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続・「チーム」の危険性

「チーム」と連呼する管理職が、やたらと増えている事を、4月3日に書きました。

チーム、チームって?

情報によると、「チーム、チーム」と連呼するのは、経済産業省編『社会人基礎力育成の手引き』朝日新聞出版のキーワードだからだそうです。その他に、「アクション」と「シンキング」とうキーワードもあるようです。

ちなみに私は、すべての「チーム」を批判するものではありません。仲間同士のチームワークやまとまりは、確かに大切だと考えているからです。そして、真のチームというのは、一人ひとりの個性が尊重されて生かされ、それぞれがその個性を支え合う関係だとも考えています。

そういったチームであれば良いのですが、どうも最近連呼されているチームというのは、みんな同じように考えて、同じように行動する事を強制するように感じるので、注意が必要です。

しつこいようですが…、職場の「まとまり」というのは、上から指示されるものではありません。「まとまり」を上から指示したとたんに、それは「管理」になってしまうのです。

そういった管理は、没個性を生み出し、個性的な教師を、"協調性がない!" と差別します。

そして、マイペースな教師を、"仕事ができない教師" として、見下す雰囲気を生み出します。

さらには、みんなで "やらない" ことで足並みをそろえ、教育活動は停滞します。

1学期に運動会を行う学校が増えてきましたが、その中で、職員のTシャツをそろえようとする動きもあります。こういったうわべの雰囲気づくりは、私の経験上、将来的に必ず破綻します。うわべの雰囲気づくりをしようとする学校は、教師間に特定の悪い私的グループをいくつも生み出してしまうからです。

※それはなぜか?はもう分析済みですが、今回は詳しくは書きません。簡単に言えば、推進する層、嫌がる層、どっちでもいい層が明確になり、さらには運動会当日に、着ている人、着ない人…、という目で仲間を評価し合うようになるからです。

本当にまとまりのある職場を目指すのであれば、職員一人ひとりの教育実践の自由を保障し、その環境を整える努力をするのが管理職のみなさんの仕事だと考えています。

倒れ込むようにゴールデンウィークに突入

毎年のようにこの時期、日本の教師は倒れ込むようにゴールデンウィークに突入します。それは、まだまだゴールは遠いのに、あたかもゴールにたどり着いたような倒れ込み方です。

特に本校では、今週の4日間は家庭訪問でした。私も広い学区を自転車で回りました。家をさがして、話を聞いて、時間を気にしながら自転車をこぐのは、体力だけでなく、精神的にも疲れます。

ただ、この時期の疲れは、指導の疲れではありません。子どもたちはまだまだ言う事をきいてくれるからです。

ちなみに…、連休明けが、最初の「崩れ」になります。子どもたちは教師との距離や友だちとの力関係がわかってくるので、だんだんと好き放題をはじめるからです。

さて、この時期の疲れは、実務的な疲れです。学年始めの書類準備はハンパな量ではありません。また、職員室での新しい人間関係構築の気疲れがある人もいるかと思います。

ゴールデンウィーク…、私はおそらく寝床の中にいる時間が多くなると思います。

子どもとのノートでのやりとりしていますか?

先の見えないこんな時代だからこそ……、教師と子どもたちとの関係ですれ違いが多くなってきてしまったこんな時代だからこそ、子どもたち一人ひとりとのノートのやりとりがさらに重要になってきている…、と感じています。

具体的に言えば、日記です。高学年になると、日記というよりも、教師と子どものコミュニケーションノートという性格をもったノートになってくると思います。

私の場合、月・水・金に提出することにしています。全員のノートに目を通すのに一日おいた方がいいと考えたからです。人によっては、2冊のノートを用意して、毎日提出させている仲間もいます。

子どもたちのノートを読む事で、子どもたちのことをさらに知る事ができます。教室では見せてくれない顔が時々見えてきたりします。

子どもたちからすると、書くことで、文章力がつくことはもちろん、自分をもう一人の自分で見ることができるようになります。そしてそういった訓練は、自立へと導いてくれます。

子どもたちの書いた文章は、本人の了解の上、日刊通信に掲載します。仲間の文章を読む事で、共感や連帯が生まれます。

忙しさという理由で、以前のように、子どもたちに文章を書かせる教師が少なくなってきたように思います。ノートよりもドリルを点検している風景の方が多いです。

もう一度、子どもたちに生活を綴らせる事の重要性に目を向けてほしいと思っています。

年々子どもたちが幼くなってきていること

「年々子どもたちが幼くなってきている」とよく言われます。

私もそう思います。今は5年生を担任していますが、印象的には、昔(20年前くらいの)3年生くらいに感じます。

しかし具体的にどういうことなのか?という話はあまり聞いたことがありません。つまり、"幼い、幼い"と言うけれど、具体的にはどういったことが幼いのか?単なる印象だけではないのか?ということです。

確かに印象だけという面もあります。私たち教師は年々歳をとっていくので、子どもたちとの年齢が離れて幼く見えるということ。さらには、たとえば5年生でも、4月の5年生と一年経って3月の5年生ではまったくちがうわけで、私たちの中に印象づけられる5年生というのは実は3月の5年生だったりするのです。

しかししかし、そういったことを差し引いても私は最近の子どもたちは幼くなってきていると感じています。

一つは、語彙の量が年々少なくなってきていると思うこと。自分の思いや考えを適切な言葉で表現できない子どもたちが増えてきているということです。

二つ目は、自己コントロールができない子が増えてきていること。時間や場所のけじめなく、騒いだり暴れたりする学級集団が増えてきているということ。意図的でないにしろ仲間を傷つけてしまうこともその一つです。

三つ目は、すべて自分の思い通りにいくと勘違いしている子どもたちが多いこと。簡単に言えば、我がままな子が多いということです。そして自分の思い通りにいかないとキレてしまったりするので注意が必要です。

マイナス面ばかり書きましたが、幼いということは逆に言えば、子どもたちを保護し、包み込むような指導をすれば、一気に成長してくれるということです。心は幼くても体は成長しているので、その両面のバランスがよくなった時に、一気に成長してくれるのです。つまり、成長の様子が目に見えるようで、教師としては、やりがいがあり、とても愛おしく感じます。(私が歳をとったせいもありますが)

今年もクラスの子どもたちも、昨年度同様にとてもかわいくて、ついつい"甘いおじいちゃん"になってしまっているので、時々自分に"喝!"を入れています。(笑)

第53回全国生活指導研究協議会全国大会・千葉浦安大会

大会テーマ
「子どもの存在要求、発達要求に応える生活指導を展開しよう(案)」

・今、子ども一人ひとりをどう理解し、子どもと子ども、子どもと教師の関係をどう豊かにしていくかが学べます。

・集団づくり(班・グループの活動をどう豊かにしていくか、リーダーをどう育てていくか、討論・討議の仕方と深め方など)の筋道を具体的に学べます。

・全国の仲間と交流し、実践の見通しをつかみ、2学期以降への希望ややる気がわいてきます。

【第53回全国大会(千葉大会)参加要項及び申込書について】

参加要項についてはこちらをクリックしてください。

FAXでお申込をご希望の方はこちらからダウンロードをお願いいたします。

日本旅行のサイト申し込みは、こちらです。

周りが見えずに突っ走る時って楽しい

周りが見えずに突っ走り、気がつくと浮いていたり、失笑されたりしていることが自分はよくあります。

ところが、周りの目や空気を気にせずに突っ走っている時って、すごく充実感があります。

逆に、周りの目や空気を意識したり気遣ったりして取り組む時って、なんだかつまらない。

浮いていることに気がついたり、失笑されていたことがわかったりした時のショックが大きいので、歳を重ねるごとに周りを意識するようになってしまうのですが、そういった気遣いが苦手な自分は、やっぱり突っ走ることになるのです。

ベテランこそ最前列に

自分が民主的だと思っている人たちの集会でよく見る風景。

執行部クラスのベテラン勢が「自分は今更学ぶこともない」と、後ろの方に座っている。場合によっては、部屋にも入らずに、ロビーでベテラン同士でおしゃべりをしているケースも。

そして若い人たちには、「学びなさい」的に、上から目線でいろいろ指示して前の方に座らせる。そもそも、若い人たちを「育てる」といった発想そのものが上から目線で、個人的には不愉快。

あきらかに、若い人たちを優先して遠慮している人も、中にはいらっしゃることはもちろんです。今日は、そういったケースではない場合のお話です。

今は、組合の幹部であろうとなんであろうと、ベテランこそが最前列で学ばなければならない時代だと思っています。若い人たちも、そういった私たちの世代のスタンスに学ぶのではないでしょうか。

9時、10時には寝てしまうこと

最近ずっと、9時、10時になると寝てしまうことが続いています。

起床は5時。学校着が6時30分と変わっていないのですが、以前は12:00頃床に入っていたので、2,3時間睡眠時間が長くなってしまっているということになります。

これが良いことなのか、逆に、疲れがたまっている証拠で、気をつけなければならないことなのか…、どちらなのかわかりません。

一つ言えることは、その分、仕事の進み具合が遅くなり、仕事がたまってしまっているということ。

疲れがたまっているとしたらその理由は、3年ぶりに学年主任に復帰したこと。ここ2年間は、様々な理由と事情で外されていましたが、久しぶりに学年主任の仕事をやらせてもらっています。

気を遣うようなタイプではないのですが、仕事の先を見通さなければならないということで、精神的な疲れがあるのかもしれません。

キャンディーズのスーちゃんが亡くなりました。同世代の人の訃報は、とても寂しいし、あらためて自分の体と真剣に向き合わなければならない歳になったことを痛感しています。

本日、土曜日ですが、授業参観とPTA総会です。

楽しい授業のアイデアはどうして浮かぶのか

先日の私の講座で、楽しい授業のアイデアはどうして浮かぶのか?…、という質問が出ました。

私はどちらかというと頭のカタイ人間です。おもしろい授業を生み出すセンスは無い方だと思います。

しかし、日本の教育や社会の見方・とらえ方の学習は、地道に積み重ねてきたつもりでいます。

何気なく見過ごしているものについて、それはおかしい!と見る目、笑いとばすことのできる目は、そういった学習から得たものであると思っています。

だから、今回の震災や原発の問題についても、それをどうとらえ、そして考えていけばよいのかを、若い教師のみなさんには(もちろん私たちの世代も含めて)大いに学んでほしいと思っています。

ただ、そういった学習は一人では出来ません。私の場合、そういった学習を全生研(全国生活指導研究協議会)で学んできました。

仲間と学ぶ場を持てたということは、私にとって本当によかったと思っています。

前学年2週間分の授業

浦安市では震災の影響で、昨年度末2週間、臨時休校になってしまいました。

今年度になって、その2週間分の授業内容をどうするかで頭を悩ませています。

5年生はクラス替えがありました。残り2週間を残す時点で、それぞれのクラスで多少進度が違うのは当然です。ということで、学習した内容に多少ずれがあります。

そこで、昨年度未履修の内容を整理し、4月中にこれだけは教えよう、ということを決めて、短い時間ですが、取り組むことにしました。

5年生の学習が少し遅れますが、大切なことなので優先します。

1年生を迎える会で「ケチャ」を

22日(金)に、1年生を迎える会があります。

各学年で、簡単な歓迎の出し物をします。

学年がスタートしたばかりで、6年生を送る会のような大掛かりな出し物はできませんが、それぞれの学年で、1年生が喜んでもらえるような演技を練習中です。

我が5年生は、替え歌と、この学年が4年生の時に"6年生を送る会"で行った「ケチャ」で1年生を歓迎することにしました。

「ケチャ」とは、インドネシアのバリ島で行われる呪術的な合唱のようなもので、それを教育的にアレンジしています。148人を4つのグループに分けて、ケチャのリズムに合わせて言葉を重ねたり、一斉に発したりして演技します。

この学年の子どもたちは、どのクラスも心がひらかれていて、声がとてもよく出ます。

1年生が喜んでくれる演技ができたらいいなぁと、金曜日を楽しみにしています。

モラールアップ委員会

本校の「モラールアップ委員会」の担当になっています。

「モラール」とは、仕事の意欲の向上、士気という意味で、道徳観、倫理観の「モラル」とは別の意味です。

学校にこの委員会を設置することで、教育活動の士気を高めたり、不祥事防止をすることが目的とされています。

先日の職員会議で、三つの方針を提案しました。

一つ目は、仕事上の悩みや苦悩を相談できる同世代の仲間をつくろう!

あえて「同世代の仲間」としたのは、学年や管理職、といった公的な相談とは別な意味での相談できる仲間が必要だと思ったからです。

本校の自慢は、30クラスもある大規模校で、若い人たちも多い中、一人も長期療養や退職者を出していないこと。仲間同士で相談したり、支援し合ったりの関係ができていることだと思っています。

二つ目は、立場の違う仲間を下に見たりしないこと。

浦安市の学校では、私たちのような県の職員の他に、市の講師や、少人数教育推進教員等々、県の採用試験合格に向けて勉強しながら働いている人たちもいます。

そういった仲間に対して、ついつい、下に見てしまって、"○○君を使って" などの言葉を使う雰囲気があったので、そうした見方はやめよう!ということです。

そして三つ目が、パワハラ、セクハラを許さないこと。

以上、三つのポイントを提案して、職員会議で、みんなで確認しました。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

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ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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