SNSが音声で展開される時代になりました。
参加を試みていますが、いざしゃべろうとすると あたふたとしてしまい、うまくしゃべれません。やがて参加する勇気がなくなり、参加をひかえるようになってしまいました。
自分は長く教師をしてきて、子どもたちの前でたくさんたくさん話をしてきたし、今も大学で学生の前で話をしています。
全国のあちこちに呼ばれて教育実践講座もしてきました。
しゃべることには自信を持っていて、苦手意識を持ったことはありませんでした。
ところが最近になって
「自分はトークが苦手なんだ」
と、やっと気がついたということです。
不思議なのは、
それでは私がトーク力だと思っていたものは なんだったのか....、今苦手意識を持っているトークとどう違うのか、ということです。
考えるに
トークには大きく分けて2種類あるような気がします。
一つは、ラジオのパーソナリティーのように、ひとりでリスナーに伝えるトーク。このトーク力についても、stand.fm を利用するようになり、自分は棒読みでしかしゃべれないことがわかっています。
二つ目は、集団をMCとしてトークをまわすトーク力です。これは得意だと思っていたのですが、話題が得意な分野の時であっても、なかなか入っていけない自分がいることがわかっています。トークをまわすのは、もっと難しいです。
では、私が長らく子どもたちや学生の前で展開していたトークとはなんだったのか、ということです。
これを仮に「第3のトーク」と呼びます。
最初は、仕事だからあれこれ考えずに話すことができたのだと思っていました。
しかし よく考えてみると自分はそもそも話すのはあまり得意ではなかったことに気がつくのです。
あれこれ考えないことでできるようになることは考えられません。
これは、
教師としての必要なトーク力が求められたとしか考えられません。
教師として求められたトーク力...それが「問答トーク」です。
子どもたちに問いかけながら子どもの反応を待ち、それにさらに問いをかぶせていくことをくり返すのが「問答トーク」です。
極めて教育的意図を持ったトークスキルです。教師が常にこの「問答トーク」をしているわけではないのですが、自分はこれをするようになり、子どもたちと話ができるようになったのだと気が付きました。
ちなみに
教師が使う この「問答トーク」は、教師が考えている結論に意図的に導いてしまう傾向があるので注意が必要です。
「問答トーク」は、想定外の答えを子どもから引き出すことのできる問いが大切になってくることをつけ加えておきます。
さて、
自分はトークが苦手であることを自覚しました。克服してみたいと思っています。
まずは、この棒読み脱却からはじめて、トークそのもののトレーニングを意図的に始めています。
皆さんも自分の課題を見つけてそれを克服するためにチャレンジしてみませんか?
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
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