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低学年の子どもの体バランス

高学年の担任が多かったからでしょうか?久しぶりの低学年の子どもたちを見ていて、あれ?こんなによく転ぶんだっけ?というのが第一印象。

休み時間でも、体育の時間でも子どもたちはあちこちでよく転ぶ印象があるのです。しかも、手をつかない(つけない)ケースが多くて、顔から落ちるケースも多い……。もしかしたらこれは、最近の子どもたちの傾向かもしれない。よく思い出してみても、20年前の子どもたちはこんなにたくさん転ばなかった。うんうん、これは最近の傾向だ……、と思いました。

そういった目で、1年生、2年生の子どもたちを注意深く見ていると、体の軸がしっかりしていないというか、バランスが悪いというか、そんな感じなのです。しかしまだ私個人の印象。ぜひ他の教師たちにも聞いてみたいと思っています。

だとしたら、これは絶対、ケガをしない・させない・トラブらないということが大切だということになります。安全面の指導はもちろん、運動会もあることですし、体の軸をビシッとさせることを意図的に鍛えて行くこと。そして、体育でも、鬼ごっこなどをたくさんとりいれて、さけること、よけることができる子どもたちにしていくことが大切になってきます。

一方で、原因を考えていくことも大切かもしれません。私が見る限り、転ぶのは男の子の方が多いです。これは男の子の方が体が活発に動くこともありますが、鉄棒などを見ていると女の子の方がよくできます。また、女の子の方が家でのお手伝いを良くしていて体を動かしているという統計もあります。成長が女の子の方が早いということもある……。もしかしたら体の軸は、この時期は女の子の方がしっかりしているのかもしれないです。でも、これはもっと慎重に考えていったほうが良いかもしれません。

いろいろな視点から考えて、指導していきたいと思います。

家庭訪問

家庭訪問の順番をたてています。都合の悪い日を事前にアンケートをとったのですが、全ての都合を考慮できるのかどうか不安になるくらいみなさん忙しい。玄関先で失礼する家庭訪問に、時間をさいてもらって申し訳ない気持ちです。

しかし私の場合、子どもたちの名前と顔が一致した頃、さらにこの家庭訪問があり、保護者のみなさんとお話ができて、やっと子ども一人ひとりの輪郭が見えてくるといった感じなので、自分的には大切にしたい取り組み。

そもそもこの家庭訪問、その起源は、明治期、義務教育制度が始まったにもかかわらず就学率が低かったころ、未就学児童のいる家庭を訪問して登校を促したことであると考えられているようです。決まった期間に、全員の家庭を順番に訪問するといったことが定着したのは戦後。

最近は家にはあがらず、玄関先で失礼する学校が増えてきました。授業日数確保のために、訪問期間が短くなったことで、ゆっくりお話をする時間がなくなったことが原因。学校現場におけるコミュニケーションが、いろいろな場面でうすっぺらくなってしまったような気がします。

しおちゃんマン 長崎に飛ぶ

今週の土曜日、長崎県佐世保でしおちゃんマン講座です。お近くの方はご参加ください。

2014年長崎県生活指導研究講座
主催:長崎県生活指導研究協議会

期日:2014年4月19日(土)
場所:江上地区公民館
佐世保市指方町1759番地
参加費:会員1000円、一般1500円
日程
12:00〜12:10 受付開会
12:10〜13:30 講座1「班のある授業にこだわる」〜授業あそびいろいろ〜
13:30〜13:40 休憩
13:40〜15:00 講座2「子どもたちの事情にこだわる」
15:00〜15:10 休憩
15:10〜17:00 事例報告会
17:00     閉会

2年生の時計の学習

2年生の時計の学習での最初の躓きは「前」という言葉の意味。「前」というのは過去を示す意味であることが理解できていないことです。「前」だから「未来」のことだと考えてしまいます。つまり「30分前」だと時計の針を先に進めてしまう。

二つ目の躓きは、時刻と時刻の間、つまり時間が理解できない。なぜだろう??時間がたつことと、針が動くことが一致しないのかな??そう言えば、時計の針が動いているのをじっと見ていることはないし…。

低学年の学習は、生活と結びつけて考えなければならない内容が多いので、おくがふかいです。

ちなみに、量で難しいのは、目に見えない時間と重さ。特に時間は、低学年では特に難しいということでした。したがって、発達打開的には、3年生以降にカリキュラムを持って行くことが望ましいという意見もいただいています。

ということは、理解できないからと言ってイライラしないこと。一年間かけてじっくり教えるつもりでいいのかもしれません。

かぞえうた

小学校2年生の国語に、"かぞえうた" が出てきます。日本の子どもたちが手放してしまったかぞえうたあそびとは?

ちょっと興味が出てきたのでいろいろ調べてみることにしました。

かぞえうたは、そもそも神懸かりの儀式に使われていたとか。近世になると、手まり、お手玉、羽根つきなどとセットで広がったものが多いようです。

かぞえうたは、歌詞の各行(バース)の頭に数字を読み込んで、1 から順に数え上げて歌うものですが、「どちらにしようかな」などもかぞえうたとして分類されています。

また、ちゅうちゅうたこかいな、も2個単位で数を数える数え歌です。

こんな数え歌も
↓↓
一列談判破裂して、
日露戦争始まった。
さっさと逃げるはロシヤの兵、
死んでも尽すは日本の兵。
五万の兵を引き連れて、
六人残して皆殺し。
七月十日の戦いに、
哈爾浜(はるぴん)までも攻め破り。
クロパトキンの首を取り、
東郷元帥万々歳

やはり有名なのは
↓↓
一番はじめは一の宮。
二は日光東照宮。
三は讃岐の金比羅さん。
四は信濃の善光寺。
五つ出雲の大社。
六つ村々鎮守様。
七つ成田の不動様。
八つ八幡の八幡宮。
九つ高野の弘法さん。
十は東京招魂社。
む※三は佐倉の惣五郎、八つ大和の東大寺/法隆寺、十で所の氏神さん/東京泉岳寺/東京本願寺、など様々です。

こんなのもありました。
↓↓
無花果(いちじく) 人参(にんじん)
山椒(さんしょ)に 椎茸(しいたけ)
牛蒡(ごぼう)に 無患子(むくろじゅ)
七草(ななくさ) 初茸(はつたけ)
胡瓜(きゅうり)に 冬瓜(とうがん)

※四以下はこんなのもあるそうです(京都・大阪・広島。出典「わらべうた」岩波文庫)

紫蘇(しそ)
牛蒡に零余子(むかご)
七草 薑(はじかみ)
九念母に蕃椒(とうがらし)

まだまだいろいろ出てきそうですね。

コミュニケーション加減

高学年から低学年に担任が変わった時に一番気をつけなければならないのは、「コミュニケーション加減」(←塩崎の造語)だと思いました。

高学年から中学・高校生となら、教師の「素」で、ある程度子どもたちとコミュニケーションがとれます。(あくまでも「ある程度」です)

しかし低学年だとそうはいかないのです。子どもたちの発達段階に合わせて、コミュニケーションの方法や距離を、意図的につくっていかなければならないということです。場合によっては、本来の自分とはまったく違った自分を演出しなければならないこともあります。それを、しおちゃんマンは、 "コミュニケーション加減を考える、見る" 、と言うことにしました。

ただ、小学校の教師の場合、1日7時間から8時間、同じ子どもたちと一緒にいるわけです。ずっとずっとコミュニケーション加減を見ているわけにはいきません。時には、素の自分を出して子どもたちとコミュニケーションをはかってしまいます。

また、最近の子どもたちは、口が達者ですから、低学年であっても、大人のような口ぶりでコミュニケーションをとってくる場合もあるのです。それで教師はついついそれにのっかって、大人同士のやりとりをしてしまいがち。そして、それでコミュニケーションがとれた…、と思ってしまいがち。ここに注意したい。

教師はその人間性で子どもたちと関わらざるを得ません。また、子どもたちもそれをのぞんでいるということもあります。だからそれは否定してはいけない。

しかし一方で、子どもたちの発達段階やその生活背景・事情をきちんと研究して分析し、その分析を元にしたコミュニケーションをとっていく必要があることを、久しぶりの低学年を担任して、実感しています。

PTAの学級役員決め

PTAの学級役員決めの季節がやってきました。

今年度は、私は低学年であることや、本校では各クラス2名決めれば良いということなので大丈夫だ……、と思っていたのですが、事前調査の結果を見てみると、かなり厳しい状況。2名でもなかなか決まりそうにありません。

本部(学校によって呼び方が違うと思います。いわゆるPTAの事務局)の方たちも、とても苦労されていて、先日、職員にPTA活動と役員決めについて説明会を開いてくれました。

そこで、職員の方からもいろいろな質問や意見が出され、職員みんながこの件について "つらい思い" をしているのだとあらためて感じました。

そこで、日本全国のPTA活動について、提言。

そろそろ活動スタイルを工夫・変更してもよいのではないでしょうか。今までのスタイルは、それぞれの家庭に "「専業主婦」がいる"、ということが前提になされていないでしょうか?もうそんな前提はおかしい……。

夫婦そろって、パートも含めて仕事を持っていることを前提にしたPTA活動を具体的なシステムとして考えなければならない時代です。

誰も役員のやり手がいなくて、担任がくじをひく……、などといったことを大真面目にやっていることについて、誰かが恥じなければならないのだと思っています。

学級目標は『だいじょうぶ』

2014年4月10日(木)2年1組日刊通信 NO.003
-----↓ここから↓-----
学級目標は『だいじょうぶ』

教室の前、黒板の上に掲示する学級目標。学級経営方針や、担任からの願い・メッセージを掲示します。

私はいつも、短い単語にしています。昨年度の六年生の学級では、『一生懸命』でした。

今年は、『だいじょうぶ』という言葉にしました。

そもそも「大丈夫」というのは、強い男性という意味から、「確かなこと」の意味として使うようになった言葉です。

しかし最近では、さらにその使い方が広がりました。
 
まずは、文字通り、心も体も丈夫であるということ。

次に、安心できるという意味。安心してもいいよ、ということ。

さらには、仲間への気遣いや思いやりの意味と投げかけ。

そして、一緒にがんばろうよ、失敗してもいいじゃないか、というチャレンジ・共同の呼びかけの意味。

これらの意味が「だいじょうぶ」という一つの言葉に凝縮されているような気がするのです。

この言葉を聞くと、とてもあったかい気持ちになりますね。

さあ、何も心配はいりません。

だいじょうぶ、だいじょうぶ。

クラスのなかまと一緒に、すてきな学級をつくっていきましょう。
-----↑ここまで↑-----

出会いは楽しく

2014年4月9日(水)2年1組しおちゃんマン日刊通信 NO.002
-----↓ここから↓-----
出会いは楽しく

7日の始業式。

担任の先生の発表は、全校で2年1組が一番最初です。校長先生から、「2年1組の先生は、しおざきよしあき先生です」と発表がありました。

子どもたちの前に立っておじぎ。そっと子どもたちの顔を見ると、びっくりしたような顔が並んでいました。男の先生は初めての子もいたようです。顔がこわそうだな。背が大きいな。そんな子どもたちの顔だったのだと思います。

教室に入り(1F右奥)、クイズ形式で自己紹介。しおちゃんマンのキャラクターの紹介もしました。

続いて、ジャンケンゲームと、ウルトラマンゲーム。そして、入学式のためにイスを体育館に運んだときは、体をグルグル回してあげました。教室での休み時間には、「ひざ抱っこマシン」や「たかいたかいゲーム」もしてみました。連絡帳を書いた後の担任のサインは、しおちゃんマンマークにしてみると、子どもたちはとても喜んでくれました。

明日も来たくなる教室!!が最初のめあて。楽しく、そして「学び」があふれるクラスにしていきたいと思っています。
-----↑ここまで↑-----

24年ぶりの2年生

今年度は、2年生の担任になりました!

2年生は、なんと24年ぶり。33歳の時に担任して以来です。(低学年は19年前に1年生をやったことがある。)

その時は、まだ低学年には、社会科と理科がありました。生活科はなかった。今では、英語があります。時代が変わったことを実感。

低学年は、強く言えば言うことをきいてしまうので要注意。小さい子であるからこそ、子ども一人ひとりの権利を保障しなければなりません。声や要求に耳を傾けなければなりません。

しかしこれは、なんでも許してしまうということとは別。厳しさは、仲間との関係の中で指導していきたいです。

学級のテーマは、「だれもが えがおになれる教室」。

毎日、学校に行くのが楽しくなるような学級にしていきたいと思います。

大切なのは【信頼回復】

さあさあ、新年度が始まりましたよ!

最初が肝心だとして、黄金のなんだかんだと言って、いうことを効くうちにいろいろ細かいことを「調教」してしまおうと考えているみなさん。ちょっと立ち止まって深呼吸。子どもたちは家畜やペットではありません!!

この時期に大切なのは、教師としての信頼を回復していくことです。しかも、3日間や一週間ではなく、一学期から夏休みにかけての長いスパンで考えていく必要があります。

ちなみに…、信頼を得るのではなく、回復するのです。つまり今の日本の学校現場では、残念ながら、教師は信頼度マイナスからのスタートだということの自覚が大切。

さて、きまりやマナーはその都度、子どもたちの「必要」で指導していけば良いのです。焦る必要はありません。

それではこの時期、具体的に何をしていけばよいのでしょうか?

ひとつは、全員参加の指導ステージでは、楽しい授業を展開すること。

自主的グループの指導ステージでは、学級内クラブやサークルをつくり出すこと。

プライベートの指導ステージでは、休み時間でのロビー活動において、勇気を出して子ども一人ひとりに接近して、その子を理解すること。

この大きな三本の柱で、四ヶ月、顔晴ってみましょう!

詳しくは、「スマホ時代の学級づくり」を参考にしてください。
  ↓↓

さあ!始まるぞ!!

明日7日(月)が始業式。

体育館で担任発表があり、いよいよ新年度スタートです!

この歳になると、「さあ!始まるぞ!!」と自分を鼓舞しなければ、なかなか体が動いてくれない。

そして毎年毎年、前年度とは何か違ったチャレンジをするつもりでないと、テンションが上がってこない。

今年は、いろいろ新しいことができそうです。何をしていくのかは、このブログで少しずつ報告していく予定。

さあもう一度!

さあ!始まるぞ!!

一人ひとりが力量を発揮できる学年に

もちろんまだ発表できませんが、すでに新しい学年が決められていて、始業式(7日)に向けて準備が進められてきたわけです。

そして……、たとえば、4クラスの学年であれば、4人の担任がいて、その一人ひとりが様々な事情を背景に持ちながら同じ学年を持つようになったわけです。

続けて同じ学年をもつことになった人、今年から本採用になった人、他校から異動してきた人、産休育休あけで久しぶりに担任になった人……エトセトラ、公的にも私的にも、それぞれ違った条件や背景、事情を持って同じ学年の担任として出会ったことをもっと重視しなければなりません。

そういった背景・事情を無視して、足並みを揃えましょうだの、仕事が遅い・早いだの、教室がきれいだの……、いつのまにかスタートラインを同じにして比較・競争させようとしたり、逆に、無理に足並みを揃えさせようとしていないでしょうか?

子どもたちが登校するようになると、ますます現場は忙しくなり、自分のことで精一杯の状況になります。しかし、忙しい状況でこそ、意図的にコミュニケーションをとり、一人ひとりがその力量を発揮できる環境と空気をつくっていくことが大切だと考えています。

背を向けていては、何も進まないのだと思います。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

雑誌『生活指導』(高文研)編集長/全国生活指導研究協議会常任委員/最新著書『教師と子どものための働き方改革』(学事出版)/小学校で37年間学級担任として勤務/現在某私立大学文学部教育学科特任教授/iPhone12 Pro/Surface Laptop3/黒猫大好き/手相は両手とも「ますかけ」。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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