2011/03/31
異動の季節
今日は今年度最後の日です。異動する職員とお別れの日でもあります。今年度は本校から20名以上の職員が転出します。
しかし今年は、例年31日に行ってきた離任式(子どもたちや保護者とのお別れの式)は余震を警戒して中止。その後の職員の送別会も自粛、ということで、だれが転出するのかを保護者のみなさんに伝えるのが大変です。
我々のような "県の職員" は異動する時は新聞に掲載されます。また、講師の職員でも担任をしていれば、保護者のみなさんが連絡網を使ってお知らせできます。
しかし本校の場合、その多くが、担任をしていない少人数教育推進教員や、時間講師の人たちの異動です。そういった人たちの異動はなかなか保護者のみなさんに伝わりません。
例年ですと、離任式の日にお手紙を配布していたのですが、それが今年はできないということですね。
各都道府県によって、教師の異動の知らせ方や時期は違うのですが、共通して大切にしたいことは、教師と保護者のみなさんとのつながり、そして、担任でない職員も子どもたちのために全力でがんばってきた職員であるという見方、ではないでしょうか。
その二つが、最近どこでも軽視されているようで気になっています。(軽視はされていないのでしょうが、忙しさのために後回しにされている。あっ、これが"軽視"ということですね)