2015/06/30
子育てと教員の仕事は両立できるか……
女性の社会参画を広げると言いながら、保育園の受け入れ環境はあいかわらずであるばかりか、その充実を願う声を、母親として失格であるような言い方で発信される現実。そもそも本気で「女性の社会参画」など考えていないのではないかという疑いを持っています。
小学校は女性教員が多いわけですが、小さなお子さんを育てながら高学年を担任するのは、よっぽどの個人的な条件に恵まれていない限り難しい。(←※)
ということで、若い人たちが採用される時代になり、小さなお子さんがいる職員は高学年を担任しないことがほとんど。
※授業時数が多いことで放課後の仕事ができないことや、宿泊学習があることなど。
こういった現象?(高学年・低学年を担任する職員が決まってしまう現象)は共同な教育の仕事現場においても良いことではないと思います。それぞれの大変さに共感できなくなってくるからです。
子どもは家族はもちろん、地域社会でも育てるといった発想と、その環境充実、さらには、それぞれの職場での理解が大切だと思っています。
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