2013/10/31
新採用研修としての授業
本校には、新採用の職員が2名います。といっても、講師として現場を経験してきた方たちなので、私などよりもしっかりと仕事を進めています。新採用の先生方は私たちの頃の数倍の研修を強いられています。自分の学級を自習にして、子どもたちとのコミュニケーションが削られての研修ってなに??と強く思います。
教師というのは、上からの研修で育つものではないのです。それは一方的に情報が与えられるだけの話であって、教師の力量を高めるものではないのです。
教師は、子どもたちや保護者からこそ学びます。そして、同僚から学びます。自主的な研究会から学びます。つまり、現場からでしか、そして自らの課題に向けた研究からでしか、生きた力量をつけることはてきないと考えています。(「生きた力量」とは、リアルな指導のありようとその裏付け)
しかし現実的には目の前に上からの研修が次々とおそってきます。現場でも、自分の学級を自習にして他の職員の授業を見たり、校務分掌の責任者の話を聞いたりする研修があります。
私も来週の火曜日に新採用の先生たちに向けて授業をしなさい、と言われています。(私だけでなく多くの職員がこのような授業をします)
しかし、これ以上、自習を増やすのは大変だろうということで、発想を変えて、"私が新採用の先生の学級に行って授業をしてみる"、ということを考えました。教務主任に聞いてみたところ、それでも良い、ということだったので、そうすることにしました。(新採用の先生方は私たちの数倍の自習を強いられています。私の学級はどうするのか?というご心配もあるかと思いますが、専科の授業時間にしたり等々の工夫をする予定です。)
来週の火曜日に、3年生の教室で社会科の授業をしてみる予定です。
※上記、読み直してみて、とてもえらそーに感じました。言い訳にさせてもらうと、子どもたちと、授業あそびをする予定です。決して模範になるような授業をするわけではありません。