているだけなのです。

会場に一歩足を踏み入れた瞬間に、一斉に起立して、

「よろしくお願いします」と大声で一斉にあいさつするので、

「今日は、そういった一斉行動を強要することの、是非を問いに来ました」

と笑いをとったつもりが、

たいていは、ドン引きされてしまう。

一斉行動は、一人ひとりの思いを隠してしまうので要注意だ…、

と説明すると、数人の先生だけが強く頷いてくれる。

朝のあいさつ運動は長い目で見ると逆効果かも……、

なんて話は特に評判が悪い。

批判するつもりはないのだけれど。

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学校を「同調強制」から「支援共同」の職場に

◆学校現場に高め合い励まし合える関係を
①同調させるのではなく個性を励ます。
②それでもたまる愚痴の受け皿になる(愚痴をこぼすことを否定しない)
③教師以外に話ができる仲間をつくる(大切にする)
④ヘルプできる力量と関係づくりを(年上がまず失敗談を語れ)
⑤リーダーは下の者の声の代表者に

◆何がおかしいのか、言語化する
[議論の仕方とマナー]
①相手や周りが不愉快にならない配慮を
 謙虚に、丁寧に
②結論-理由 のパターンで意見する
③相手の意見を頷きながら最後まで聞く
④一致できることを見つける
 全体で合意できなくても、一致できる部分で共同できることもある。
⑤議論が終わったら今まで通りのお付き合いを

◆あまりの強権発動には笑い飛ばすことも必要
「猫の甘噛み」参照
「妖怪砂掃けババぁ」PP参照
「日曜出勤強要への対応」PP参照

★最後は実践で示せ
そのための学びとトレーニングを欠かさない
「よさこい八木節」の実践参照

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傘のハンドルの向きを揃える❓

傘立ての中で、傘のハンドルの向きを揃えたいと言い出した若い生徒指導主任がいた。

学年主任たちが、どうしてそんなことを指導しなければならないのかを尋ねると、

揃えることでケジメのある生活をしようとする態度が育つ、と言い出した。

比較的自由な学校だったので、そんなことをする必要はない、という意見が多かったが、

以前勤務していた学校では全校で揃えていた、と譲らない。

結論はどうなったのか記憶にないのだが、

うちの学校にはそんな指導は必要ないし、

1000人を超えるマンモス校なので無理だと、話は流されてしまったと思う。


そんなある雨の日、

その生徒指導主任が、一人で全校分の傘のハンドルの向きを揃えていたので、

私は、揃えることには反対だったが、

手伝ってあげたことを思い出した。

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小学校で37年間学級担任として勤務/現在大学で教師を目指す学生に指導。/最新著書『教師と子どものための働き方改革』(学事出版)//iPhone12 Pro/Surface Laptop3/黒猫大好き/手相は両手とも「ますかけ」。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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