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いそがない

東京駅のエスカレーター。関東は左側に寄ります。追い越す人は右側。

腰が完全じゃないので、左側に寄って立ち止まろうとしたら、なんと左右両方の人たちが一斉に歩いてのぼり始めました。1人だけ立っているのは流れを止めてしまう状態になったので、しかたなく自分も歩いてのぼりました。

エスカレーターでしょ!立ち止まってのぼっていくものじゃないの?どうしてみんなあんなにいそいでいるんだろう?いやいや、実は自分も腰が悪くなかったとき、せかせかとのぼっていました。

月曜日から2学期がスタート。あまりせかせかとしないようにします。子どもたちの呼吸に合わせて、子どもたちのゆっくりな流れの中に参加します。せかせかと先頭に立つのはいけないなと、最近特に思います。

でも、自分は基本的にせっかちです。

広島の準備

1日、2日と、広島に行きます。広島県生活指導研究大会です。しおちゃんマンの登場は、2日の記念講演。(9:30~11:30)

その準備をしなければ……。

大会のテーマが「子どもたちの心の揺れによりそい、子どもと子ども、子どもと教師の関係を豊かにしていく実践を」です。

まず、揺れているのは教師だと思うわけです。「良い子」に育てなければならないプレッシャー。ここで言う「良い子」とは、疑問形の「良い子」です。個性を捨て、脳にチップをはめ込まれた「良い子」です。そんな「良い子」に育てるのか、それとも自分らしさを発揮し、仲間と共同して社会を形成していく主人公としての人格を育てるのか。もちろん後者なのですが、ものすごい上からのプレッシャーの中で教師はゆらゆらと揺れているわけです。

子どもたちの発達の苦悩、そして教師の揺れが出会う時にどのようなハーモニーが生まれるのかが大切。そのためには、教師は自分が揺れていることを自覚できることが大切。揺れていることに気づかず、社会に対しても何の疑問も持たずに「気持ちよく」子どもと向き合っている教師が一番マズイと思います。

教師はある意味、常に「気持ち悪さ」を抱えながら生きていく、というのが神戸での私自身の学びでした。

子どもとおとなの関係

教育・子育ての現場において、子どもとおとなの関係はどのようになってしまっているのでしょうか。

一つ目は、対教師との関係です。子どもたちの側から見た教師は、自分を学力競争に追い込みながら、一方でそれを自己責任として放置し、切り捨てるおとなとして存在していないでしょうか。また、拘束の多い学校生活において、子どもを管理しなければならない責任と、逆に子どもの側に立ちたいという思いとの間で揺れ動く教師に対して、一番長い時間に接するおとなとしてすでにあいそをつかしているのではないでしょうか。

二つ目は保護者と子どもの関係です。経済的・時間的にゆとりのない家庭生活において、乳・幼児期以来、親の十分な保護に恵まれず、親や他者に基本的信頼感を持てないでいて、学校生活においてもあらゆる場面で他者とトラブルを起こしたりパニックを起こしたりする子が増えていないでしょうか。

三つ目は、地域とのおとなとの関係です。地域のつながり・共同がなくなったと言われてすでに久しく、今では、自分を監視するおとなとしての存在、子育ての「でき」を評価する存在として地域のおとなが存在していないでしょうか。

以上のような子どもたちとおとなの「不信」や「追い込まれ」の関係を、教育に関わる立場でどのようにとらえ、実践していくのかが問われているのだと思います。重い重い課題です。

夏休みも終わりか…

千葉・浦安は今週まで夏休み。でも、今週から登校再開のところが増えてきている。たくさん勉強すれば学力が向上する…、そして子どもたちが幸せになれるという考えの広がり。かなり疑問。もっと子どもたちの将来を冷静に長い目で考えればすぐにわかること。まあ、それはそれとしておいといて…。

昨年の夏休みは教員免許更新であっという間に終わってしまった。今年は逆に、全生研の活動や勉強が忙しくて、あっという間に終わりそうだ。もちろん今年の方が心地よい疲れ。

特に8月は、札幌、北九州、神戸、相模原と毎週土日が県外。そして今週の土日は広島。

様々な場所で、今までにない出会いと学びがあった。そう、何よりも自分自身が学べた。

「子どものストーリーに教師が参加・応答する」といった子どもたちとの関係の仕方。(今までは「教師のストーリーに子どもたちを参加させようとしていた」)そこから何が生み出せるのか、2学期から楽しみ。(もしかしたら自分はすでに無自覚的にそんな関わり方をしてきたのかもしれないのだけれど…)

一方で、「民主的」を語る団体や組織のうろたえぶりというか、バタバタぶりが見えてしまった夏休みでもある。運動や研究が時代に追いついていないというか、時代が提起してくる多様な問題提起に応えきれていないということ。逆に元気があるように見えるのが、弱者攻撃勢力と、マニュアル効率化勢力。これはどうにかせんといかんです。もしかしたら現役残り5年間は、この部分に精力を注ぐことになりそう。

“寄り添い”による管理と支配

様々な事情でパニックやトラブルを繰り返してしまう子どもが、今ではどの教室にもいます。

そんな子どもに対して「苦しんでいるんだね」と、寄り添い、やさしく語りかけることが大切だ、とよく言われます。一方で、友達に対しても、仲間として”寄り添うことが大切” と語りつづける教師。

しかし「寄り添うこと」に教師自身が酔い、やさしさの押し売りになってしまうことに注意が必要です。

また、落ち着きや、適応を期待した「寄り添いによる管理・支配」は、逆に教師自身を追い込み、その子にとっての必要と要求の声を聞き逃すことになるのではないでしょうか。

注目したいことは、子どもに寄り添うことで子どもとの応答関係を取り戻し、彼の中に教師がどのように位置づいているのかを発見した時、教師もまた、その子に癒されるということです。

教師のストーリーに子どもを参加させるのではなく、子どものストーリーに教師が参加していくことが大切だと思うわけです。

太り過ぎなヨシムネ

ワクチン注射に無理矢理行かされて、太りすぎだの(8kg)、毛玉ができているから背中を剃られるだの、散々な目にあったヨシムネと、我関せずのねね。

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書籍「津波からの生還」

旬報社さんから、「津波からの生還」を献本いただきました。

ありがとうございました。

三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙「石巻かほく」に「私の3.11」のタイトルで掲載した被災者インタビューシリーズ100回分がそのまま掲載されている本です。

当時の被災の様子がリアルにせまってきます。また、メディアの役割もあらためて考えさせられました。

おすすめです。


4プラス1

21日に、中学校区の情報交換会がありました。

一つの中学校、二つの小学校の職員全員が分科会ごとにあつまって話し合いました。

私は、「中1ギャップ」という分科会に参加しました。

中学校に入学すると、子どもたちは大きなギャップを感じて、なかなか学校に適応できず、中には不登校になってしまう生徒もいるということでした。

私はそのギャップは、思春期を迎える子どもたちが次の壁をなかなか乗り越えられないことに原因があるのではないかと発言しました。

 対、親子関係
 対、友だち関係
 対、教師関係
 対、学力

そして中学校に入って

 対、先輩関係

この4プラス1のテーマについて、どうすれば子どもたちが乗り越える力をつけていくのか、その指導について丁寧に検討し、実践していく必要があると考えています。

"中1になるとギャップを感じてしまうので指導内容を小中で同一に(たとえば授業開始の挨拶の仕方など)しましょう"、などと、あさはかな結論にならなくてよかったです。

チップをはめ込まれたショッカー

アイドル活動をしていて脱原発運動に積極的に関わっている藤波心さんのお話を聞きました。

その中で、今の若者を称して、"脳にチップをはめ込まれたショッカーのようだ"と表現していたので、なるほどそう見えるかもしれない…、と思いました。

ショッカーが脳にチップを入れられていたかどうかは別にして、日本人は若者に限らず、物事を批判的に見る力が弱いと思ってます。逆に、与えられた情報を疑いもなく受け入れることが生活をする上での大切な気遣いだと考えます。

しかしここが大切なところでして……、つまり実はその情報は疑わしいことには気づいているのではないかということ。しかしその疑いを言葉や行動に移そうというときに、過度な気遣いがはたらくということらしいのです。

だとしたら、実はチップはもうはずれていて、あとは声を出し、行動するだけなのですが……。

「意味のないこと」をやることを保障する

一見「意味のないこと」をもっともっと子どもたちにやらせた方が良い、いや、やらせるというよりも、やることを保障した方が良い、という意見を組合教研で聞いて、そうだそうだ!と思いました。

子どもの時にそういったこと(意味のないこと)をくぐってこないので、大学生になっても子どもっぽい遊びを必死にやっている風景があるとのこと。つまり、人間が大人になるのに、「意味のないことを通過する」ことは必要だと言うことです。つまりそれは実は「意味があること」なのです。

あれもだめ、これもだめ。
そんなことする時間はない。
できないやつ、守れない奴は、問答無用でダメ!
そしてダメなのは、自分の責任、親の責任。

そんなことをしているうちに、日本の子どもたちがどうなってしまったのかは、私たち大人が一番わかっているはずです。

軽率なノリ

組合の全国教研では、若い人たちもたくさん実践レポートを報告していました。

子どもたちにとてもよく信頼されていて人気があり、ノリとリズムでどんどん子どもたちを引っ張っていく実践もあり、報告を聞いていてうれしくなりました。

そして、いい意味で「こういった、『軽率なノリ』って大切だよね」と発言したら、会場は爆笑になりましたが、もしかしたら本人は気にしてしまったかもしれない……。

これは本当にいい意味で言ったわけで、つまり、あれこれと余計なことは考えずに、その時の若い感性で子どもたちを引っ張って行くことって大切だと思っているわけです。そしてあとから、あれは軽率だったかな?と考えたら、それはそれでいいのではないかと。

若い先生方の中には、あれこれと考えすぎて結局何もできずにいる人が多いのではないでしょうか。

「軽率なノリ」。オススメです。

くちびるをかんでうつむきながら

全教の教育のつどいに参加してきました。

当然、大津のいじめ事件は話題になります。参加者は身銭を切って参加しているわけですが、この事件に関しては、みんな悲しさとくやしさでくちびるをかみ、うつむきながら、それでも向き合わなければならないという強い思いをもってみんな集会に参加しているのです。

そんなとき、どこかの会長さんが、いじめを見逃した教師は給料を下げろといい、それに対して、いじめを見つけた教師には給料を上げるべきだという意見が出る……。

はっきり言っておきます。教師はお金なんかでは動かないのです。教師が動く原動力は、子どもたちの笑顔です。何を青臭いことを言っているんだ?と言う人がいると思いますが、事実なのですから仕方がない。だから、なかなか子どもたちの笑顔が見られなくなった教育現場を何とかしたいと思っている。そのためには身銭を切ってどんな遠くにでも出かけて勉強しに行くわけです。

なんでもかんでも人間がお金で動くと思っているのだとしたら大間違いだということです。

ただ、今はこんなえらそうなことを言っている場合ではないです。もっともっと謙虚に学習して、お金で教師を動かそうなどと言われないようにしなければならないと思ってます。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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