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お互いの違いを尊重する

空気が読めないだとか、あいつはなんとなくムカツクだとかいうのは、そう感じている者自身が、学校や社会の管理主義体制から解放されていないということなのだと思います。

管理主義体制は、個々の思想精神信条を統制し、公私にわたる行動を支配統制するものだからです。統制支配されているからこそ、まわりとちょっち雰囲気が違う者に違和感を感じてしまうことに気づかなければならないのでは…、と。

自分とは違った考え方や生活を持った仲間がいるので楽しいという共同の世界を体験できなければならないのでは?お互いのちがいを尊重するから一致した点については「共同の公」として大切にせねばならないのではないかと……。

矛盾と真実を見逃さないで!

運動会が本校も春になりました。気候の関係、他の行事との関連、授業時数の問題、その他様々なこととのバランスを考えての移行です。

さて、昔は運動会について細かい所まで職員間で意見を交わしました。徒競走の4等以下の子どもはそのまま流れ解散かor列に並ぶか、玉入れの数え方は、ひとつ、ふたつ…か、それとも、いち、に、…か。子どもたちにとってどうなのか、子どもたちに何を教えるのか、と。

今の運動会は、自分の任務はなんなのか、それをこなすことで精一杯。日常的にコミュニケーションが少ないので意見交換もできないし共同するといった発想も生まれてこない。自己責任を果たすことで疲れてしまっている。私もそう。そしてこれは運動会に限らず、です。

上から降ろしたことを異議申し立てをさせないでスムーズにコトをすすめる、といった行政の思惑は見事に成功しているように見えます。しかし、本当にこれでうまくいくのかどうかは別です。

矛盾と真実は現場から生まれます。大切なのは、その矛盾に気づき、真実を見定めて声を出していくことだと思っています。

アクロスティックの授業(小2)

導入
・早口言葉の詩
 「ふたごのこぶた」(石津ちひろ)
 「はやくちことば」(有馬敲)
・アクロスティックの詩の紹介
 「あいうえお かきくけこ」(川崎洋)
Q.気がついたことはありますか?
A.一番上のひらがなか、あいうえお、かきくけこになっている。
T.詩の中に、言葉がかくされていることを「アクロスティック」と言います。

練習1

Q.次の( )の中のひらがなを考えてみよう。

(  )ると、
(  )かが、
(  )まなそうに、
(  )なかのうしろを
(  )おっと、とおった。

A.さしすせそ が、入る。

※ここが一番難しかった。いくつかヒントを与えると良い。

練習2
「たちつてと」でアクロスティックな文章を作ろう。

○「た」の部屋、「ち」の部屋、「つ」の部屋、「て」の部屋、「と」の部屋に、あたまにそれぞれのひらがながつく言葉を五つ程度考えて書く。

(例)
たの部屋…たこ、タイガー、たくさん、たんぼ、たかい
ちの部屋…ちりがみ、ちよがみ、ちかてつ、チョコレート、血
つの部屋…つり、つたや、つりせん、つまらない、つかむ
ての部屋…てがみ、てつだい、テント、手、てさげ
との部屋…とじまり、遠い、とくべつ、とんこつ、とり

○子どもたちに、それぞれの部屋から言葉をひとつ選んで発表させて、教師が板書で文章にする。

(例)
たこが、チョコレートを買って、つりせんをとりわすれて、てさげをもって、遠い家からお店にもどった。

※教師が板書で、即興で3回程度作って見せる。教師の腕の見せ所。

練習3
○自分で、それぞれの部屋から言葉をえらんで、つくってみよう。

作品例
たまごが ちかくにあったから 月が てるてるぼうずにあげた とびあがってよろこんだ
たばこをすいながら 地下に行って、土をさわって テントをはって とまった
たこが ちくわ つりあげて テントで トマトといっしょにたべた
たたみに ちっちゃくて つめたい てんびんに トマトをのっけた
タンバリンを 地下で つくったら 手でたたくと とんでった
田んぼ見ながら チーズを食べて つみきであそんで 天国に行かないで トラと会おう

子どもたち、おみごと!!

明日の授業よりも?

明日の授業よりも家庭訪問の予定表提出。

明日の授業よりも連絡網の提出。

明日の授業よりも指導要録の一学期処理、

明日の授業よりも学校保険の集金計算、

明日の授業よりも児童名簿提出、

明日の授業よりも出席簿の提出。

明日の授業よりも教室掲示環境。

明日の授業よりも、明日の授業よりも……。

子どもの声よりも管理職の声。

子どもの声よりも同僚の目。

何を大切にするべきか、

そんな自分への声もかき消され。

そんな毎日が流れていくだけ。

砂山のトンネル

最近の子どもたちって、砂山作りの経験があまりないようです。経験があっても、一人で作る砂山で、複数の友達と一緒に作った経験が少ないようです。

小学校2年生。外体育の導入で、一見体育とは関係のないような砂山作り(班対抗高い山作り)から始めています。最初は、手が汚れることに慣れるためだったのですが(転んで手をつく事に抵抗がないように)、最近は、グループで作業できることが目的となっています。

子どもたちはまず、高く作るためにはどうしたらいいのかが、わからないようだったので、固めの砂を下のほうから取り出して作ることを教えました。

高く作れるようになったので、今度は、どの班がトンネルを開通できるのかを競う遊びをしてみました。

さて、ここからは私だけの経験かもしれないのですが、友達と反対側からトンネルを掘っていて、つながったときに触れる友達の手の感触が忘れられないのです。これは、つながった!という達成感と、友達の手を触れるという行為とが一緒になった感動だと思います。そして、とてもとても小さなことなのですが、そういったことからも、「友達・ “人”を感じる」心が育ったのかもしれません。

今の子どもたちが、こうしたほんの小さな出来事だけど、そういった経験が少ないのだとしたら、やっぱりかわいそうだと思うわけです。

遊びやグループ活動を通して、友達・人を感じることのできる体験をたくさんさせてあげたいです。

宿題ってなんだ?

宿題って、そもそもなんなんだろう?というお話。

さっそく調べてみると、本来の意味は、なんと詩会で、前もって出しておくお題の意味。

初出例は、1801年(享和元年)4月19日付けの書簡。「御詩会いかが。宿題御定め候はば一月一次づつにて豚児へ御談じ御極め可被成候」(大田南畝より、山内尚助宛て)。現在の語義は、明治時代にはいってから登場してきました。---『日本国語大辞典』より。

ということは、宿題の「そもそも」は、復習ではなくて、予習だったんだ!!

ウィキペディアによると、宿題の問題点としては、「学力の高い生徒には学習効果が薄く、学力の低い生徒には強いストレスを与えてしまう」ということらしいです。確かに、そういう面もあるかもしれないけれど、そういうことではないのでは?…、という感じがします。

家庭としては、学校の授業についていくことを維持したい、という思いと、机に向かってくれることで安心が得られる、という思いがあるということでした。これは、今までの経験上、保護者のみなさんの声から。

私は、宿題から「家庭学習」(自分勉強)に進化させていきたいという思いがあるのですが、現実的にはなかなかうまくいきません。

「家庭学習」(自分勉強)とはどんなイメージなのか、なぜうまくいかないのかは、またの機会に。

忙しくて仕事をする時間がない…

私たちの毎日は、すべてが仕事なのですが、タイトルのような思いにかられるのは、いつも追い立てられているものが、本来の私たちの仕事ではない、という実感からでしょうか?

または、目の前のことをこなすことだけで頭の中がパニック状態になってしまい、仕事をしているのかどうかわからなくなっている状態なのでしょうか?

いずれにしても、異常に多い書類作成と提出物。作成・提出しなければならないことを書いた付箋で、机の上は埋まります。

そんな忙しさの隙間をぬって授業をしたり、子どもたちと向き合ったりしているわけです。そんな中で、授業時数を増やしたところで、学力が向上するはずがない。

いや、こんな状態の中でも、子どもたちの学力を維持しているのは、日本の教師の個々の力量がいかに高いか、という証拠。世界的には奇蹟に近い。

学校が機能不全を起こしていると思っているのは、私だけでしょうか?

また売れ出した「学校珍百景」

不思議な本です。また、Amazonでの売り上げ順位が少しずつ上がってきました。


どうしてこんな本を作ったの?とよく聞かれます。

……、まず、今の日本の学校は、ある意味機能不全を起こしていないか?ということ。教育するのではなく、責任回避と自己責任の押し付け合い。

そして、学力テストによる順位を上げることが学力向上とイコールだと本気で思い込んでいる一部の管理職。過去問題を繰り返しやらせたりの学テ対策。本末転倒もいいところ。

このように、学校が機能不全を起こしている今だからこそ、学校のシステムや文化について、そもそも何だったの?これでいいの?と問題提起することは大切だったのではないでしょうか。

「学校珍百景」が売れると言うことは、多くの人たちが、今の学校に首を傾げている、ということなのかもしれません。

2014年春 全生研セミナーのお知らせ

日程:2014年5月10日(土)

会場:獨協大学(埼玉県草加市)
   5棟128&103〜116

参加費
:無料

◎13:00〜15:00
実践講座・研究講座「集団づくりの現代的課題」公開セミナー
1.「今日の集団づくりをどうすすめるか〜子どもの変化・親の変化の中で」
 講師 大和久勝氏
2.「ワークショップ・授業づくり」
 講師 溝部清彦氏
3.「現代子ども論〜新自由主義の現実と子どもたち」
 講師 折出健二氏
4.「学年集団づくりをどうするか〜Kを中心にした学年集団づくり」
 講師 牧本富雄氏

◎15:30〜16:30
新潟大会の大会基調学習
「子どもの生存権と教育への権利を保障する生活指導を」

長崎の講座を終えて

長崎の講座を終えました。長崎のみなさん、お世話になりました。ありがとうございました。

沖縄、大阪、長崎と過酷に続いた(笑)連続講座も一段落。しばらくは……、少なくとも夏休みまでは、講演活動は断りたいです。いや、実はすでにいくつかお断りしているのですが、研究会の任務のものがあったり、その地域の状況を聞くと、どうしても断れないものもあるのですが……。

ただ、行ったところでは、本当に良くしてくれて、私などのためにいろいろ気を遣っていただきました。本当に感謝です。そして申し訳ない気持ちです。

講座の内容は、授業あそびだったり、このブログで書いているような教育についての問題提起だったりです。だから、このブログを読んでいただいていればよいのですが、実際に話をするとちょっと話の内容のイメージが変わるそうです。

ただ、一時間半から二時間一方通行でしゃべるスタイルが(短い時間の質疑があっても基本的に講座は一方通行だと思っています)、参加者の学びとして成立しているのか?という疑問が常にあります。

また、一方通行の講座学習には、講師に "権威" が必要だということ。すごい先生が言っているからやってみよう、と思えるような力関係がどうしても必要になってくるということ。実はそういった関係が一番私が嫌うところなのは、このブログを読んでいただいている方にはおわかりいただけると思っています。

だとしたら、教師の学びってなんだろう??

それぞれが自らの実践を提起して、問い直していくことの繰り返しが大切なのではないだろうか??

最近特にそう思うわけです。

えっ!?子どもにロコモ?

今週の、NHKクローズアップ現代で、「子どもの体に異変~ “ロコモティブシンドローム予備軍”」が放送されるそうです。このブログ「低学年の子どもの体バランス」を読んだのかなぁ?…のわけないので、やはり、しおちゃんマンの見立ての通り子どもたちの体になんらかの「異変」が起きていることを、誰もが感じているということかもしれません。

それにしても、「ロコモ」とは……。ロコモというのは、私のような世代が、加齢による筋肉や関節の障がい、といった状態になることを指すときに使う言葉だと思っていたのですが、子どもたちがその予備軍になっているということらしいです。さっそく調べてみました。

都内で小学校に就学前の子どもたちについて基礎的な運動機能を調査したところ、2割くらいが極めて不十分であることがわかったそうです。

たとえば、5秒間片足立ちができるかや、前屈で指先が床に着くかや、つま先とかかとを床に固定したまま、しゃがめるかといった極めて基本的な運動能力を指しています。今の子どもたちはあまり外に出て遊ばず、主に室内でゲーム機や携帯電話などを使ってコンピュータゲームをしていることが多いので、基礎的な運動能力が育っていないのではないかという提起です。

専門家によると、人間にはどんな動きでも即座に習得できてしまうゴールデンエイジと呼ばれる魅惑の期間があり、10歳から12歳ぐらいまでだそうです。。その前の立って歩けるようになる2歳から9歳までがプレ・ゴールデンエイジで、この期間の過ごし方が非常に大事とのことであり、両親はできるだけ子どもと一緒に遊んであげてほしい、といいます。例えば、室内で柔らかいボールを蹴ったり、プラスチックのバットでボールを打ったり、布団で前転してみたりと、何でもよいそうです。

さて、クローズアップ現代がどのような編集になっているのかわかりませんが、ビデオで撮っておこうかと思っています。

PTA活動を誰か考えて!

先週の木曜日の保護者会、二人の役員さん、保護者のみなさんのご協力もあり、ようやく決めることができました。

役員をやってくれる方が比較的多いと考えられていた低学年で……、しかも2人だけの役員を決めるのに苦労する時代になってしまいました。先日も書いたように、PTA活動のありかたについて、誰かが考え直さなければ、PTA活動の未来はない……。

PTAを調べてみると、その前身は、1890年代にアメリカで結成されています。日本では戦後、GHQの奨励のもと、1950年代頃までに全国の小・中・高校の9割にPTAが組織されました。

1967年に当時の文部省の審議会がまとめた報告によると、「会の主旨に賛同する親と教師が、自主的にできるだけ多く参加することが望ましい」とされていて、実はPTA参加は、任意なのです。

ただ、現実的には、入るのが当たり前となっています。しかし、こういった状況が続くのであれば、近い将来、入会しない保護者、場合によっては教師が、どっと出てくるかもしれません。そうなってしまう前に、なんらかの改革を…、特に活動スタイルについて、考えていかなければならないと思いました。

低学年の読み聞かせ

高学年ばかり担任していた時からずっと朝の読み聞かせを続けています。

2年生の担任になっても続けたいと思っています。

現在。江戸の笑い話、みたいな本を読んでいます。どんな本がよいのかまだつかみきれていないからです。

低学年の子の、毎日の朝の読み聞かせで、おすすめがありましたら、教えてください。

ちなみに、最初の学習参観は、絵本を使った授業を計画中です。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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