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毎週県外シリーズも一段落

全教の教育のつどいで、関西方面に来ています。

8月3日から、3週続けての県外宿泊学習です。

しかしこれで宿泊での学習は一段落。

ただ、来週は、金、土と、神奈川と東京で研究会と学習会。

次の土日は、広島で再び一泊。

結局8月の週末は、毎週県外で学習することになります。

大変ですが、「子どもの実態に関わらず文科省の方針に従いなさい」といった官制の研修に比べて…、いや、比べ物にならないくらいためになるし、そして何よりも全国の人たちとの出会いがあることが本当にうれしいです。

さあ、夏休みもあと少しだ。もうひと頑張りしよう!!

指導に「したがう」とは?

全生研のFacebookグループで、指導は「したがう」ものなのか?という問題提起がなされ、おっと、そういった視点がなかったな…、と思いました。

その問題提起は、指導に「したがう」というのは、あくまでも教師からの見方であり、子どもたちにとっては「したがっているつもりはない」ということがあるということ。

「したがう」というよりも、指導に「のってみる」という方が、子どもの側からの見方になるのではないかということでした。

考えてみると、子どもたちはどうして席についているのでしょうか?どうして黙って教師の話を聞いているのでしょうか?どうしてノートをとり、話し合い、発表をし、宿題をしてくれるのでしょうか?

席につかず、話を聞かず、宿題もやってこない子が増え…、そんな学級があたりまえの状態が増えている中(もう「学級崩壊」という言葉などつかわなくて良い状態であると考えています)、教師と子どもたちの基本的な関係性についてあらためて考えてみる必要があるのではないでしょうか。

Line?

オリンピック、男子水泳チームの選手たちが、Lineで連絡を取り合っているという話が出て、「Line」がさらに注目されたようです。

この時期偶然に、最近の学生さんたちは、Facebook派とLine派がいるということを聞いたので、全生研の学習会の紹介など、こりゃFacebookだけじゃなくて、Lineも利用してみようかなあ…、と思って、わけもわからず登録してみました。

しかしやっぱりわけがわかりませんでした。www

どうやら、スマホで利用するのが使い勝手がいいようで、ケータイしか持っていない自分には、使い勝手が悪いようです。(iPadにもアプリをダウンロードしてみたのですが……)

ということで、今のところ、登録放置状態です。

地域ごとに学校はちがっていい

最近、ふと思ったことがあります。

それは、
「文科省はどんな地域でも、同じことをやらせようとしているなあ」
ということです。

そして、学力テストだの、体力テストだの、地域格差を無視して競争させようとしています。そもそもスタート地点が違うのですから、こういった競争が成立するのかどうかは大いに疑問です。

そこであらためて気がついたのが、学校というのはその地域ごとに違って良いということ。

地域の必要と要求で学校があって良いのだということ。

そして、良い学校をつくるためには、まず、の地域の分析から進める必要があること。

学校がその地域の中にどのように位置づいているのか…(あるいは位置づいていないのか)、その分析なしに、学校づくりは進まないのだと思いました。

のるな

スヤスヤ
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んっ?重い…
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おりろ!
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自己責任(な)「ねばならない競争」

今、子どもたちは、

●良い子でいなければならない
●学力が高くなければならない

といった価値観と目標に向かっての"競争"の中にいます。

そして最近の特徴は、その競争が自己責任において強いられることです。さらに言えば、そういった競争をさせられていることがなかなか自覚できないこと……。

競争することのすべてを否定するものではありませんが、その競争から落ちこぼれることがその子を(保護者も)まるごと否定されるような競争には賛成できません。

※指導が難しい子に対して家族丸ごと後ろ指を指すような地域も少なくないのでは?

弱者を排除し、切り捨てる競争から、共同し高め合える競争に変換していかなければならないと考えています。

自らをケアする力

ケアが必要な子どもに育てたい力は、自らをケアする力。

そしてそのための仲間やシステム・共同をつくり出すことに彼自身も参加していく力?(事実?)であろう。

そのためには、彼の中にある苦悩を適切な言語で表現させ(あるいは教師が代弁し)、そのことをめぐってプライベートな関係とパブリックな取り組みとで、行き来していくことが大切だと考える。(ある時は私的に、ある時は公的に)

パニックを起こす子は、公的な取り組み(授業を含む)の中でパニックを起こすことが多いのであるが、そうであるからこそ、最初は私的な関係の中で彼の必要と要求の声を聞き取り、公的な場に戻してあげるといった丁寧な指導が必要ではないだろうか。

寄り添う

たとえば様々な事情でパニックを繰り返し、トラブルを起こしてしまう子に、まずは寄り添うことが大切だとよくいいます。強引に押さえつけるのでなく、その子の苦悩に寄り添い、共に乗り越えて行く仲間にはたらきかけ、その子の自立を支援していくのだと。

しかし、今の日本の教師にとってこれはかなり厳しい。責任が問われ、早急に成果が期待されるのが日本の教育現場だからです。そんな中で、教師は自分自身を追い込んだり、寄り添うことそのことだけが目的になり、優しい自分に酔うだけであったり、自分を納得させる手段に変わってしまったりしがちです。

寄り添うことで子どもとの応答関係を取り戻し、彼の中に教師がどのように位置づいているのかを発見した時、初めて教師はその子に癒されるのです。

だとしたら、寄り添うことに目を向けるのではなく、応答関係の中身にこそ視点を当てるべきだと思うわけです。

かつての夏休みとの違い

ここ数年、教師の夏休みの様子が変わってきた。

簡単に言うと、夏休みまで忙しくて仕事に追われるようになった。

研修・出張は山のように増えたし、免許更新で大変な人もいる。

夏休み中にやっておかなければならない2学期の準備も増えた。

おまけに、授業時数が足りないとかで、8月後半から学校が再開する都道府県も増えてきた。

にもかかわらず、「夏休みは心のリフレッシュをしてください」などと、時代の変化が読めないのんびりやの管理職も多い。いったい何を見ているのか?と言いたい。

一方、こういった「大変さ」を「大変だ」と言うことに対して批判する熱血教師も増えてきている。そういった人たちの目からは、たとえば指導で悩む教師はダメ教師だと見えるようだ。同じ「目」で子どもたちを見ているのだろうか?そうでないことを祈っている。

今日と明日、福岡で講演だ。

福岡に行きます(10日・11日)

今週の金・土、福岡に行きます。

以下、ビラからの引用です。

◇福岡県生研大会◆
子どもたちの発達権を保障する子ども集団づくり

◆日時
8月10日(金)、11日(土)

◇場所
北九州市立大学

◆参加費
2000円

◇講師
楠凡之(北九州市立大学教授)
塩崎義明(千葉・小学校)
牧本富雄(京都・中学校)

◆日程
(10日)
10:00-12:30 基調講演(楠)
13:30-16:30 課題別分科会
◎学びと集団づくり⇦ここで登場!
○特別なニーズ教育
15:00-18:00 総会 他
(11日)
09:30-12:00 実践講座
◎小学校⇦ここで再登場
○中学校
○特別支援学級・学校
13:00-16:00 一般分科会
◎小学校⇦またまた登場
○中学校
○特別支援学級・学校


手持ち回転iPadホルダー

こんなの購入しました。

装着感、使い勝手もいいんだけど、かばんに入れる時にかさばるのが欠点。

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全生研全国大会感想

北海道大会、良かったです。快適でした。これだけ快適に学習できた大会は今までになかったです。これも現地のみなさんの細かな気配りと気遣い、前向きなトーンのおかげだと本当に感謝しています。

図書コーナーでは、「スマホ時代の学級づくり」が30冊完売させることができました。ありがとうございました。

何が快適だったのでしょうか?

・すぐに申し込んだので、一人部屋で宿泊することができた。
・現地の方から笑顔で声をかけていただき、元気が出た。(本来逆でなければならないのに)
・一般分科会のレポートの質が高くて、大いに学ぶことができた。
・テーマ別のワークショップで、自分でも新しいチャレンジができて、ねらいの90%は達成できた。

今大会で学び、今、頭に浮かんでいるワードは、

●「ケア&癒し」(教師は何に癒されるのか)
ケアするものが癒されるとはどういったことなのか。

●「"上からの組織"こわしと、下からのシステムづくり」
たとえば、組織からの原案提起は、組織内である限り、子どもたちをしばるとになるのではないでしょうか。活動提起・発議は、組織外からの、グループからなされるべきではないでしょうか。これは内部からもかなりの異論が出そうですが……。

●学習班のとらえ方にしても、意見をまとめるための学習班ではなく、異論を噴出させるための学習班でありたい。つまり、一人ひとりの意見の違いを保障すること。

後日、もう少し整理して、学んだことをまとめていきたいと思います。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

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ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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