2014/02/28
「ありがとう」。
2014年2月27日(木)6年1組日刊通信 NO.184より-----↓ここから↓-----
ありがとう
明日、「感謝の会」です。ということで、「ありがとう」という言葉について考えてみました。
「ありがとう」とは、「有り難し」(ありがたし)からきた言葉。「有り難し」とは本来、「有ること」が「難い(かたい)」、すなわち「滅多にない」や「珍しくて貴重だ」という意味。ゆえに、そういった事象や行為に対して尊敬の念を持つということから、感謝の意味で「ありがとう」が使われるようになりました。
それに対して、関西で使われる「おおきに」とは、寛大に、という意味。思いやりや広い心で受け止めてくれたことに対する感謝の言葉。しかし、同じ関西弁でも、大阪が「ありがとう」の意味で使うのに対して、京都は「けっこうです」というような、拒否する時にも使うようです。日本語はおくが深い。
さて、外国人に聞いてみると、もっとも美しい日本語は「ありがとう」だと答えてくれます。じっと目を見て「ありがとう」と言われるときほど日本人が奥ゆかしく見えるときはない、ということ。自然や周りの人びとに感謝する心の大切さを説いた「ありがとう」。
「今日も一日ありがとう」嬉しかったこと、失敗したこと、叱られたこと、みんな、ありがとう。
試しに、寝る前に、ひとこと口にしてみたらどうでしょうか。もしかしたら、次の日が楽しみになってくるかもしれません。
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