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生活指導誌が新しくなります!

2012年4月号(3月発行)から、「生活指導」誌(隔月刊行)の購読が、ゆうちょ銀行の自動払込システムを利用して定期購読ができるようになりました。毎年わずか3500円で年間6冊の「生活指導」誌がお手元に届きます。手続き方法の詳細を知りたい方は、下記表紙画像をクリックしてください。

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(この画像デザインは仮のデザインです)

以下、編集長からのメッセージです。

-----↓ここから↓-----
編集長の高橋です。編集部では、現在、新機関誌の編集作業を必死に取り組んでいます。新機関誌は、これまでの機関誌の成果を引き継ぎながら、より生活指導・子ども集団づくりを深めるための内容構成になっています。隔月刊になりますが、これまでの雑誌に負けない充実した誌面づくりを進めています。

以下、新機関誌の特徴についてご説明します。

[4・5月号(701号)の内容]
1.「教育を考えることば(仮)」 野田正彰さん
2.特集「希望を宿すつながりへ」
  巻頭論文 竹内常一
  実践記録 小学校2本、中学校1本
  分析論文 楠凡之
3.「授業・学びと生活指導」 子安潤
4.「独立論文」 宮本誠貴
5.「かふぇのコーナー」
6.「集団づくりQ&A」
7.「教育情報」 住野好久
8.「読書案内」+ミニコーナー
 「(私のすすめる)子どもと読みたい本」/小川嘉憲、小室友紀子

(掲載の順番等は変わります)

4・5月号は、新学期の子どもとの出会いから、どのように実践を築いていくのか、をテーマにしました。「生活指導とは、一人ひとりの子どもの現実にそくして、かれらが人間らしい生き方を営むことができるように援助することである」(全生研パンフレット 故宮坂哲文)という言葉に立ち返り、希望を宿すつながり、希望を見出す実践を展開するための視点を皆さんと考えたいと思います。子どもたちが「この先生とだったら、このクラスだったら…」という思いがもてる出会いをどうつくっていくのか、そして彼らをどう指導していったらよいか。子どもの期待や願いがかなう希望をどうつくり出していくのか、実践を通して考えてみたいと思います。 

[新機関誌ここがポイント!]
新機関誌の特徴として、主に以下の5点をご紹介します。

第一は、全生研の研究方法の要でもある実践記録(レポート)と実践記録の分析を中核にした「特集」です。生活指導・子ども集団づくりを進めていく上での重要な実践課題・研究課題をじっくりと掘り下げます。全国各地の実践記録を取り上げ、生活指導・子ども集団づくり実践の現在の姿を示しながら、分析論文、巻頭・関連論文などを通してこれからの実践の展望がつかめるように編集しています。4・5月号は「4月 子どもと出会う~希望を宿すつながりへ~」、6・7月は「子どもの課題をつかむ」といった特集テーマを計画しています。

第二は、子どもたちと共に生活現実を読み解き、新しい生活をつくりだしていく学びの実践を報告する新コーナー「授業・学びと生活指導」です。このコーナーでは、先生方の日々の教科の授業の取り組みや、「原発問題」、「貧困問題」などの新しい課題を子どもと共に追求した実践を報告していきます。

第三は、全生研に集う仲間の輪とエネルギーを全国へと広げていくための若い人たち発の新企画「かふぇのコーナー」です。試行錯誤しながら日々格闘している全国の全生研に参加して間もない仲間・若い仲間たちの声や疑問、実践報告などを紹介します。

第四は、生活指導・子ども集団づくりだけでなく、教育について、より専門的・研究的な視点からの論考や問題提起的な論考などを掲載する新コーナー「独立論文」です。生活指導・集団づくりに関する論文(各地の基調論文なども含む)、子どもの問題、教師論などに関わる論文、会員からの投稿欄論文・実践記録などを掲載する予定です。

第五は、福祉・教育・学童保育などに関わっている会員以外の方々や会員からの「教育を考えることば(仮)」(旧「メッセージ」)、生活指導・子ども集団づくりを進めていく上での現状(情勢)をつかむ「教育情報」、私たちの実践の幅を広げる新たな本と出会いのある「読書案内」、ミニコーナー集団づくりQ&A、です。どのコーナーも、新たな出発に際し、内容をさらに一工夫しています。

これらの内容を通して、生活指導・子ども集団づくりの新しい試み、息吹を積極的に取り上げ、私たちの実践と研究の可能性を追求します。どうかご購読をお願いいたします。

生活指導誌編集長 高橋英児
-----↑ここまで↑-----

今年のすてきな写真

2011年の最後の日になりました。

今年はたくさんの方といろいろな「共同」をつくることができた年でした。

2012年はその成果が具体的な形で見えてくる年にしていきたいと考えています。引き続きよろしくお願いいたします。

さて、今年のヨシムネとねねの写真展です。

大きな災害がおこってしまった2011年。ヨシムネたちも報道が気になった一年間でした。
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独眼竜ヨシムネ。りっぱな役者ぶりです。
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一ヶ月に1回の割合でてんかんを起こしてしまったねね。入院から帰宅して、不安な顔をしていたねねでした。
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ねこ草大好きなねね。
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お月見でポーズをとるねね。てんかんは最近はおこしていません。
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今年もいろいろありました。来年もよろしくお願いします。
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真実に向き合える者

ここ数日テレビでは、東日本大震災、そして原発事件を振り返る特集が組まれています。

取材によると、今になってわかってくる事実や伝えられなかった真実がどんどん出てくるようです。

国や東電による情報操作、責任のなすりつけあいによる混乱、そんなことが山のようにあったわけです。

そしてあたりまえなのですが、真実に向き合えるのは、最先端にいる現場の人たちしかいないことをあらためて知るのです。

教育現場でも同じです。

現場のリアルな事実に向き合っているのは現場の教師です。しかしそんな私たちの声が、教育委員会だとか、組合だとか、組織を通過したとたんリアルでなくなっていくことを感じるわけです。

私がブログを続けているのは、現場のリアルな声を可能な限り伝えたいからです。

しかしそれでも、書けない事実もあるわけで、それは顔をつきあわせて話すしかないということになるのだと思っています。つまりブログはそのことのきっかけづくりなのかもしれません。

例によって公務員攻撃を受けて

高校時代の仲間たちと忘年会。私にとって唯一のお酒の忘年会。すごく楽しかった。この歳になって、ああいったつきあいがあることは幸せである。その上にたっての話だが…。

ああいった場で、例によって必ず出てくるのが「公務員攻撃」。教師は、加えて「教師批判」もあるので、ダブルパンチをくらうことになる。

公務員攻撃は、給与関連からの攻撃。税金を払っている者の給料がこれだけ下がっているのに公務員の給与が安定していることについての批判。いや、我々も下がっていることを言っても、それでは足りないという。

また、外から見ると公務員は「安定」の上にあぐらをかいていて、ろくな仕事をしていないということらしい。ゆえに公務員にも競争主義を持ち込むべきだという話になる。

教師などは、あぐらをかいてろくな仕事をしていないどころか、悪いことをしているように見られているので、さらに始末が悪いということらしい。

どっかの市長が教師にも競争主義を持ち込むこと、それが世間の常識みたいに言っていたけど、すでにそれ(教師の競争主義)を持ち込んでいる自治体で何が起こっているのかの情報をきちんと把握してほしいと思っている。

確かに教師の質・レペルの問題は大切である。私自身も今でももっと力量をつけなければと思い続けている。しかし教育の成果というのは、教師の質の問題だけでは語れない。

それは行政の問題、地域の問題、家族の問題、文化の問題等々、様々な問題が複雑にからんでいる。仮に百歩譲って、教師に競争主義を持ち込んで質が上がったとしよう。(ありえないことだが)

しかしそんなことで教育の問題が解決し、子どもたちが「すてきに成長」するとは思えないし、そんなはずはないことを冷静に考えてほしいものである。

あった!うれしかったこと!!

今年はつらいことばかりだったなんて書いたけど、ありました!!
↓↓
元気をもらった結婚式

今年の4月でした。

この時は、本当に「現場の」教師を続けていてよかったと思いました。(^^)

人生つらいことばかりじゃないから、前を向いていきましょう。

応援してくれる人、支えてくれる人、そして慕ってくれる子どもたちや保護者の皆さん、そういった人たちが必ずそばにいるのですから。

つらいことばかり思い出されるから

一年間を振り返られる人って、きっといいことの方が多かった人なんだと思う。

例年のように一年間を振り返ろうと思ったとたん、それを拒否している自分がいることに気がついた。

今年は特につらかったこと、きつかったことの方が多かったのかもしれない。

自分の場合、つらいこと、きついことを見ない・考えないために、次のこと次のことを考えるタチのようだ。弱いから前を見る。自分の中では矛盾していない。

だからこの時期、あえて来年の夢を考えようと思う。

後ろ向きに前を見る。

そんなことがあってもいいと思う。

工事中のWeb

開くと「工事中」などと書かれているホームページに出会うと、「完成するまで公開するなよ」などとつっこみを入れていた私だったのですが、ついに私自身も「工事中表示」のページを公開してしまいました。

未完成でも公開しておかなければならない事情があるんですよね。今まで、「完成するまで公開するなよ」などとつっこみをいれてしまったホームページの作者のみなさん、申し訳ありませんでした。

さて、現在、冬休みを使って作っているのが、2月に発行予定の新刊本と連携したページです。

「詳しくはWebで」型の新感覚の教育書なので、その「Web」も書籍作りチームのメンバーの意見を聞きながら慎重に作っています。

年明けには、みなさんにも正式に公開できると思いますので、もう少々お待ち下さい。

真の学校づくりの視点を!

「学校づくり」のためだとか言って、
"ウチでは飲み会を利用してます!"
なんて自慢気に話す人が…、特に
"民主的な学校をつくってます!"
なんて言ってる人に多いのだけど、どうかと思うのです。

目的や魂胆があって飲むお酒はさぞかしマズかろうと思うわけです。

ちなみに、
"職場の民主化なんて言って人に限って自分は何もやらないで若い人にその仕事を押し付けてますよね"
と言われたことがあるがその通りだと思う。

本当に弱いものの立場に立つのであれば、やる必要のない仕事をあえて自分がやって、
"若い人には、こんなことはやるべきではない!"
と叫ぶべきだと思うのです。

冬休みの計画

計画と言ってもそれほどのものではなく、やらなければならないことと言った方がいいのですが、そんなことがいくつかあるのでメモのつもりでかいておきます。

まずは学期中に終わらせておかなければならなかった事があるので、以下は本日休日出勤してやる予定。
●週指導計画(授業時数合わせが大変)
●学年学級経営案2学期の反省
●教室整理
●職員室の机まわりの整理

以下は休み中に、
●子どもたちへの年賀状
●shiozaki.info 年間使用量支払い(けっこう高額)
●新刊本「スマホ時代の学級づくり」のホームページづくり
●1月13日の札幌の仲間の教室一日訪問の準備
●家の机まわりの整理

まだまだありそうだなあ。

忘年会は、高校時代の友人との一件だけです。

地域を超えた研究会

本日、2学期の終業式です。

この間、自分にとって大きな出来事は、全生研の浦安サークルから抜けたことです。

そしてフリーになって、「集団づくり研」という新しい研究会を作りました。

今までのサークルと違って、ネットを利用して地域を超えた仲間が集まりました。

その研究会で新刊本を作っています。すでに原稿もそろっています。

この研究会で、新刊本発行の他、春に大きなイベントも企画していますので、楽しみにしていてください。

本について、イベントについて、具体的なことが決まりましたら、すぐにお知らせする予定です。

ひと桁参加の保護者会をやる必要あるのか?という件

私が担任している5年生のクラスの児童数は38名です。

しかし12月の保護者会は、10名しか集まりませんでした。実際にはその日の参加はずっとひと桁で、後半にやっと10名に届いたという感じです。

他の3クラスも、私のクラスほどではありませんでしたが、にたりよったりの感じで、参加者は少なかったです。

終了後、こんな少ない参加者で、この時期に保護者会を開く意味があるのか?という話になりました。11月には個人面談もあったし、時期を考えてみたらどうかという話になったわけです。

でも、個人的には、時期を変えてもこの傾向は変わらないのではないかという感想を持っています。保護者の方が、「行く必要がない」「行きたくない」と考えていれば、時期をずらしたところであまり変わらないのではないかと。

今は、教育現場も、子育て現場も本当に大変です。ゆえに、両者が一緒になって頭を抱えながら悩んで悩んで、支えあい、励ましあいながら先に進んでいくことが大切だと考えているのですが、ある時期から、子育ての自己責任論が出てきて、私のようなスタンスは少数派になってしまいました。

保護者のみなさんも、自分のことで精一杯。とりあえず日中は学校におまかせします。ただしちゃんと指導してください。あとは自己責任でやりますから…、といったスタンスになってしまいました。そこには、学校・教師と一緒になって子どもたちを育てていくといった発想はなくなってしまったように思います。

「子育て自己責任時代の保護者会のあり方」みたいなことを考えた方が良いと思っています。

個人のパソコン持ち込み禁止に関わって

民間ではもう当たり前なのだと思いますが、教育現場でも、個人情報保護の意味で、教師は個人のパソコン等を現場に持ち込んではいけないことになっており、最近は特に厳しくなりました。

私の個人のパソコンには、子どもたちの情報はいっさい入れていないし仕事関係の書類、資料等はすべて現場の教育委員会のサーバーに保存してあります。しかしそんな私でも最近では持ち込んでいません。

今後は、端末機器の進化により、iPadやスマホ…、さらにはケータイにまで持ち込み禁止令が出るのではないかと心配しています。

一方、教育委員会が準備しているネット環境はどうなのか?と考えてみると、必ずしも使い勝手が良いとは言えません。教師が利用するパソコンにも、子どもと同レベルのブロックがされていて、調べたいことも調べられない状況。動画もスムーズには見られないし、種類によっては開くことさえできない。Gmailも利用できない。

教育委員会もそれなりに教育関連資料の準備をしていますが、これは外の世界の情報には、追いつけないのは当たり前。また、教育委員会が準備した情報の中でしか授業が展開できないことになります。これではどっかの国と同じで、情報の統制と教育の自由の権利を奪うことにつながる危険性もあります。

はい、ネットの管理の問題を情報統制と教育の自由のはく奪の観点から見ていく必要があることをここでは強調しておこうと思います。

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小学校で37年間学級担任として勤務/現在大学で教師を目指す学生に指導。/最新著書『教師と子どものための働き方改革』(学事出版)//iPhone12 Pro/Surface Laptop3/黒猫大好き/手相は両手とも「ますかけ」。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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