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「授業あそび」の意味

日本レクレーション協会発行の雑誌記者の方から取材を受けました。集団遊びや、授業あそびを実践に取り入れていることについての取材でした。

まず、授業遊びには、次の三つの意味があると答えました。

一つは、授業そのものにあそびのしかけをすることで、子どもたちの学習意欲を高めること。

二つ目は、そのあそびの中で、子どもたち同士が仲間の再発見ができること。そして、仲間を再発見するということは、自分の再発見でもあるということ。

そして三つ目が、教師自身が授業を「あそぶ」ことで、管理化・競争化を強いられている現場の教師が、子どもたちの笑顔に癒され、子ども自身のストーリーに参加していこうとするスタンスに立てること。

取材の日は、浦安の教育実践サークル「エスクエラ」の学習会の日だったので、記者の方には、実際に「授業あそび」を体験してもらいました。

実はすでに別な意味でなめられている

子どもとの距離が近い教師に対して、子どもになめられているといった評価をして、批判することがあります。しかし、子どもに近づき、子どものことを理解しようとしていることについて、「子どもとの距離が近すぎる」「子どもになめられている」といった評価で終わらせて良いのでしょうか?

いつも言うのですが、子どものことを理解するといった意味において、子どもとの距離は「なめられるくらいが調度良い」のです。そして一方で、もうすでに、別な意味で「なめられている」ことに気がつくことからスタートしなければならないといった現実を忘れてはなりません……。

道徳の教科化、といったことに代表されるように、子どもたちの心の底まで管理・支配しようとしている今日の教育政策。それを笑いとばす力量がほしいといつも思います。そして、実はすでに子どもたちの方が管理されているふりができていることにも気づいていない教師。

つまり……、文科省や私たち教師はすでに子どもたちに笑われていることに気づくことが大切なのではないかと思うわけです。

子どもの言い分

2013年11月27日(水)6年1組日刊通信NO.130より

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子どもの言い分

この時期(12歳の時期)、学校でも家庭でも、子どもの言い分を聞いてあげることは大切なことなのだと思います。すべて大人の思い通りには動いてくれない時期だし、逆に、大人の言うとおりにしか動けない子どもでは困るわけです。

ところが、子どもの言い分の中身は、まだまだ成長の途中段階ですから、不十分な論理が多いです。大人が聞いていて、〜自分に甘い、すべて人のせいにしている、楽をしようとしている、エトセトラ……〜と聞こえることばかりでストレスがたまります。

“だったら、すべて最初からこちらの言うとおりに動いていればいいんだ!”と思ってしまうわけです。

しかし今は、学校では教育を、家庭では子育て・しつけをしているわけですので、子どもと一緒の土俵に立っていらいらしていては、きっとマズイのです。(私は未熟者ですので、いつもイライラしています)

不十分であっても、まずは子どもの言い分を聞いて、それに対してこちらの意見を「でも、これこれこういうことのほうがいいんじゃないかなあ?」と投げかけて、そうではない!!と言い返す言い分をそれでも聞いてあげて、最後に大人の考えを述べて、あとは子どもに託す…、くらいの余裕は持ちたいものです。

一方で厳しさは大切ですね。

しかし厳しいことがなかなか伝わらないと意味がない……。いつも怒鳴っていては、「またいつものことか」と思われてしまう……。怒ることと、叱ることをしっかり区別して、私も子どもたちに向き合っていきたいと思っています。
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好き・嫌い

2013年11月26日(火)6年1組日刊通信 NO.129より

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好き・嫌い

 漢字の成り立ちを考えるのが好きです。今の日本の子どもたちの考え方について、漢字を使って話をすることがあります。今回は、好き・嫌いについて。

 日本人は、好き嫌いがあることを、昔から、”卑しいこと、いけないこと、不健康なこと”、として考えてきました。これは食べ物だけの話ではありません。人間関係においてもそうです。ゆえに、人間関係において自分と話が合わない、好きになれない人に対しても、お互いに気遣いし、一緒にやる時は一緒にやり、意見が対立した時は、お互いに譲り合いながら合意できる点をさがす、という付き合い方をしてきたわけです。そしてそんな中でも、苦手だった人でも、いつのまにか話が合うようになったり、今までのことが信じられないくらい仲が良くなったりするケースもあったりするわけです。
 しかし最近の日本人の傾向として、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと、きっちりわけることが、”自分の意見を持ったしっかりとした人”、という風潮があります。
 さらに、子どもにおいては、中学年のギャングエイジの時代が喪失していて、人と人との交わり方が十分に育っていない面があり、好きな友達には必要以上に執着し、嫌いだと判断した仲間には意図的に遠ざけたり、批判したり、ひどいときには、いじめをしたりする傾向があります。意見をはっきり持つことは大切なことですが、そういった好き嫌いのあり方は考え直してほしいと思っています。

 さて、漢字の話ですが、「好」という感じは、女へんに子ですから、おそらく母親が子どもを愛することの意味ではないかと思うわけです。調べてみてもこれで正解。
では、「嫌」という漢字はなんなのでしょうか。「兼」は、見た目は角の生えた鬼のように見えます。鬼の子が生まれてしまった意味なのでしょうか?それはそれで、おもしろいストーリーができます。つまり、自分の思うような子でなくても、母親の愛として包み込んでいること。それが「嫌い」の意味であるということ。

※しかし実は「兼」というのは、日本の稲を束ねて持つ、という意味。本来は一本だけ持つ稲を日本束ねていることで、不自然、不十分、不満足という意味になったということでした。
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もうブログは書けないのか?

内閣官房審議官の鈴木良之氏が、
「秘密保護法案の解釈上、新聞・出版等の関係者以外の者が、何万人も来場者があるブログにて時事評論をすることは処罰対象となる」
と明言したそうです。

ずいぶん前に、"この法案が通ったら私のブログもなくなってしまう"、といった心配が、リアルな話になってきてしまいました。この法案は今週に衆議院を通過させようとしています。あらよあらよと言う間に決まってしまいそうで恐いです。

もし通ってしまったらこのブログはどうするか?お上に対する異議申し立てはもう書かないのか?

いやいや、もちろん書き続けます。今までよりももっと過激にならざるを得ないでしょう。

しかし問題は、そういったことにとどまらないのがこの法案。野党はどうして次々と妥協していくのかかがわからない。何か弱みでもつかまれているように。

振り返れば、教育基本法、教育三法の改悪の時も、現場がなにがなんだかわからないうちに決まってしまった。思えばその時も、安倍内閣だった。

教育基本法の改悪によって、日本の教育は子どものための教育ではなく、国益のための「脅育」になってしまった。教師は病み、子どもは悲鳴をあげ、保護者は学校教育をあきらめてしまった。

決まってから悲鳴をあげていては遅いということだと思います。

理想や目的が「きれいごと」にならないために

学校は理想を追求する場。こんな子どもを育てたい、こんな指導をしていきたい、そんな理想を追求していく場だと思うのです。ところが、そういった理想の追求が「きれいごと」に聞こえてしまうのはなぜなのか?というお話。

そう言われてみると学校現場では<上>からも<同僚>からも「きれいごと」ばかりです。<上>が「きれいごと」を言うのは、ちゃんとやってます!のアピールや、責任説明のためにそれを言うのが仕事なのでしかたがないのでしょう。しかし<同僚>からの「きれいごと」は放置できません。

同僚からの「きれいごと」は、そのようにできない仲間を追いつめます。それは正しいのだろうけど、それがてきないから苦労している……、といった声を聞き逃します。

目的や理想が「きれいごと」にならないように、それを実行していこうとする時にどのような壁があり、それを乗りこえるためにどのような協同と力量が必要なのかを、私たちは具体的に語らなければならないのだと思っています。それを怠っていた自分も反省しなければなりません。

キャラ弁作り(家庭科)

家庭科でキャラ弁を作りました。栄養とデザインを学習しました。

作品?は、グループ作成。指導は家庭科の専科の職員です。

どのお弁当もすばらしいので、掲載することにしました。

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東照宮・石鳥居(学習発表会)

T小フェスティバル(学習発表会)で、日光東照宮について発表します。

入口には、石鳥居をダンボールで作っています。まだ作成途中です。

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※黒田藩52万石の藩主、黒田筑前守-ちくぜんのかみ-長政が元和-げんな-4(1618)年に奉納した石造りの鳥居で、高さ9メートル、柱の太さ3.6メートル、柱の中心の間隔が6.8メートル。京都八坂神社、鎌倉八幡宮のものと合わせて日本三大石鳥居と呼ばれるが、江戸時代に建てられた石造りの鳥居としては日本最大。後水尾-ごみずのお-天皇が書いた「東照大権現」の額だけでも畳1枚分の大きさがある。使われている石は筑前(福岡県)産の花崗岩-かこうがん-で、エジプトのピラミッドなどと同じ、土嚢-どのう-を積む方法で引き上げた15個の石材で組み立ててある。石材を心棒で継ぎ、柱の上に渡した笠木-かさぎ-・島木-しまぎ-は軽量化のため空洞がある。こうした耐震設計の働きで、昭和24(1949)年に日光を襲った地震のときは、最初の強い揺れでかなりずれた継ぎ目が、余震で元の位置に戻ったという。(日光観光協会オフィシャルサイトより)

子どもを信じる権利

2013年11月22日(金曜日)6年1組日刊通信NO.127より

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子どもを信じる権利

 金曜日雑談モード。教室からの報告以外のことシリーズです。

 なかなか子どもがいうことをきかなくなってくる時期。あんなにかわいらしかったわが子が、人が変わったように腹の立つ反抗をしてくる時期。そんな時期だと自分に言い聞かせても、ついつい一緒になってやり合ってしまう……。しかし保護者の皆さん。親に物申すことが多かった子どもにかぎって、あとあと、本当に親のことを考え、孝行してくれるものです。ホントニ……。

 子どもに裏切られたって思うこともあります。
 何度も何度も約束したのに、そして信じていたのに…、間違いや失敗を繰り返す我が子。
 これでは、周囲の信頼を失っていくのではないかと心配になってくる。
 これからちゃんとやっていけるんだろうかとも心配になってくる。
 そして……、親自身も、自分の我が子のことが信じられなくなってくる。
 そんな時がくるかもしれません。

 でも、いつも思うのです。
 何度裏切られても、
 うそをつかれても、
 うそだとわかっていても、無理だとわかっていても、
 最後まで子どもを信じてあげるのは、やっぱり親しかいないんだろうなと。
 親ばか、と言われてもいいと思います。
 親には、どんな状況になっても子どもを信じる権利があるのかもしれません。

 残念ながら子育てに終わりはありません。
 ずっとずっと親子ですから。
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一生おつきあいできる友達ができるよ

2013年11月20日(水)6年1組日刊通信 NO.125より抜粋

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一生おつきあいできる友達ができるよ

「中学校に行ったら〜」という話をそろそろ始めています。
・先輩・後輩の上下関係が厳しくなること。
・校則、きまりごとが細かく、厳しくなること。
その他いろいろ……。

そんな中で強調したいのが、一生おつきあいのできる友人が、中学校あたりからそろそろでき始めるということ。

もちろん、小学校でもそんな友達ができる人もいるけれど、それはなかなか難しいようで、少ないです。

ほとんどは、中学校、高校、大学といったところで、一生おつきあいのできる友達に出会えることが多いというお話。

「恩師」と呼べる先生との出会いもそう。自分の一生に強い影響を与えてくれる恩師にこれから出会えるかもしれません。

小学校は、そんな出会いの準備をしてほしいと思っています。
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体調悪し…

咳が出て、鼻が詰まって、体がだるくて体調が悪い。

定期的に行っている検査も忙しくて行けなくて、薬がきれている。

血圧を抑える薬は、一週間飲んでいない。血をサラサラにする薬も同様。

きっと今頃、血がドロドロで、血圧が高くなっているに違いない。恐い恐い。

ということで、本日の夕方、病院に行きます。

実践は教師が主体ではないというお話

教師、特に私も含めた小学校の教師は、自分がストーリーの中心人物になって実践を組み立てる傾向があるので注意したいです。ストーリーの主人公は当然ですが子ども。もっと言えば、それぞれ別なストーリーをもっている個々の子どもたちです。

ところが、どの研究会の実践報告でも、教師を主語にして作成された報告ばかりで、わたくし的にはそれが不満。数年前に一度だけ雑誌「生活指導」誌に、一人の子どもを主語にした記録を書いたことがあるのですが不評www

しかし、今の時代、もう一度、子どもを主語にした記録にチャレンジしてもいいと思っています。それほど、現場の教師は思い上がっていないでしょうか?特に民主的と自称している研究団体や組合の、正義を振りかざしている実践家に!!

杞憂であれば幸いです。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師として、生活・生徒指導、特別活動、発達障害 等の講義を担当。全国生活指導研究協議会常任委員。雑誌『生活指導』(高文研)編集長。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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