2011/07/31
官制研修から学べること
全国生活指導研究協議会の全国大会が浦安明海大学で開かれています。今日一日だけの参加も可能です。どうぞご参加下さい。要項はこちらです。
さて、一方で、官制の研修も花盛りです。しかし私の経験からすると、官制の研修のほとんどは、文科省が最近どういうことを言っているか…、そしてそのことに対して現場はどのようなことをしなければいけないのか…、そんな話ばかりです。
今、現場でどのようなことが起こっていて、子どもたちのために、どのような実践が必要なのかといった、リアルな研究内容はほとんどありません。
また、意見を言うことは失礼だという雰囲気があり、前向きな意見の交換が無いので、内容が深まらないで終わります。上からの「ありがたい」お話を聞くだけ、といったことで終わります。ということで、ブログにこういったことを書くのは、とても失礼なことだと言うことになります。申し訳ありません。
さて、文科省のいい分は、時代によってころころ変わりますから、「前はこういっていたじゃないか!」「文科省が言っていたことを忠実に進めようと現場は苦労してきたのに、そういった取り組みをいまさら否定されても困る」といった声があがるのも官制研修の特徴。
しかし、上から言われたことを忠実に従う、礼儀とマナーを学ぶ場であると割り切ってしまえば、逆にいろいろなことが見えてきて、勉強になることも確かです。