2004年から毎日ブログを書いてきました。来年は10周年でしょうか。最初はニフティーのココログからでした。おかげさまで、毎日楽しみにしているといったお便りもたくさんもらえるようになりました。
しかしここにきて、プログ閉鎖の最大の危機がきたと思っています。公務員だからといった理由で、教育現場のことを書くことについてイケナイ!という動きが活発になってきたからです。
特定秘密保護法案が実施されれば、国家機密でなくても、"公務員云々"といった空気の中で自己規制が広がるのは明らか。実はこれは二度目の危機なのです。その時も、同じ理由で辞めていく仲間がたくさん出てしまいました。
体罰アンケート問題で、教育委員会の取り組みを批判した時に校長室に呼ばれたことがあります。内容は「保護者から批判が来ている」でした。保護者から〜、というのは実は常套手段。だっていつもその保護者は匿名ですので。
教育は国民・子どもたちのものです。特定の党や文科省のものではありません。ゆえにオープンに語り合えるものでなくてはなりません。一方で個人の情報は守らなければならないしその情報がオープンになることで特定の誰かが傷つくことについても配慮されなければなりません。
とりあえず三つのことを考えています。
(1) 今までの記事を一冊にまとめる時期? 企画にのってくれる出版社はあるかな?こんな時代になってしまったからこそそういった本が大切かも。
(2) 記事にいっそうの配慮が必要。 教師としても社会人としても。
(3) それでも止められた時には地下にもぐってでも書き続ける気概が必要。とにかく今は、逆に書くことをやめないことが大切かと。