最近の学校現場で、なんでもかんでもIT化していこうという動きがあります。
本市でも出席簿や通知表、児童名簿や保健関係情報の入力……、どんどんIT化されてきています。
仕事の効率化をはかろうとするものらしいのですが(本当は情報管理と経済活性化のねらいがある?)、これは逆に「不便」を生み出すことを考慮しなければなりません。
現に現場では、「便利になったようでどんどん不便になっていくように感じる」といった声が広がっています。
理由は、パソコンは「ゆうずう」がきかないからです。
教育現場に限らずどの仕事でも、「これはあとまわし!」「やらなくても大丈夫と判断!」「今はこれを先にやっておこう!」…等々のやりくりをしながら仕事をしているのではないでしょうか?
しかしパソコンではそれができないということです。ゆえに、便利になったようでとても不便に感じるわけです。
他にもいろいろ問題があるのですが、今回は「IT化はゆうずうがきかない現場を生み出す」ということのみ記しておきます。