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子育てと教員の仕事は両立できるか……

女性の社会参画を広げると言いながら、保育園の受け入れ環境はあいかわらずであるばかりか、その充実を願う声を、母親として失格であるような言い方で発信される現実。

そもそも本気で「女性の社会参画」など考えていないのではないかという疑いを持っています。

小学校は女性教員が多いわけですが、小さなお子さんを育てながら高学年を担任するのは、よっぽどの個人的な条件に恵まれていない限り難しい。(←※)

ということで、若い人たちが採用される時代になり、小さなお子さんがいる職員は高学年を担任しないことがほとんど。

※授業時数が多いことで放課後の仕事ができないことや、宿泊学習があることなど。

こういった現象?(高学年・低学年を担任する職員が決まってしまう現象)は共同な教育の仕事現場においても良いことではないと思います。それぞれの大変さに共感できなくなってくるからです。

子どもは家族はもちろん、地域社会でも育てるといった発想と、その環境充実、さらには、それぞれの職場での理解が大切だと思っています。

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生活指導№720 2015年6・7月号 学校の「スタンダード」化をこえる

生活指導№720 2015年6・7月号 学校の「スタンダード」化をこえる

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最近、「○○小スタンダード」とか、「○○小学習の姿勢づくり」といった言い方で(地域によって様々な言い方があります)、学校生活や学習にのぞむ規律、そしてその指導方法についても統一させていこうとする動きがあります。

指導方法については、掲示物を貼る位置、発問や板書の書き方等々、細かな部分にまで及び、その成果をあげることが求められています。

そしてその内容は、「教育のユニバーサルデザイン化」や「学力向上」を盾にして、職員間では十分な協議もなく、いきなりトップダウンで降ろされてくることにも特徴があります。

実践の自由が奪われ、子どもたちの声や要求を聞くことさえも許されなくなった教師たちから、悲鳴のような声が全国からあがっています。そして何よりも、一番苦しむことになるのは子どもたちであることは言うまでもありません。

こういった動きを、編集委員会では、単なる「きまり」の統一や指導のマニュアル化を超えた、 "学校の「スタンダード」化" であるととらえ、この特集を組んでみました。

特集ではまず、子どもたちや教師の声を無視した「スタンダード」化の実態を報告してもらいました。

そしてその背景にはどんな動きがあるのかの分析をお願いしています。

次に、「スタンダード」化ではなく、子どものリアルな事実や要求からスタートする実践の提起とその解説をしています。

子どもたちを学校・社会の、権利ある主人公として育てることを目的とした私たちの実践は、必ずや "学校の「スタンダード」化" に対峙し、乗り越えることができることを確信しています。

小中学生の飲酒問題

18歳選挙権が成立したわけですが『お酒も18歳で飲めるの?』と聞かれて困りました。調べてみると、他国ではやはり18歳が多いようなのです。飲酒が許される年齢を考える前に、お酒が若者の成長にどのような影響を与えるのかを考える方が先かもしれません。

現実的には中学生の飲酒問題が広がっているわけですが。中学生の飲酒経験の一位が冠婚葬祭、二位が家族と一緒…、大人が勢いで子どもに勧めることがほとんどらしいです。一人でこっそりというのは、まだ少ないようです。

また、中学生で、一人で飲酒するようになる子は、小学生の時に家族にすすめられた経験がきっかけという子が多いようです。『ビールくらい大丈夫』という大人の軽い考え方が、子どもにとって大きなきっかけになってしまうわけです。

ちなみに、薬物乱用常習者における過去の既往のうち、未成年時の喫煙や飲酒の経験を経て薬物乱用に至るという関連性が高いという研究による指摘もなされています。

さて、お酒の子どもへの身体的な影響としては、脳の発達に影響する「脳障害」があります。脳が成長している時期にお酒を飲むと、脳の神経細胞を破壊し、脳萎縮を早くもたらす危険があるということです。

また、二次性徴を遅らせる「性腺機能障害」の問題も有ります。アルコールが二次性徴に必要な性ホルモンに悪影響を及ぼし、男子はインポテンツなどに、女子は生理不順や無月経になることがあるようです。

さらには、最終的に死の危険もある「アルコール依存症」は、飲酒開始年齢が若いほど発症するケースが多いとされています。特に未成年期は、飲酒に対する自己規制がきかなくなりやすく、その危険性が高まります。

そして、若い時期からお酒を飲み始めた人ほど、不慮の事故に巻き込まれる危険が高いといわれています。また、理性的な行動ができなくなり、性犯罪や危険な性行動などを起こす可能性も上がることがわかっています。

こういった問題が、小学生…、3,4年生からそのきっかけが始まることに私たちは十分注意しなければなりませんね。

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ヒマワリ畑を豪雨から守る

ヒマワリ畑をゲリラ豪雨から守りたいと、子どもたちが造り出した排水道。

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畑から排水溝に水が流れるようにしました。

ところが、今度は、排水溝がつまっていることに気づきました。

そこで、作業はどぶさらいに発展しています。

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意外に知らない人が多いのです

意外に知らない人が多いのです。

教師が給食費を払っていること。教師がPTA会費を払っていること。教師が学校の駐車場を有料利用しているということ。講師は車が使えないこと。教師には、残業代が出ないということ。

教師が集金事務(報告書含む)をやっていること。蛍光灯の交換をしていること。全児童生徒の机いすの高さを手作業で調整していること、教師が教室のカーテンを定期的にクリーニングに出していること。

校長が給食を事前に食べてチェックを(検食)していること。本市の給食センターの給食では、教師用のパンが子どものよりほんの少しだけ大きいこと。www。

教師は、夏休みはほとんど休めなくなっていること。夏休みに休む時は、有給を(年休)とることがほとんどであること。

林間学校や修学旅行などの校外学習の下見の交通費や宿泊費は、自腹を切ることになること。卒業式の女性の袴などの衣装代数万円も自腹であること。卒業アルバムも自腹で購入すること。

もっともっとたくさん……、小さなことで、意外に知らない人が多いのです。

だからなに?民間では当たり前っていう人が必ずいますが、教師を「〜していないくせに」と誤解の目で見て「すれ違う」ことは、お互いに不幸なことではないか、と思うのです。また、事実でない批判をする人も最近多いので、念のために簡単に情報提供しておきます。

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「教師」を教師に戻せ!

世間では、教師の残業時間が話題になっているようですが、そういった視点だけでなく、日本の教師が今、どんな仕事に追われているのかにも注目してほしいものです。

どんな仕事をしているのか?学校生活すべてのことです。床掃除から校舎の修理、花壇の世話から、給食の残飯のゴミの仕分け、集金事務や支払い、家庭訪問から保護者との相談。

そして何よりも、本当にこれが役に立つのか?と首をひねらざるをえない研修と、ちゃんとやってますという説明責任のための報告書作り……。日本の「教師」を、授業をする本来の教師に戻してほしいと思います。

勤務時間を短くしたところで、翌日の仕事量が増えるばかりです。いま我々がやらされている仕事の中身の検討と改善。そのために何が必要なのかを明確にし、実行してほしい。

教師がこんな仕事におわれていると、教師としての信頼を失うことは明らかです。こんなことばかりやらせておいて、教師の質を問うのはおかしいでしょ、というお話です。

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6/22子どもたちの(小3)身長を超えました

浦安の子どもたちに、2mを超えるヒマワリを見せてあげたいプロジェクト。

6月22日現在で、130cmを超え、小学校3年生の何人かの子どもの身長を超えました。

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さて、これからどこまで伸びてくれるかな?

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「そんなことより、目の前の子ども重視!」の声を!!

『忙しくて "仕事" ができない』とまで言わせている学校現場の異常な忙しさと教師の多忙感の背景には、「子どものことは扨置き(さておき)」を強いられる、国づくり優先の教育方針が有ります。

子どものことはさておき、一斉に、一律に、しかもそれを競争的に取り組まなければなりません。目の前で泣いている子どもたちは「さておき」。

当然そこに矛盾やトラブルが起こってくるので、説明責任が問われる。その説明責任、言い訳、アリバイ作りのためにさらに忙しくなるといった悪循環。

学校現場から、「そんなことより、目の前の子ども重視!」の声を出していかない限り、私たちの地獄のような『忙しさ』は続きます。

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私たちは同僚に支えられ、子どもたちにこそ癒される

教育に成果を出すことが求められる時代になり、学校現場の大変さ、厳しさは、ますます増しています。

子どもたちの指導も年々難しくなり、地域・家族問題は複雑化し、学校が負わなければならない問題もますます大きくなるばかりです。

そんな中、私たちは、教師が一番大切にしなければならないはずの「笑顔」を、いつのまにか忘れてしまってはいないでしょうか。

私たちは、うまくいかないことをけっして子どもたちや保護者のせいにしてはならないのだと思います。

常に自分の指導を振り返り、言い訳もせず、それでいて自分も責めずに、常に同僚に支えられていることをわすれてはならないのだと思います。(実は自分もまた、同僚を支えていることも)

そして、「ヤッター!」と叫んだ時の子どもたちのうれしそうな歓声、できなかったことができるようになった時の子どもの笑顔、そんな子どもたちに私たちは癒されるのです。そんな子どもたちの笑顔に癒された時、教師は自分の笑顔を取り戻すのかもしれません。

明日の子どもたちの笑顔が楽しみな教師生活を、今後もぜひつくっていきたいものです。

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続・もう半歩、子どもに近づいてみましょう!

若い人たちが現場で一番意識し、苦労するのが子どもたちとの「距離」だと言います。

子どもとの距離が近すぎると教師としての権威を失い、指導が入らなくなってしまうのではないかと言う不安が最近の若い人たちには特に強いようなのです。それに加えて、先輩教師からも「教師らしく」することが求められ、子どもたちとは「友だち関係ではない!」と叱られることも……。それはそれで大切なことです。しかし、子どもたちとの「距離」が遠すぎても、これで本当に子どもたちを理解できるのだろうか?という不安が常につきまといます。

さて、私が見る限りでは最近の若い人たちには、
『もう半歩、子どもたちとの距離を近くしても良いのではないか?』
という問題提起を、あえてしておきたいと思います。このことは、私も含めた最近の教師は、子どもたちに必要以上に冷たくなってしまっていないか?という反省の上に立っています。

若い教師のまわりに子どもたちがたくさん群れ、その両腕や背中に子どもたちがぶらさがっている……、遠くの方から、子どもたちが教師の名前を大声で呼んでくれている……、そんな現場の風景がもっとあっても良いと思うのです。

昔の教師は、礼儀やマナーを厳しく教えつつ、その一方で、大きな優しさを持っていたように思うのです。ところが最近では、子どもに「やさしく」することが、あたかも悪いことをしているかのような雰囲気さえある……。それでは、子どもの足りないことについて、「批判」は出来ても、その事情について知り、「理解」は出来ないと思うのです。

若いということは、それだけで子どもたちとの距離が近いと言うこと。それをマイナスに考えるのではなく、逆に武器にしてみてはどうでしょうか?子どもたちとのおしゃべりにより、ベテラン教師が知らない子どもたちの秘密や「事情」について大いに理解を深めてみてはどうでしょうか。

そのためには、子どもといる時間を意図的に増やし、さらには、こちらから子どもたちに話しかけ、教育的な「ちょっかい」や「いたずら」をしかけてみるのも、ある意味大切ではないでしょうか?

教師にも若さの特権はあるはずなのですから。

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6/17にヒマワリ1mごえ

浦安の子どもたちに2mのヒマワリを見せてあげたいプロジェクト。6月17日に1mごえを果たしました。あと半分ですねぇ。

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本当に2mになるのかなぁ?大きな花は咲くのだろうか?1学期中には間に合わないかな?2mになり、大きな花が咲くのはやっぱり夏休み?心配と楽しみの6月です。

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「自分探し」を強いる中学校の道徳

本市の教研で、道徳部会に所属しています。それで先日、中学校の道徳の授業の検討会を行いました。

資料概要-----↓ここから↓-----
バスケット部に所属したのだけれどきつい練習についていけず退部。新しい自分をさがして様々な部活動を体験するがなかなか自分に合うものが見つからずに中途半端な生活が続く。そんな自分が嫌になってきた頃、親から公民館で行われているダンスを紹介され、そのダンスとの出会いで新しい自分を発見し、 "輝いた14歳" を過ごすことができそうだ、というお話。
資料概要-----↑ここまで↑-----

資料を読んで最初に感じたのが、なぜそこまで「自分探し」を強要するのかと言うこと。自分らしさ?自分に合った生き方?…、そういったことを見つけてみたいと思うことはあるけれど、それが全てではないし、見つけて生きることが「理想」ではない。

大人だって、いまだに自分とは?と問い続けている人もたくさんいるし、答えが出ていない人の方が多いはず。そしてそれはそれでいいじゃないか、ということ。

どうやら道徳の一つの方向は、「幻想の理想的生き方の提示」、そして「生き方強要」のようだ。

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勝手なものだ、と。しかし…

20数年間、高学年ばかり担任してきました。

実は30数年前、ずっと高学年を希望してきたのですが、担任させてもらえず、最初の数年間は、一年生を含めた低学年ばかりでした。

なぜ高学年を担任させてくれないのか当時の校長に聞きに行ったことがあります。すると、上の言うことに素直に従わない教員は、高学年…、特に6年生を担任させるわけにはいかない、ということでした。

ところが1980年代の第一次学級崩壊が高学年を中心に全国に広がる時代になり、ここぞとばかり、高学年ばかり担任させられるようになりました。続けて3年間、6年生を担任したこともあります。勝手なものだな、と。

しかし、おかげさまで、この歳になって、いきなり低学年の担任を命じられても、最初は少しの戸惑いはありつつも、すぐに慣れることができました。

理不尽なことには当然批判的な目を向けつつ。一方で与えられたことに対して全力で取り組んで行くことが大切かと…。私の場合、反骨精神がそのまま実践のパワーになったような気がします。

今の若い人たちは、何をパワー源にしているんだろう?

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しおちゃんマン★ブログ

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

さらに詳しいProfile……

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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