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本日、卒業式

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 本日発刊!

本日、千葉県浦安市の小学校の卒業式です。

高学年を担任が長くて、毎年のように卒業式に関わってきました。今年度、久しぶりに低学年を担任すると、卒業式が遠く感じてしまいます。しかし、学校全体として、職員全体で、子どもたちの卒業を祝ってあげたいと思います。

卒業式に、その学校の独自性を出せなくなって、もう何十年にもなります。体育館の掲示物の場所も式次第も……、そして担任の教員の服装までどの学校も同じです。同じであることを強いられているわけではありませんが、同じであることに安心を求めています。

学校の独自性を出せるとしたら、卒業生からのよびかけと、合唱曲でしょうか。ぜひ、その部分に時間を使って、その学校らしさを卒業のメッセージとして打ち出してほしいと思っています。

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日本国立学校(ニッポンコクリツガッコウ)

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

教育基本法が改悪され、今の日本の学校は、上から(国から)降りてきたことを一斉に一律に、競争的にやらなければならなくなってしまいました。そのさい、現場の事情は無視しなければならないところに大きな問題があります。

本来、市町村市立であるはずの小中学校が、最近では「日本国立学校(ニッポンコクリツガッコウ)」(しおちゃんマンの造語)になってしまった、というのが私の実感です。

現場が異常に忙しいのも、日本国立学校化と無関係ではありません。目の前の子どもたちのことはとりあえずおいといて、上からの指示命令に対応しなければならないことが、とてつもない多忙感を感じさせるわけです。

そこから抜け出すのは、まず目の前の子どもたちのことや授業を優先させることといった当たり前のことを積み重ねることです。そしてその当たり前のことが難しくなっている今日の現場状況に抗うことです。

子どもたちや保護者は、この教師はどっちを選択している教師なのかを注意深く見ていたり、感じていたりします。うまくいかなくても、子どもたちのことを最優先するスタンスにこそ、子どもや保護者は信頼をおいてくれることを忘れてはなりません。

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良い授業・良い教師

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

今週末の21日(土)は、千葉大学にて開かれる、授業づくりネットワークの春集会に参加します。この集会に呼んでもらえるのは3回目なのですが、その都度、アウェイ感にさらされます。それでも参加するのは、私なりに学べることも多いからなのですが、にもかかわらず、どうしてアウェイ感、つまり、この人たちと自分とは違うなぁ…、と思ってしまうのでしょうか?

たぶん…なのですが、ここに参加する人たちは、良い授業、良い教師を求めて、おどろくほどの純粋な眼をして参加して来る人たちばかりだと言うことです。その時点で自分とは違う。

私などは、いまだに、良い授業とは、良い教師とは、といった問いに対して答えが出ないでいるし、最近では、その問いそのものが違うのではないか思っているわけです。逆に、この集会に参加してくるみなさんは、その問いに対してある一定の答えを持ってしまっているのではないか?という疑いを持ってしまう……。だから、有名な先生、名人な先生に心酔してしまう傾向があるのではないか……。(もちろん、そうでないかもしれないのですが、少なくとも自分にはそう感じられてしまうということ)

良い授業、良い教師、といった価値観は、極めて政治的に操作され、利用されがちであるということに注意したいです。○○ができる教師は良い教師といった見方は危険です。○○ができることが本当に良いことなのかの検討こそが必要です。特に、今のような全国の小中学校が『日本国立学校(ニッポンコクリツガッコウ)』(最近気に入っているしおちゃんマン造語)になってしまっているからこそ、逆に、その地域からの発信や実態をベースにした教育が求められていると考えているのです。

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4月5日(日)習志野市勤労会館でしおちゃんマン講座

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

4日に続いて、5日(日)もしおちゃんマン講座が続きます。お近くの方、ご参加下さい。

◆日時:4月5日(日) 15:00〜16:30

◆場所:習志野市勤労会館(京成大久保駅徒歩5分)

◆演題
「年度始めの3つの決意と出会いの技術」

◆参加費:500円

◆主催:千葉県 習志野市八千代市教職員組合

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4月4日(土)柏市中央公民館でしおちゃんマン講座

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

新年度、さっそく、しおちゃんマン講座が続きます。お近くの方、ご参加下さい。

最初は、新規採用者のみなさんを対象に置いた "講義" です。学級開きについてどう行っていくかを中心に、という依頼なので、そんな話をしたいと思います。

◆日時:4月4日(土) 13:30〜16:40頃

◆場所:柏市中央公民館集会室

◆内容
(1) しおちゃんマンの講義(90分)
「子どもたちと作る学級開き」をテーマに。
(2) 質疑応答と全体での意見交流(25分)
(3) 青年教師による講座(30分)

◆主催:千葉県 東葛教組

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教師は自分らしさを出せる仕事のはずだった

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

私自身がそうであったように、教師という仕事を選ぶとき、自分らしさを出せる仕事だと思って、教師になることを選ぶ人が多いのだと思います。

教師の仕事は、教師という立場を超えて、人として子どもにぶつかれば、子どもたちに必ず伝わるはずだ!と考えた人も多かったにちがいないのです。

教師の仕事を選んだ人は、そんな思いが強いから、自分らしく生きていないという閉塞感や怒りや焦り、誰にもわかってもらえないという絶望感や孤独感、悲しみを強く持ってしまうのかもしれません。

教師は、自分らしく生きていないと考え始めたとき、自分とはなんなのかを同時に考えるようです。自分は「まわりの人から、どう言われているのか」そんな、まわり人の自分に対する反応を必要以上に気にしてしまう……。

性格的に、そういった思いを強く持ってしまう人は、精神的な疾患に悩まされることになってしまいます。

その悪循環からの抜け道は、同僚との共同しかないのですが、その関係がお互いに抑圧するような関係になっているところに大きな問題があるのだと思っています。

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目立たないけど大切なことにこそ

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

腹をたてながら(自分を、仲間を傷つけるものに対して)教師をしてきたなと思います。そしてこれからも、きっと腹を立てながら教師していくんだろうなと思います。

オロオロしながら(どうしたらいいのかわからなくて頭を抱えながら)教師をしてきたな、と思います。そしてこれからも、きっとオロオロしながら教師していくんだろうなと思います。

自分はできる教師だと必死にアピールしている人がいます。目立たない大切なことよりも、目立つ大きなことばかりに必死になっています。今必要なことは、目立たないところで苦しんでいる子どもたちや同僚をどうするか、であるのに。

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最近の現場には様々な立場の職員が働いている

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

最近の学校現場には、様々な立場の職員がいます。これは以前にはなかったことで、もしかしたら外部の人たちは、こういった現場の変化を知らないのかもしれません。

私達は浦安市立の学校に勤務していますが千葉県の職員です。昔は殆どこの「県職」と呼ばれている職員で学校が構成されていました。ところが最近はちがう。県職の職員の他にも県の講師、市の講師、市の補助教員といった職員がたくさん勤務するようになりました。担任をしている職員もたくさんいます。

口の悪い人からは、県がお金を使いたくないから、正規の試験にまだ合格していない講師をやとったり、市に増置を押し付けている、などと言われています。

職員が増えることは良いことです。問題は、こうした立場の違いが、差別等、不当な扱いにつながっているということ。我々現場人はあまりそういった目で見ないのですが、管理職や主任といった上に立つ者にそういった目で見る者が多いこと。

県職であるから教師としての力量が高いなどと言えないし、講師だからといってダメな教師などとは絶対に言えない。良いものは良いし、ダメなことはダメ。これは同じであるはず。

そしてもっと大きな問題は、どの教師も平等に見るであろうと思っていた子どもたちが、最近は、正規の先生ではないとか、講師だからダメだとか言い始めること。大人のスタンスを子どもたちはしっかりと見ているということだと思います。

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宮沢賢治の詩ではなかった……

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

自分が立ち上がらないで、子どもに立ち上がれというのは、あまりにも説得力がないと思うわけです。

自分が職員室の中で同僚性を発揮しないで、子どもたちに友情だの何だのを語るのも、これまた説得力がないと思うわけです。

そんなことを考えていたら、宮沢賢治の作だと言われている詩を思い出しました。

-----
私が先生になったとき
自分が真理から目をそむけて
本当のことが語れるか

私が先生になったとき
自分が未来から目をそむけて
子どもたちに明日のことが語れるか

私が先生になったとき
自分が理想を持たないで
子どもたちにどうして夢が語れるか

私が先生になったとき
自分に誇りを持たないで
子どもたちに胸をはれと言えるか

私が先生になったとき
自分がスクラムの外にいて
子どもたちに仲良くしろと言えるか

私が先生になったとき
自分の闘いから目をそむけて
どうして子どもたちに勇気を持てと言えるか
-----

驚いたのは、研究により、これは宮沢賢治の作ではないというのが定説になりつつあるということ。ということで、作者不詳ということでした。

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6年生を送る会が簡素化されてきたお話

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

最近の、6年生を送る会は、かなり簡素化してしまった?というお話です。

たとえば、体育館装飾や演出。

以前は(たとえば土曜日に学校があった頃)、6年生を送る会の体育館装飾をそのまま卒業式に生かしていくほどの装飾を作りました。また、くすだまなどの、演出などもありました。その頃に比べて、最近の送る会は、装飾や演出など、どの学校も簡素化されています。理由は二つ。

一つは、優先順位が変わってしまったこと。簡単に言えば、学校が「学力」「しつけ」優先の価値観になり、子どもたちが仲間と一緒に生き生きと取り組む活動、いわゆる「教科外活動」が優先されなくなってきたこと。

二つ目は、平日に授業がギュッと詰め込まれ、教師も子どもたちもとても忙しくなり、こういった行事に取り組む物理的な時間がなくなってしまったこと。

「道徳」が教科化されるようです。道徳が重視されるのは大切なこと。ただ、子どもたちが学校行事に協同して取り組む過程で、今日本の大人が教え込もうとしている道徳の価値観のほとんどは教えられるということ。

それを自ら手放してしまっているのは、私たち大人なのかもしれませんね。

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学校珍百景2/3月20日発刊予定/目次は?

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

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[1]あいかわらずの珍百景
01.校門にならんで「おはようございます!」/ 02.学校は「そろえさせたがり」/03.日本は学校で靴を履き替える国です/04.下敷きが団扇だった時代があった/05.絵の具のパレットは学校で洗わない/06.「○○小スタンダード」って……/07.不審者訓練の本気度/08.守るべき?遊びに行くときの約束/09.修学旅行で持ってきてはいけないもの/10.修学旅行の枕投げ/11.愛校心って…/12.通知表所見のチェックが多くね?/13.PTAの学級役員が決まらない/14.ノー残業デー!って/15.がんばれない「がんばりカード」/16.皆勤を誉める?/17.喧嘩両成敗/18.給食中は私語禁/19.大きな消しゴムが禁止になった/20.校門…/21.遊具が無くなってい/45.どこへ向かう?小学校での英語教育/22.時間を守るのが「良い子」?/23.生徒指導教師のイメージはなぜジャージに竹刀?

[2] 教師珍百景
24.教師の朝ごはん/25.教師の給食好き嫌い/26.教師のトイレ休憩/27.バワハラを「指導」と言い換えて…/28.みんな知っている?年休のこと/29.ブラックな学校、見っけ!/30.街で子どもに出会ったら/31.他のクラスと競争したがる教師/32.時々「おかあさん」と呼ばれる/33.日付と同じ出席番号の子を指す/34.忙しくて仕事ができない/35.「あの子は早目につぶす」/36.「自分のことはあとにして!」/37.「怒りたくて怒ってるんじゃない!」/38.「正直に言えば怒らないよ」/39.教師の取り調べ……/40.「勉強だけできればいいのか?!」/41.「服装の乱れは心の乱れ」/42.教師のブラックなメンヘル

[緊急提言]学力向上?珍百景
43.順位が上がったら校長を胴上げ&ビールかけ/44.繰り返される過去問練習/46.都道府県対抗は珍百景/47.学テで日本の子どもは「かしこくなった」?

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本日休業 元気です「ねね」

『学校珍百景』塩崎義明編著
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『学校珍百景2』塩崎義明編著
 3月20日発刊予定

本日、学年末成績処理のため休業いたします。「ねね」も元気ですよ。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

雑誌『生活指導』(高文研)編集長/全国生活指導研究協議会常任委員/最新著書『教師と子どものための働き方改革』(学事出版)/小学校で37年間学級担任として勤務/現在某私立大学文学部教育学科特任教授/iPhone12 Pro/Surface Laptop3/黒猫大好き/手相は両手とも「ますかけ」。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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