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二つの大学で講習申請

教員免許更新講習。

都合のいい日程で講習を受けるためには、早めの申請が必要なのですが、ネット申し込みはあっという間に定員に。今でもキャンセル待ちをかけていますが、順番がまわってきそうにありません。

そこで、必修科目と、選択科目とで、別な大学に申請することにしました。

ただこの二つの大学は、郵送申請で、やはり早い者勝ち。

朝一番でポストに入れてきましたが、そのポストに郵便局が取りにくるのは10:00でした。あんなに早く出しに行っても意味がなかった。

しかしこれで、受け入れてもらえなかったら、もうどうしようもありません。

給食費未納額1600万円

浦安市は、地震のために、海岸沿いにある給食センターが被災し、今週はずっと給食無しの午前中授業でした。

そして、ようやく来週の火曜日から給食がスタートします。

給食というのは、「食やマナー」に関する指導だけではありません。

やはり一緒に "ものを食べる" ということは、子どもたち同士のまとまり度を増すのだと思います。(大人でもそうですね)

給食と言えば、浦安市の給食費納入率は、96%です。高いように見えますが、他市に比べてかなり低いそうです。

ちなみにこれは昨年度を通しての調査ですから、地震とは関係ありません。

金額にすると、なんと、1600万円が支払われていないそうです。

どうして浦安市は未納が多いのか?という理由は、私にもわかりません。

支払え(わ)ない人が多いのか、それとも、徴収のしくみに問題があるのか??

このままではイケナイと、誰もが考えている事は確かだとは思います。

熱中先生のうざったさが今はウケていること

先日の、ドラマ「熱中時代」。

佐藤隆太演じる熱中先生は、何事にも、熱く関わり、学級を「家族だ!」と宣言して取り組む。

"チーム" だとか、"家族" だとかの上からの「まとまれ!要求」は好きになれなくて、個人的にはかなりうざったいと感じていた。

しかし、この "熱さ" だとか、"まとまれ!要求" だとかが今ウケていることに注意をはらいたいと思った。

ところが、そう思っているうちに、ドラマの熱中先生が好きになってしまっていることに気がついて、とまどっている。(笑)

ダメダ!

5年生の担任になったのですが、子どもたちとうまく話ができない。

うまく言えないんだけど、リズムよく話をしたり、切り返したりができないということ。初めての経験。どうしちゃったのか。

原因はおそらく…、

・子どもたちのことがまだよくわからない。

時間がたてば解決できるのだろうけど、気になるのが…、以前はこんなことは気にしなかったこと。どんどん、攻めの気持ちで子どもたちに向かっていったこと。

もう一度、大きく深呼吸して、気合いを入れて子どもたちの前に立たなければ……。

生活指導 2011年5月号

特集 「子どもの声」をきく―教師と子どもがつながるとき

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特集のことば
「子どもの声」をきく―教師と子どもがつながるとき/高橋 英児

実践
《小学校》「これでもマシ、10倍マシだよ」/川澄 宗之介
《小学校》ユリに何ができたのであろうか/近藤 俊克
分析論文
小/「子どもの声」が聞こえるとき―子どもが信頼できる他者となること―/今関 和子

実践
《中学校》「その人をどう観るかで、人は変わる」と教えてくれたA輝/青澤 弘明
《中学校》「すれちがうこと」だってあるさ/坂本 太郎
分析論文
中/「子どもの声」をききとる―その視点と方法/福田 敦志

第2特集 どうしてますか?―遅刻・清掃・服装・持ち物の指導
遅刻
小/遅刻の裏側に潜むものと集団のルール/関口 武
中/背景・事情、発達要求を十分につかみながら/栗城 順一

清掃
小/「掃除を時間内にやろう」の取り組み/北嶋 節子
中/「清掃」を利用する、利用される/上木 洋一

服装
中/管理の鎖/河瀬 直

持ち物
中/持ち物の指導―「持ち物を管理する」ことではない/加納 昌美

今月のメッセージ
アセスメントとプランニング/楠 凡之

私の授業づくり (第26回)
小学校〈道徳〉/友だちや学級の『よさ』を見つめる活動を授業の中で/井戸 雅
中学校〈道徳〉/「討論」による道徳授業/菊地 敬三

実践の広場
子どもの生活・文化・居場所
“子どものうそ”に寄りそう/橋 瑞穂
子どもをつなぐ活動・行事
子どもと楽しむ行事を/木島 修

いきいき部活・クラブ
実践・体感・感謝のソフトボール練習/鈴木 順雄

手をつなぐ―教師・親・地域の人々
学級通信で振り返る親との共同/佐藤 寿芝

私と集団づくりとの出会い
全生研の「集団づくり」―「これは本物だ!」と直感して/野口 美代子

案内板 集会・学習会のお知らせ

使ってみよう!実践グッズ (第2回)
教室のインテリアは変化する/溝部 清彦

若者の広場 (第2回)
私の実践紹介します/三井 雅視~ユウジとマコ(小2実践)~

地域生活指導へのアプローチ (第9回)
やったね!折り紙ファイルの完成/小野 眞知子

読書案内
『子どもと読みたい子どもたちの詩』/竹内 常一

読者の声
3月号を読んで

シリーズ/各地の実践
東京/大島 冴子~冬彦と(2回連載・№1)~

全生研第53回全国大会案内

全生研の窓

編集後記/高橋 英児

4.20 しおちゃんマン練馬で講座

4月20日(水)の夜、練馬でしおちゃんマン講座が開かれます。

講座と言っても、雑談風な勉強会ですので、お近くの方は気軽にご参加下さい。

以下、ビラをそのまま引用します。

-----↓ここから↓-----
春の教育実座講座
ねりま生活指導サークル・練馬教職員組合:共催

学級づくり はじめの一歩
☆4月20日(水) 6:30~8:30
会場:練馬区役所20階交流会室(西武池袋線練馬駅下車10分)
☆講師 塩崎義明先生
(千葉県浦安市小学校教諭・全国生活指導研究協議会常任委員)

4月。新しい子どもたちに出会います。
「子どもたちにどんな声かけをしたらいいのだろう?」
「教師になってまだ経験が少ないので、わからないことが多くて…」
「こんなふうにしたらいいとといヒントが聞きたい」
「子どもになめられないためにどうしたらいいかな?」
「今年は、がんばりたい!だからアドバイスが欲しい!」

学級をどうつくったらよいか勉強したい方、ちょっと心配な人、「しおちゃんマンこと塩崎先生」に沢山の実践のヒントを話していただきます。必ず学べます。

連絡先:練馬教組 03-3993-4461
佐藤晋也(大北小) 田中亨(大泉小)
-----↑ここまで↑-----

私もまたみなさんと同じような大いに悩める教師です。3月にはボロボロになってゴールします。子どもたちや保護者の皆さんには常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。だからこそ見えてくるもの、必要だと思うことを話してみます。よろしかったらご参加下さい。

若い人たちは "教師スキル" が高い

先日、20名を超える職員の歓迎会をしました。

一人ひとりテーマを持って簡単なトークをしてもらったのですが、若い先生たちは、新採用の方も含めて、みなさんとても上手に話をすることにびっくりしました。

間のとり方、ユーモア、歯切れ、自分流、どれもスキルが高いのです。私など、とてもとても及びません。本当に感心してしまいました。

もしかしたら、最近の大学での授業ではこういったことが集中的に鍛えられ、採用試験でも、こういったスキルが問われるのかもしれません。

しかし一方で…、にもかかわらず、精神的にやられてしまう教師が増えてきているのはなぜか?という問題があります。

こういったスキルでは乗り越えられない子どもたちや社会の現実について、私たちは真摯に向き合い、学び、乗り越えていかなければならないのだと思っています。

やらなくてもいいこと・後回しでもいいことをみつける「力」

今年度も若い人たちがたくさん入ってきました。初めて教壇に立つ人もいます。その人たちの仕事ぶりを見ていて、教師の仕事というのは、"後回しにしていいこと、やらなくてもいいことを見つける" ことが重要な「力」なんだと、つくづく思います。なんでもかんでもやろうとしていて、アップアップ状態だからです。

私は、教師の仕事というのは、10のうち、7は、後回しにしていいこと、やらなくてもいいことだと思っています。

残りの3は何かというと、

1.子どもたちに関すること。
・授業や生活指導に関すること。

2.保護者とのコミュニケーション。

3.同僚とのコミュニケーション。

です。さらにこの三つのそれぞれにおいても、後回しにしていいこと、やらなくてもいいことがあります。

この視点でぜひ今の仕事内容を見直してみてほしいです。なんでもかんでもやろうとすると、結果的にすべてができなくなるからです。

教員免許更新申請のストレス

天下の悪法、教員免許更新法。

民主党のマニュフェストでは廃止のはずでした。ところが、将来なんらかの形で修正すると言いつつ、結果的に継続に。

そもそもこれをつくった動機がおかしいわけで、当時の大臣が言っていたように、組合つぶしと、早期退職推進、そして「問題教師排除対策をしていますよー」というアピールのため。教師の質を向上させようなどとは、これっぽっちも考えていません。

私の場合、今年度と来年度に更新のチャンスがあるわけですが、その申請過程でイライラが募るばかり。

更新講習をしている大学に各自で申請します。費用は、30時間分で3万円。もちろん実費。

平日に講習を受けるわけにもいかず、子どもがいない夏休みに受けるしかないわけです。(5,6月の日曜日に講習を開いている大学もあります)(夏休みだって部活動や研修で休みなどありません)

多忙な教師はどうしても講習を受ける時間が作れず(現場もその時間を保障するわけでもなく)、昨年度も更新ができなかった教師がたくさん出てしまい、政府はその対策に追われました。

それをまた世論は事情も知らずに、教師は常識がないだの、バカじゃないか?だの攻撃するものですから、余計にプレッシャーになっています。

ちなみに、今の時点で、受付している大学ではすべて「キャンセル待ち」状態。これから受付を開始する大学も、常にサイトを確認しながら、受付を開始したらすぐに申請しないとあっと言う間に定員になってしまうそうです。

ということで、私はいまだに申請が終わっていません。とりあえず一つの大学にキャンセル待ちをかけて、これから講習情報を公開する大学のサイトを毎日確認しています。

どうしてこんなことにイライラしながら毎日をすごさなければならないのかと、怒りが増すばかりです。

どうしても担任に英語をやらせたいらしい

5,6年生は、毎週1時間英語の時間が加わりました。

多くの方は、英語専門の教師が指導すると思い込んでいるらしいのですが、残念ながら、英語を指導するのは、英語指導の免許のない担任が指導しなければなりません。

ALT(外国語指導助手)がついてくれるということだったのですが、千葉県浦安市の小学校にALTが配置されるのは5月末日。しかも2月でおしまい。

いったい文科省は本気で子どもたちに英語を教えようとしているのでしょうか?やっておけばいい…、つまり形だけ整えようとしているだけです。

「やってます、やってます」とアピールだけしておいて、実は中身がともなっていないというのが、この国の"形"のようで…、これは教育に限った問題ではないようですね。

docomo STYLE series N-02C

長年利用してきたウィルコムからサヨナラして、ドコモ携帯にしました。

docomo STYLE series N-02C
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スマートフォンの時代にあえて携帯にしたのは、近々iPad2を購入したいからです。

ということで、本体が軽くて、操作反応がサクサクと速いものを!ということで、N-02Cを選択しました。

困ったのが、ウィルコムスマートフォンから赤外線通信によるアドレス帳の移行がうまくとかないこと。さきほどあきらめました。

お知り合いの方……、個人宛メールで(左サイドバーにあります)携帯番号と携帯メールアドレスを送ってください。

よろしくお願いいたします。

学級開きをどうするか

こちらでは、始業式が7日で、入学式が8日です。

さて、この7日の始業式で子どもたちと出会う時にどんな指導のねらいを持てば良いのでしょうか。3つのポイントを書いておきます。

一つ目は、担任からの最初のメッセージを発信すること。初めての子どもたちの場合は、担任自己紹介を楽しく演出するのも良いかもしれません。

この先生は楽しそうだな、この先生についていけば、楽しいことがたくさん起こりそうだな、等々の印象を子どもたちにもってもらうことが大切です。

二つ目は、どんな子がいるのかの観察です。引き継ぎ等々で、どんな子どもたちがクラスにいるのか、事前に知っているわけですから、今度は自分の目で確認する必要があります。

しかしこれは、単に見ているだけではダメです。こちらからはたらきかけることによってその子が見えてくるということです。

三つ目は、保護者のみなさんへの配慮です。私たちは今の時代、"不信感" からスタートしなければならないことを肝に銘じましょう。そういった意味で、学級通信の1号、2号で、保護者の皆さんにどんなメッセージを送るのかがとても大切になってきます。

以上、3つのポイントを頭に入れながら、子どもたちとの出会いをぜひ演出してみてください。

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小学校で37年間学級担任として勤務/現在大学で教師を目指す学生に指導。/最新著書『教師と子どものための働き方改革』(学事出版)//iPhone12 Pro/Surface Laptop3/黒猫大好き/手相は両手とも「ますかけ」。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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