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新採用研修としての授業

本校には、新採用の職員が2名います。といっても、講師として現場を経験してきた方たちなので、私などよりもしっかりと仕事を進めています。

新採用の先生方は私たちの頃の数倍の研修を強いられています。自分の学級を自習にして、子どもたちとのコミュニケーションが削られての研修ってなに??と強く思います。

教師というのは、上からの研修で育つものではないのです。それは一方的に情報が与えられるだけの話であって、教師の力量を高めるものではないのです。

教師は、子どもたちや保護者からこそ学びます。そして、同僚から学びます。自主的な研究会から学びます。つまり、現場からでしか、そして自らの課題に向けた研究からでしか、生きた力量をつけることはてきないと考えています。(「生きた力量」とは、リアルな指導のありようとその裏付け)

しかし現実的には目の前に上からの研修が次々とおそってきます。現場でも、自分の学級を自習にして他の職員の授業を見たり、校務分掌の責任者の話を聞いたりする研修があります。

私も来週の火曜日に新採用の先生たちに向けて授業をしなさい、と言われています。(私だけでなく多くの職員がこのような授業をします)

しかし、これ以上、自習を増やすのは大変だろうということで、発想を変えて、"私が新採用の先生の学級に行って授業をしてみる"、ということを考えました。教務主任に聞いてみたところ、それでも良い、ということだったので、そうすることにしました。(新採用の先生方は私たちの数倍の自習を強いられています。私の学級はどうするのか?というご心配もあるかと思いますが、専科の授業時間にしたり等々の工夫をする予定です。)

来週の火曜日に、3年生の教室で社会科の授業をしてみる予定です。

※上記、読み直してみて、とてもえらそーに感じました。言い訳にさせてもらうと、子どもたちと、授業あそびをする予定です。決して模範になるような授業をするわけではありません。

今どきの子どもとの「距離」

子どもとの距離は、近すぎてもダメ、遠すぎてもダメ。その都度、距離をはかるのが良くて、どちらかというと、近い方がいいというのが、しおちゃんマンの意見です。

それでいつも誤解を受けるのですが、しおちゃんマン的には、時には「なめられるくらいが調度良い」くらいの近さが必要だと考えています。そうでないと、子どもの「事情」に共感できないからです。

しかし、近すぎるという状態は、馴れ合ってしまって、良い意味での批判や厳しい指導ができなくなってしまう危険性があります。しかししかし……、一番の問題は、一部の子の "層" にしかコンタクトができなくなるということ。つまり、教師と馴れ合えるのは、一部の…、いわゆる昔風に言えば「ませた子」なのです。そうなってくると、そうではない子とのコミュニケーションがとれなくなるのが一番の問題。

ここまでくればわかるように、距離というのは、子どもの「層」や、一人ひとりにによって、近づいたり、距離をおいたりすることが必要だということ。場面に応じたものばかりではないということ。

そんな複雑な子どもとの距離の問題を、"近すぎる・遠すぎる" と言った、教師の「権威」のテーマとして語っていることこそが問題である!ということなのではないでしょうか。

今時の結婚式

先週、学年の先生の結婚式に参列させていただきました。昨年も行きましたので、2年連続の参列です。

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最近の結婚式は、私たちの頃とは違った特徴があるようです。

一つは、籍を入れる時期と式の時期があいていることが多いこと。これは仕事の関係など、なかなか良い日にちがとれないことがあるからのようです。

二つ目は、ほとんどが仲人をつけないということ。仲人をつけて結納をする人は、30%くらいになったそうです。これは、その後の人間関係を維持するのがむずかしかったり面倒に感じたりするからだそうです。

三つ目は、「挨拶」ではなく、スクリーンを利用した演出やサプライズな演出がメインとなっていること。これは逆に言えば、言葉によるメッセージが難しくなってしまったということ。

千葉県で、学校現場に若い人たちが増え始めてから10年くらいたつのでしょうか?結婚式や出産など、これからおめでたいことがしばらく続くのかもしれません。

一つのリーダー像

学校現場でもどこでも、威張っているだけのリーダーがいます。働いている人に序列をつけたがり、自分がその一番トップに位置していることを強調します。

そういったリーダー?は、責任を下に押し付けます。上から指示ばかりしていたくせに、いざ壁にぶちあたったり、うまくいかなくなったりすると、自分はそこからいかにして逃げるのかに奔走します。

学校現場のリーダー像を一つ考えるとき、前記と全く反対なリーダー像を描けば良いわけです。『責任は自分がとるから思いきってやってみろ!』『自分とは考え方は違うけど、あなたの思い通りにやってみてください。応援します』と言ってくれるリーダーがいいですね。

リーダーシップは、フォロアーシップとセットで考えます。残念なリーダーは、私たち自身が生み出してしまっていることの自覚も大切かもしれません。

全生研セミナーで

11月16日(土)の、全生研(全国生活指導研究協議会)のセミナーで、久しぶりに実践レポートを提案する予定です。

場所は、埼玉県草加市の獨協大学5棟116室。時間は、16:30〜18:30。

全生研は、学級集団づくりの実践を中心に研究している団体というイメージがあります。そして現にそうです。

そんな中で、あえて授業実践の実践報告をしてみます。しおちゃんマンらしいかも
「原発と人々の生活」(小6)

泊原発の裏事情をめぐって、子どもたちと様々な視点で考えてみた授業です。お時間のある方、のぞいてみませんか?参加費は無料です。

なぜ全生研に、意図的にこんな実践を提案したのか……。それは、自治は、"学び" 無しには、管理主義、支配主義に陥る危険性を感じているからです。そして現にそんな実践を多く目にするからです。

ちなみに、同時間の分科会には、下記のようなレポートが提案されます。

1.教室からとびだす自由と戻る権利(小4)
2.コツコツと共に悩む(小6)
3.Smoll stepで行こう(小5)
4.ハルのいる学級(小6)
5.ゆら〜りゆれる私の心(小6)
6.あすなろ学級というフロンティアで(中学校特別支援学級)
7.A組の話4 礼子と(中学校)
8.付き合いながら出会い直す (中3)
9.大暴れを越えて〜大ちゃんと麗と仲間たち〜(特別支援)

また、12:00〜13:30には、竹内常一先生の講座もあります。
「ケアと自治」5棟128室にて

さらには、14:00〜16:00には、5棟128室にて、京都の小学校実践の全体分析もあります。
「子どもたちの旗を守って」

いずれも参加費は無料です。

お時間のある方、そしてちょっとだけでも気になってしまった方、ぜひご参加下さい。

子どもたちは確実に成長している!

24,25日は、日光修学旅行でした。台風の接近で、一ヶ月延期の準備もしていた修学旅行でした。

しかし、小雨に降られたものの。東照宮見学と、戦場ヶ原-湯滝の見学を予定通り行うことができました。

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この時期の(紅葉の時季の)修学旅行は初めてです。龍頭の滝も……。
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何よりも、4クラス、特別支援、136名全員が参加できたことが涙が出るほど感激です。そして参加した児童は、具合が悪くなったり、怪我をしたりといったこともありませんでした。

また、時間を守る行動や、部屋の整理整頓の様子など(管理的な事例ばかりですが…)を見ていると、子どもたちは確実に成長していることが実感できた修学旅行でした。

今年度も残り半年。この子どもたちと一緒に、さらに成長していきたいと思っています。

みんな傷を負っている

サークルや研究会で、職員室や学級の子どもたちの様子を聞いてみると、なんらかの形で、傷を負っている仲間や子どもたちが多すぎる!と感じます。

そういった職員や子どもたちは、仲間から蔑まれ、攻撃され、そしてそこから抜け出すために、自分や他者までも責めようとする傾向があります。

そんな悪循環から脱出するためには、まず自分がリーダーであることを自覚し、蔑まれ、攻撃されている仲間の権利を守るために立ち上がらなければなりません。

しかし、アンパンマンと同じで、そのためには自分自身も傷つくことの覚悟が必要です。

今の学校現場は、それこそ、正義を貫くためには、誰かが傷つくことを覚悟しなければならないほど厳しい状態になっているということです。

本日から修学旅行

本日から日光修学旅行。

台風の影響で来月に延期も考えましたが、現時点では予定通りです。

修学旅行のルーツは、軍隊の行軍。それに対して、東京師範学校の教師たちが、学術研究の目的を持つ「修学旅行」にするべきだと主張して今に至っていることは有名な話。

当時の政府や軍隊に異議申し立てをしたわけですから、当時の教師の心意気には見習いたいものです。

しかし、秘密保護法案などが通ってしまうと、こういった意見を述べたり賛同したりしたら逮捕に発展してしまう可能性もあるとか……。恐ろしい世の中になっていこうとしています。

それはともかく、子どもたちにとって思い出深い修学旅行になってくれればと思っています。

学校現場のリーダーは…?

学校現場のリーダーとは、常に弱い立場にあり、つらい状況に追い込まれている仲間の視線でものごとを見ていく必要があります。そしてそのことについて、まわりに理解を求めなければなりません。なぜなら、まわりはいつも強い力に引っ張られているからです。

まわりが、弱い立場の仲間(実践がうまくいかない仲間含む)を攻撃したり、蔑んだりする傾向がある学校現場は、そのようにさせるなんらかの力が働いているからです。それが何かを分析することが大切です。

実は自分も、強い力に迎合したり、すり寄ったり、ご機嫌を伺ったり、妥協したり、逃避したりしていることにも注意をはらう必要があります。それに気づくための仲間との協議・分析の作業が必要です。

仲間を攻撃したり蔑んだりする強い力を分析していると、そもそもそういったことは国の方針や政策から生み出されていることに気がつきます。まわりの一人ひとりの責任ではなく、そうしなければ生きていけない現場にされてしまっていることに気がつきます。

教師としての生きづらさを自覚する必要があります。文句ばかり言っている嫌なやつ・ダメや奴と思われても(笑)、文句を言うことは大切です。そしてそのことは、子どもの生きづらさにも一緒になって考えることもでることにもつながるのです。

集団の質を高める視点

起)/ 教師個々の実践は、その教師集団の環境や質に影響されます。また、個々の実践は、その集団に影響を与え、教師間に力関係を生み出すこともあります。

承)/ 前任校で力量が発揮できていたり、前年度の学年で良い実践ができていても、現場が変わったり、学年のメンバーが変わったりすると力量が発揮できなくなることがあるのはそのためです。

転)/ このことは逆に言えば、教師個々の実践は、その教師個々の力量や責任の問題だけではないと言うことです。つまり、教師個々の力量をあげるためには、その集団の質を高めたり、課題を協同で乗りこえていく必要があるということです。

結)/ 集団の質を高めたり課題を乗りこえるためには、集団的に考えられるリーダーとコミュニケーションと必要だと考えています。リーダーとは…、コミュニケーションとは…、そのことについてはまた後日書いてみましょう。

拒否の権利を「見る」

たとえ相手が子どもであっても、そして私たちが教師という立場であっても、人間が人間に教えるって…、"恐れ多い" と、ずっと思ってきました。

特に私のような、欠陥だらけの人生を生き、欠陥だらけの人間が、子どもたちに何を教えられるのでしょうか?

一方、教えることについてやけに自信を持っている(ように見える)教師もいます。しかしそれは、教師であることを演出し…、もしかしたら自分の人生までも演出しているだけなのかもしれません。そこには、本当の自分を隠し通すことでしか生きていけない人生もあるかもしれないのです。そういった意味で、自信を持っている教師は孤独です。

私は、教師の「指導」とは、子どもに拒否されることもある…、子どもに拒否権があることを大切にしていきたいと思っています。指導内容について自信を持って打ち出しつつも、一方で子どもに拒否の権利もあることを「見る」必要があると思います。

そして、子どもたちの中に「協同」を生み出し、その中から、子どもたち自身が生きることの価値を見つけ出していってほしいと思っています。

 教師よ、おごることなかれ。

 そして、自分を失う事なかれ。

この二つは矛盾しないはずです。

台風が心配な修学旅行

今週末、24,25日が修学旅行です。

ところがこのあたりに、台風27号が関東地方に近づいてくるという情報があります。先日の26号と同じパワーを持っているようで、すごく心配です。なんとかそれてくれるように祈るしかありません。

ちなみに、しおちゃんマンは、過去8回の修学旅行で、雨天によるコース変更の経験がありません。台風がきても、台風の方から日程に合わせて避けてくれるのです。

2002年修学旅行

こういった時には、必ず「雨男」が選ばれて、責められたりします。だれかのせいにしないとやっていけない気持ちになってしまうのかもしれません。

さて、この「雨男」の由来について調べてみました。

雨男は、最初は「雨女」であって、その男性版になったのが「雨男」のようです。

元来「雨女」とは、祈りによって雨を降らせる中国巫山の祈祷師を指していました。それが、日本に伝えられた後「雨を呼ぶ迷惑な妖怪」に変化したとされています。

産んだばかりの子どもを雨の日に神隠しに遭って失った女性が雨女となり、泣いている子どものもとに大きな袋を担いで現れるとの説もあるようです。

上記から転じて、その女性が何か(外出や重要行事など)をしようとすると、決まって雨が降る(ように思える)人のことを「雨女」と呼ぶようになりました。

そして同様の男性は雨男とよばれましたということのようです。

台風よ、去れ!!!

レンタルサーバーサービス終了?

shiochanman.comのドメインで利用しているレンタルーバーのサービスが年明けに終了するという連絡がいきなりきました。

shiochanman.comは、メインなメールアドレスで利用しているし、閲覧率の高い "「非行」と向き合う親たちの会" のサイトも運営しています。どうしよう……。

一応、お薦めの新たなレンタルサーバーサービスは紹介されていましたが、サーバーの移行の仕方や、ドメインの管理移行の方法など、いろいろ面倒なことが出てきそうです。異常な多忙に振り回されているしおちゃんマンとしては、頭が痛いところ。

幸いなことに年明けまで、多少時間があります。

なんとか時間をみつけて、スムーズに移行できるようにしていきたいのですが、どうなることやら。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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