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ストレートキャリア(塩崎造語:2022/5/31)

株式会社マイナビによると、2020年の20代~50代男女の転職率は4.9%。転職を前向きに考えている割合は3年連続で増加し7割に迫るとされています。定年退職するまでまっすぐなキャリアを歩むことを仮に「ストレートキャリア」と呼ぶとすると,日本社会はストレートキャリアは年々少なくなる傾向にあるということです。

このことは多くの人が、どこかでつまづいたり、立ちすくんだり、やりなおしを余儀なくされたり、逆に新しい夢に出会ったりしているということを表しています。進路指導はそういった事実に向き合い変化のあるキャリアも前向きに考えていくことが大切です。

安定を望むのか、それともジャパニーズドリームを夢見るのかという選択肢もあります。夢見る進路を望んだり、一旦就職しても自分の夢のために転職を望んだりする人が増えているということなのかもしれません。しかし、安定が夢見ることの壁になるのでしょうか?安定が退屈な生き方とイコールなのでしょうか?そして、生きることに、安定など存在するのでしょうか。

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セルフ働き方改革(塩崎造語:2021/11/8)

子どもの言い分は、

わがままで自分に甘く、

全て人のせいにして楽をしようとしているように聞こえます。

それでもまずは子どもの言い分を聞き、

こちらの意見も投げかけ、

それを言い返すことを許し、

最後に大人の考えを述べ、

あとは子どもにたくす、

……くらいの余裕は持ちたいものです。

そしてそのためには仕事を精選し、

やらなくてもいいもの、やってはいけないものを見極め、

セルフ働き方改革が必要。

『セルフ働き方改革』には「やらなくていい仕事、やってはいけない仕事」を見極める目が必要です。

そのためには子どもを理解するための学び、

そしてなぜここまで理不尽な働き方を強いられているのかの学びが大切です。

そしてそれをみんなで議論し

一人の改革をみんなの改革に開いていくことが必要になってきます。。

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問答トーク(塩崎造語:2021/5/20)

SNSが音声で展開される時代になりました。

参加を試みていますが、いざしゃべろうとすると あたふたとしてしまい、うまくしゃべれません。やがて参加する勇気がなくなり、参加をひかえるようになってしまいました。

自分は長く教師をしてきて、子どもたちの前でたくさんたくさん話をしてきたし、今も大学で学生の前で話をしています。
全国のあちこちに呼ばれて教育実践講座もしてきました。

しゃべることには自信を持っていて、苦手意識を持ったことはありませんでした。
ところが最近になって
「自分はトークが苦手なんだ」
と、やっと気がついたということです。

不思議なのは、

それでは私がトーク力だと思っていたものは なんだったのか....、今苦手意識を持っているトークとどう違うのか、ということです。

考えるに
トークには大きく分けて2種類あるような気がします。

一つは、ラジオのパーソナリティーのように、ひとりでリスナーに伝えるトーク。このトーク力についても、stand.fm を利用するようになり、自分は棒読みでしかしゃべれないことがわかっています。

二つ目は、集団をMCとしてトークをまわすトーク力です。これは得意だと思っていたのですが、話題が得意な分野の時であっても、なかなか入っていけない自分がいることがわかっています。トークをまわすのは、もっと難しいです。

では、私が長らく子どもたちや学生の前で展開していたトークとはなんだったのか、ということです。

これを仮に「第3のトーク」と呼びます。

最初は、仕事だからあれこれ考えずに話すことができたのだと思っていました。

しかし よく考えてみると自分はそもそも話すのはあまり得意ではなかったことに気がつくのです。

あれこれ考えないことでできるようになることは考えられません。

これは、
教師としての必要なトーク力が求められたとしか考えられません。

教師として求められたトーク力...それが「問答トーク」です。

子どもたちに問いかけながら子どもの反応を待ち、それにさらに問いをかぶせていくことをくり返すのが「問答トーク」です。

極めて教育的意図を持ったトークスキルです。教師が常にこの「問答トーク」をしているわけではないのですが、自分はこれをするようになり、子どもたちと話ができるようになったのだと気が付きました。

ちなみに
教師が使う この「問答トーク」は、教師が考えている結論に意図的に導いてしまう傾向があるので注意が必要です。

「問答トーク」は、想定外の答えを子どもから引き出すことのできる問いが大切になってくることをつけ加えておきます。

さて、
自分はトークが苦手であることを自覚しました。克服してみたいと思っています。

まずは、この棒読み脱却からはじめて、トークそのもののトレーニングを意図的に始めています。

皆さんも自分の課題を見つけてそれを克服するためにチャレンジしてみませんか?

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#有事を利用した権力性 (塩崎造語;2021/03/30)

千葉県も感染者数がなかなか減らない中、新学期がスタートされようとしています。そんな中、校長が職員に対して、外で食事をすること、お酒を飲むことを禁止した学校もあるようです。管理職の責任問題で行っているふうにも感じますが、このご時世、しかたがないと思うしかないのかもしれません。

日本人が「このご時世だから仕方がない」と考えるのは戦争以来だと思いました。そう言えばコロナ禍になった時から「有事」という言葉を盛んに使っていたコメンテーターもいました。確かに仕方がない面もありますがそれを利用してコロナ前からねらっていた政策を強引に進めたりするのはよろしくない…。

それを "有事を利用した権力性" と言うことにします。GIGAスクール構想は、コロナ前から政策としてねらっていたことです。タブレットを使うことは悪いことではありません。むしろ必要な時代になってきます。

しかし、教育活動としての検討が少なすぎると考えています。現場では、タブレットの置き場所や管理にあたふたとしている学校も少なくありません。それが現状です。これから、その使い方、学び方について、大いに研究が必要です。

( ̄‐ ̄)。oO(大企業と政治家・官僚との最近のズブズブな関係を見ていると心配なことも多い)

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#野性的自治 (塩崎造語/2021/0213)

子どもたちは、一緒に笑い、一緒に泣き…、一緒にケンカをし、そして仲直りし…、そうしたごちゃごちゃした関係(子どもたちの世界、裏文化)の中で、仲間を理解し、そうした仲間との交わりの中で自分をみつめ、成長していくものです。また、それだけでなく、社会・集団にどのように働きかけ、ルールを作り、守っていくのかも学びます。

私はこういった子どもの世界を『 #野性的自治 』と呼んでいます。

ところが昨今、そういった子どもの世界に大人が自分たちの都合で勝手に、いちいち介入し、大人の都合で子どもたちの世界を管理するようになり、「野性的自治」の場を奪いました。

その結果、子どもたちはあらゆる場で良い子でいることを強いられ、良い子の嘘芝居ができる子はその鬱憤を無自覚にため込み、今流行りの「♪うっせぇわ」の世界に生きています

一方、発達の課題を持っていたり、アタッチメントトラブルを持つ子どもたちは、あらゆる場面で排除され、仲間や物と和解できない生き方をしていくことになっています。

私たちは、子どもたちに『野性的自治』の場を取り戻すことに手を貸さねばなりません。

そして「野性的自治」を、子ども自治・学校自治、地域自治に発展させていく中で、子どもたちの発達を保障し、子どもたちはその中で自らを成長させ、社会に働きかける人格を獲得していけるように支援していかなければならないのです。

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#造語雑談

しおちゃんマン造語を使っての独り言。

「正義」を振りかざしてマウントを取ろうとする人は「追い込まれ」ている人に多いです。

( ̄‐ ̄)。oO(自分では気づかない)

コロナ禍で、離して黙らせる、離してトラブルを回避する…、ことが「天下御免」になり、堂々とまかり通るようになりました。注意しなければなりません。

大切なことは、離してつながることです。

子どもとの関係では、裏文化、秘密の関係で対話するのがいいです。

「教壇」で話さず、子どもたちのいる「床板」に降りてきて話すのがいいです。

私はそれを、ロビー活動、床板対話、と呼んでいます。

( ̄‐ ̄)。oO(教壇というのは実際の教壇のことではない)

最近は、トラブルの原因を全て「ストレス」で片づけようとする傾向が気になっています。

たとえば自閉症の子は、不安過敏なので、不安と心配から暴力に至ることが少なくありません。不安と心配を解消するための実践をすればよいと思っています。

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#正義のマウントを取る指導は危険 (塩崎造語;2121/1/13)

「自粛警察」に、

使い方は似ていますが、

教師が子どもに「正義」を振りかざしてマウントを取ろうとすることを

『「正義」のマウント』

と呼んでいます。

「『正義』を振りかざしてマウントを取るような指導をするな」

というふうに使います。

生きづらさや、傷つきをたくさん抱えている現代の子どもたちには、

失敗や間違いも受け止めながらのケアーの指導が必要なのです。

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#つまずいたら厄落としだと思え #生きる抗体 (塩崎造語:2020/12/13)

NHKあさイチで、女優の室井滋さんが祖母から言われた心に残る言葉として、

「つまづいたら、厄落としと思え」

という言葉を紹介していました。

壁にぶつかったり、嫌なことがあるたびに、深く落ち込みがちな自分にとって、元気の出る言葉でした。

ちなみに、「厄落とし」とは、 自ら災厄を作り出すことで、それ以上自分に良くないことが起こらないようにすることです。

はやりの言葉を使うとしたら、生きる抗体をつくることでもあり、その向き合い方が、生きる元気と安心とを創り出すのだと思いました。

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#言い訳管理主義 (塩崎造語:2020/12/09)

たとえば、給食の時には一人ひとりが机を前に向けて、一言もしゃべらずに給食を食べること(黙食)がコロナ禍において広く実施されています。

また、意見がある時は、黙って挙手して指名されるのを待ちます。仲間との相談は無し。一人が繰り返しドリル学習が多くなっています。

これらは、コロナ前においても、管理主義、操作主義、訓練主義の指導として実施されていましたが、コロナ禍においては、「しかたがないこと」として天下御免となり、実施されています。

コロナ感染を防ぐために仕方がないと言い訳をしながら子どもを管理していくことを、「言い訳管理主義」と呼ぶことにします

私たちは、コロナだから仕方がない、のではなく、コロナの中での生活を子どもたち自身が考える力、そしてその為の学びについて実践のベクトルを向けなけれはなりません。

コロナを利用して子どもを管理するのではいけないのではないか、と考えます。

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並走する(塩崎造語:2020/10/08)

個々の子どもが持つ特性や個性を大切にしなければならないことを、

そして教師や学級がそういった力量を持つために、

現在大学の授業で考えてもらっています。


静かにきちんと "やれる子 or やれない子?"

といったことを「学校側のストーリー」で子どもを語ることは危険です。

剃り子がどうしてもやらねばならないことがあってそれができないのであれば、

なぜやれないのかは、その子と一緒に考え続けるべきです。

子どものストーリーを、子どもと一緒になって読み拓くべきです。

そして「解」に当てはめるのでなく、新しい解を一緒に見つけていくべきです。

これを私は「並走する」と呼んでいます。


そういった距離感が、信頼関係を築くうえでで大切かと思います。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

小学校で37年間学級担任として勤務/現在大学で教師を目指す学生に指導。/最新著書『教師と子どものための働き方改革』(学事出版)//iPhone12 Pro/Surface Laptop3/黒猫大好き/手相は両手とも「ますかけ」。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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