8月22日(土)に、学校体育研究同志会の東京支部研究大会に呼ばれて、特別講座をすることになりました。以下、ビラのそのままのご案内です。よろしかったらご参加下さい。
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学校体育研究同志会は、「みんながうまくなること」、「ともに学び合うこと」を大切に、体育・スポーツ・健康教育の民主的・科学的な発展をめざす教育実践を追求しています。
学校体育研究同志会 第24回 東京支部研究大会
2015年8月22日(土)〜23日(日)
明星学園小・中・高等学校会場
主催 学校体育研究同志会 東京支部研究大会実行委員会
後援 三鷹市教育委員会
「あなたのクラスの授業づくり〜子どもと創る体育の授業〜」
<実行委員会からのよびかけ>
・・「あなたのクラス」に体育研究同志会実践を!ぜひ!・・
子どもや子ども集団(学級)に、どのように向き合っていますか?
私たちは、「子どもの体の育ちを見つめる」、「子ども集団の育ちを見つめる」、「子どもたち自身がわかり、できることを実感していく」、そんな視点をもっています。
そこで、この大会では、「子どもと創る体育の授業づくり」を提案します。参加者に方々には、「あなたのクラス」を想定しながら、私たちの実践紹介の中からたくさんのヒントを掴んでいっていただけたらと考えています。
昨年度、一昨年度のテーマは「体育と学級づくり」でした。
今年度、私たちはそのテーマを発展させ、「集団での学び合い」の姿がよりわかり、具体的な授業づくりへの視点が得られることをねらいに、提案内容の検討をしてきました。
そして、「あなたのクラス」にも、そのクラスの学ぶ力、集団で成し遂げる力を強くする、体育同志会のグループ学習を知っていただきたいと願っています。
折しも、各現場には若手が増えて、様々な授業づくりのための教師側のニーズが高まっています。他方で、困難な教室が増えている実態もあります。
今、それらの課題を乗り越えるための授業、そして授業の質を高める研究実践が必要とされています。そしてそれらは、目の前にいる子どもの現実に寄り添うということにもなるはずです。
2学期から、授業実践でクラスの課題を乗り越えるための「よりよいツール」として、今大会で紹介される実践が活きるならば、紹介した甲斐があったというものです。
本大会は一般的な形式の研修会ではないです。トップダウンではなく、参加者と共に学び合う体育同志会です。参加者がお互いに学び合う一体感を味わえるようにしていきます。
例年、多くの「目からウロコ」の感想を聞いています。「わかり」そして「できる」ようになる体育授業を実感してください。そして、「あなたのクラス」の授業づくりに活かしてください。
学校体育研究同志会
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8丁目2−34 502 電話:03-3361-0260
※ 支部大会に関する連絡は、090-6542-0185 増田(支部大会実行委員)までお願いします。
全国HP
http://taiiku-doshikai.org/
東京支部HP
http://doushikai2013tokyo.blog.fc2.com/
学校体育研究同志会が編集・発行する、体育、スポーツ、健康教育の月刊誌「たのしい体育・スポーツ」の購読をおすすめします。
【タイムテーブル】
●8/22(土)
9:30〜受付
10:00〜12:00 分科会(1)
昼食
13:00〜15:15 分科会(2)
移動
15:45〜17:45特別講座
●8/23(日)
9:00〜12:00 分科会(3)
昼食
13:00〜14:00 分科会(4)
14:30〜15:30 全体交流会
※受付開始は9:30です。明星学園小学校の校舎入り口に案内表示があります。受付で参加費を払い、各分科会への案内を受けてください。遅刻で参加される方、2日目のみ参加される方(お勧めしませんが)は、明星学園小学校内の会議室にある支部大会実行委員会本部へいらしてください。ご案内いたします。(当日連絡先090-6542-0185増田)
※昼食は近くにコンビニが2件ほどありますが、用意してくると便利です。(部屋は冷房が効きます。)
※全体交流会は、各分科会の学びの成果を交流する機会になります。
[特別講座の紹介]
大会テーマに合わせた魅力的な特別講座です。この機会にぜひ学んでください。
★特別講座A「子ども集団づくり」
塩崎義明(全国生活指導研究協議会)
今、子どもの側に立った授業づくりを進めようとする時、教師自身の「生きづらさ」から目をそむけるわけにはいきません。一斉・一律・競争といった上からの授業が強いられ、教師自身が「生きづらさ」を強く感じる中、私たちはどのような闘いと共同を経て授業づくりをしていけばよいのでしょうか。学びから共同へ、そして共同から学級集団づくりへ、具体的な実践で語ります。
☆特別講座B「部活動・生徒指導」
星野 実、井口成明、淺川俊彦
・シンポジウム形式で行います。コーディネーターは高校教諭の高崎が行います。「部活動」と「生活指導」の二部に構成します。前半は、部活動の理念・目的、目指す生徒像、運営方法、学校の教育課程からみた部活動、顧問の厳しい現状を、そして後半は、中高のホームルームをどう作っていくか、生徒会、委員会、行事運営についての現状、生徒理解とどう結び付けていくのかを話題に取り上げていきます。生々しい現状だけでなく、現場でどのように切り抜けているかを語り合います。
☆特別講座C「からだ・表現」
酒井忠喜、栗原 茂
〜からだを通した授業づくり〜
・からだを通した授業づくりは、子どもたちの学ぼうとする気持ちを育みます。「相手にいい時間を与える」という考えを根底に学級全体、子どもも教師も学び合います。「毎日レクリエーション」のインプロゲームやアクティビティ、体育の体ほぐしの運動、国語の物語づくりや詩の創作、表現を行う予定です。学級づくりの考え方や技術は参加者の参考になります。授業を通して学級づくりや学級の問題を一緒に考える分科会にしたいと思っています。いい時間をおくりましょう。
☆特別講座D「学級づくり」
大志保隆広
・なるほど、これならおもしろそう!〜「体育大好き」で楽しい学級・学年をつくる〜
予告編(1)『線なし天国・地獄・大地獄』、(2)『流れ作業』のバトンパス、(3)『ミニ運動会』を学年で、(4)『みんな違ってみんないい。ゴールは一緒だよ』の学年教師集団交流会やりましょう!!
[分科会紹介]
第1分科会 陸上(走)※校庭
『姿を変えながら展開する幼児から高校までの走の動きづくりとリレーの教材づくり・授業づくり』
・幼児〜小学校・中学年〜高学年・中学校と、走の動きづくりとリレー教材づくり・授業づくりは、その姿を変えながら展開していきます。今、分科会では、幾つかの発達段階にスポットを当てて、アフォーダンスやコオーディネーショントレーニングも意識しながら、教材提案と実技、実践紹介を行います。全学年
◎久保○深谷
第2分科会 ボール(1)サッカー型※校庭
『じゃまじゃまサッカー』
・低学年を通して、学級の人間関係を変えたいという願いをもって実践を行いました。今回はじゃまじゃまサッカーという教材のよさを知ってもらうだけでなく、実践で見えた課題をみなさんと実技をしながら改善していければと思います。みなさんの参加をお待ちしています。小低・中学年
◎小林○栗原
第3分科会 跳び箱※小中体育館
・跳び箱を用いた授業において、基本的な授業づくりの視点を順序だてて提案します。
・子どもの発達段階・実態に合わせた跳び箱指導のあり方や、必要な運動技術の系統的な知識やその見取り方を学びながら、参加者のみなさんに「わかる」「できる」を実感してほしいです。小低・中学年
◎大貫○石川
第4分科会 マット※イチョウホール
・ネコちゃん体操で器械運動に必要な感覚を養います。その後「お話マット」で空間表現を楽しみましょう。お話マットからは「側転を含んだ3種目の連続(転回系・回転系・バランス系の連続技)」に進みます。最後は集団音楽マットにも挑戦しましょう。マット運動の教材価値をみんなで吟味し、ともに上手くなりともに楽しめる授業を創造しましょう。小低・中学年
◎剛力○川畑
第5分科会 運動会表現※高校ホール
・演技種目のタイトルを決めたあとも、悩みも大きいのでは・・・。「踊りは決まったけれど、隊形や演出はどうしよう。」「先生が一人で踊って教えているだけでいいのかな?」この分科会では、一つずつの動きにふさわしい隊形や移動のしかた、始め・終わりの効果的な演出、そして何より子どもが主体的に作品を創り上げる学習のすすめかたを提案します。既存の踊りを使ったり、実際に踊りを創ったりして試してみます。演技につながる日常生活の中でのボディワークや学級指導の実際も体験しながら、ご一緒に創造の喜びを味わいましょう。全学年
◎井上○永沼
第6分科会 鉄棒※小中体育館
・準備運動では器械運動に必要な感覚が身につく「ネコちゃん体操」を紹介します。鉄棒運動に必要な感覚が楽しみながら身につき、どの子も安心して取り組める「お話鉄棒」について提案します。また、子どもたちが夢中になって取り組む「コウモリ振り」、「コウモリ振りおり」の指導法について研究します。小低・中学年
◎児玉○富田
第7分科会 ボール(2)ベースボール型※校庭
「目からウロコのベースボール学習」
・野球の楽しさを授業でも。みんながわかってできる(うまくなる)ベースボールの授業のポイントをバッチリ教えちゃいます。キーワードはピッチング、ストライク、ボール。その言葉の真の意味を知れば、「目からウロコ」です。さあ、あなたもナイスバッティング!小高〜中学
◎横森○片桐
第8分科会 ボール(3)タッチボール〜タッチバスケ※高校体育館
「ボールゲームって、こんなシンプルでいいの?!」
・攻守が入り乱れて行うボールゲーム(サッカー、バスケ、ハンドなど)の初歩に最適なボールゲーム「タッチボール」を提案します。子どもたちがノリまくる秘密を一緒に体験しましょう。さらに、バスケへのブリッジとして、ルールそのままの「タッチバスケ」も 紹介します。小中・高学年
◎島村○菅野
※雨天時は、体育館を利用して開催していきます。履物の切り替えをお願いします。
※当日、運営上の都合で、会場が変更の場合があります。ご了承ください。
[会場]
○明星学園小・中・高等学校が分科会の会場になりますが、受付は小学校です。
○最初の受付は、明星学園小学校の校舎入り口までいらしてください。受付の案内表示が出ています。
○交通機関ですが、JR中央線・京王井の頭線の「吉祥寺駅」が最寄り駅です。駅より井の頭公園を抜けていくと徒歩で20分ほどです。
○バスを利用される方は、吉祥寺駅からは1時間に1本くらいですし、道路が混雑の影響を受ける可能性があります。JR三鷹駅の南ロータリーから、三鷹シティバスの明星学園行きだと、毎時5分と35分に発車で、より便利だと思います。会場は終点です。途中下車(明星学園入り口という紛らわしいバス停があります。)しないようご注意ください。
[大会参加費]
一般:3000円
学生・会員:2000円
当日、受付票を記入の上、受付で参加費をお支払いください。
[大会の申し込み]
○申し込みはメールでお願いします。
tackmix@star.ocn.ne.jp 遠藤まで、「氏名」「連絡先(電話など)」「所属先」「希望分科会」「希望特別講座」をお願いします。もし、メールが届かないようでしたら、電話090-6542-0185増田まで連絡をください。
[持ち物の注意]
○体育の研修会です。運動をする着替え、履物のご用意をお願いします。また、当日は暑さが予想されます。水分補給などの用意、着替えなどはお忘れのないことを願っております。
●実行委員会より
当日、何かありましたら、本部の方へ遠慮なく申し出てください。また、お近くの実行委員へも、気軽にお声かけください。一生懸命、対応させていただきます。なお、当日に参加していただいた方から感想をいただいております。東京支部内の会報用に写真を撮影する場合がありますので、ご承知おきください。(情報流出のないよう、厳粛に取り扱います。)また、事前情報につきましては、東京支部HP http://doushikai2013tokyo.blog.fc2.com/にも流してまいります。よろしくお願いいたします。
<お知らせ>
○会場には吉祥寺書店による教育書の販売が行われています。お昼休みなどに、ぜひご覧ください。
○なお、学校体育研究同志会の機関誌「たのしい体育・スポーツ」や創文企画などの体育同志会出版物も販売されています。この機会にぜひ、こちらもお手にとって見てください。
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