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私も毎日が苦しくて仕方がありません

今私も、多くの教師の皆さんと同じように、二つの苦しさを感じています。

一つは、年々厳しくなっていく現場への上からの介入に対しての苦しさです。闘っても闘っても厳しくなっていく管理体制と、 "珍百景" を展開しなければならない自分たち。そして次々と倒れていく仲間たち。中には命まで奪われていく後輩……。怒ることも忘れるほど苦しくて、疲れています。

もう一つは、子どもたちから「奪っている」自分の力量の無さの苦しさ。いつも子どもたちに申し訳ない、申し訳ないと思い続け、来年こそ、来年こそと思っているうちに、あと3年になってしまったという感じです。

そんな中で、同世代のすぐれた教育実践に触れ、自分にはあんな実践は、力量的・環境的・人間的に無理だと、さらに苦しくなるわけですが、そこは割り切って、あんなふうにはできないと苦しんでいる仲間の声を代表して、こうしてアナウンスし続けています。

これが、私が毎日SNSに記事を書いている理由でもあります。

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「学校づくり」で大切にしたいこと(5)

(4) 子どもや保護者、地域の声に耳を傾けることができる教師集団に。そのための「学び」をつくり出せる教師集団に。

子どもの話が聞けるか、応答関係がつくれるか、ということは、教師個々にとっても、職員集団としても大きなキーワードになってくると考えています。

子どもの話を聞くということは、問い詰めて答えを得ることではありません。子どもが自らの元気ややる気、苦労や悩みについて語り始めるということ、そしてその関係がつくれるということです。

子どもと話をしているだけで、「甘い」とか「慣れあっている」「子どもの機嫌をとっている」と陰口をたたかれるのが今の日本の学校現場。そこを突破しなければなりません。

そのためには、子どもの話を大いにしようではありませんか。餅屋がお餅のことを話さないでどうするか、ということです。

今の学校現場は、子どもや保護者への一方的な批判はすることはあっても、彼らの側に立って彼らの言い分を語れる教師が少ないと思うわけです。その視点で、子どものこと、保護者のことを大いに語っていこうではありませんか。

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「学校づくり」で大切にしたいこと(4)

「学校づくり」で大切にしたいことの三つ目、

(3) 不当な力、理不尽な指示に対しては、団結し、断固闘うことのできる教師集団に。

子どものことは「扨置き」(さておき)、とりあえず上からおりてきたものに対応しなければならなくなった学校現場。子どものことを扨置かなければならないことはすべて「理不尽」です。

そういった中、パワハラ、セクハラの報告もたくさん聞くようになりました。学校現場が、「ブラック企業化」しています。

一つは、こうした問題解決の先頭に立つこと。二つ目が、こうした問題を明らかにしながら、管理職の責任を問うこと。そしてそういったことを通して、理解者を広げていくこと。

まずは声を上げることができる人、あげる状況ではない時には、独り言でもいいからその問題についてつぶやくことができる人、それが職場のリーダーだと思っています。

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「学校づくり」で大切にしたいこと「学校づくり」で大切にしたいこと(3)

「学校づくり」で大切にしたいことの二つ目、

(2) 教師各自の実践上やプライベートな不安、悩みについては、 "個が集まる" 教師集団として取り組むこと。「個が集まる」をことさら強調したのは、特定の組織・団体の活動方針に依拠しない、という意味。

「公」が「私」に土足でズカズカと入り込むことをしてはいけません。

学校組織はもちろん、民主的な組織を称する団体であっても、個々の「私」に無神経に関わろうとすることはおかしいと考えています。

民主的な組織を称する団体が、「正義」の御旗を立てて、個の「私」にズカズカと入り込み、傷つけ、信頼を失う場面を数多く見てきました。

「正義」は、謙虚に語らなければなりません。「正義」は、気遣いと、注意深さを持ち合わせていなければならないのです。

私の場合、「教師集団」というのは、その現場のプライベートな関係も含みます。つまり、プライベートな関係をつくることを保障する現場でなければなりません。

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「学校づくり」で大切にしたいこと(2)

「学校づくり」で大切にしたいことの一つ目、

(1) 教師個々の主張と実践の自由を尊重しあうこと。

これは、
(5) 対話・討論・討議をベースに、学校づくりを推し進めることと、セットに考えます。

それぞれの実践の自由を尊重するとは、どんな実践をしていてもそこにタッチせず、結果として無関心ということではありません。

尊重するからこそ、きちんと批判したり、逆に批判を受け入れたりすることができる、ということです。

これはかなり難しいこと。ひとつ間違えば、人間関係を崩してしまう危険もあります。

しかし、私自身が子どものころの学校の先生たちは、廊下でも、もっと言い合っていたと思うのです。にもかかわらず、言い合いが終わったら、何事もなかったように仲良くしていた。

言い合えるマナーが確立していたのだと思うのです。そしてそこには「信頼関係」があったのかと。

信頼関係とマナーの確立をそういった視点からも考える必要があります。

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ミソッカスというつながり方

●異年齢遊び集団の中での知恵

かつて地域には、異年齢の遊び集団がありました。つまり、年齢の違う者が一緒になって同じ遊びをしていたということです。

しかし、同じ遊びをするということは、そこに当然ハンディが生まれてきます。逃げる、追うの走力が備わってなければならない鬼遊びであれば、幼い子どもたちは簡単に捕まってしまいます。これではせっかくの楽しい遊びも面白くなくなってしまいます。遊び自体が成立しなくなる危険も出てきます。そんな中で子どもたちが考え出したシステムが「ミソッカス」制度です。
 
「ミソッカス」とは、たとえば走力、体力の劣る小さな子どもは、全員の了解によって「ミソッカス」とし、一緒に遊ぶけれど捕まっても鬼にならないようにしたり、わざと見逃したりする「制度」です。

注目すべきは、この制度が、日本全国に共通に広がっていた、ということです。

「ミソッカス」制度が、全国に共通に存在していた証拠として、地方によって様々な呼び方がある、ということがあげられます。

アブラボウズ(長野)、オマメ(岡山)、オミソ(神奈川)、カス(和歌山)、カズノコ(富山)、コヌカ(岐阜)、ダゴ(静岡)、ボウヤ(群馬)、
ハンパ(大阪)、ミッキ、ミッキョ、ミッチョ(兵庫)、などが知られています。そしてさらに、地域によってその呼び名に若干の違いもあるようです。みなさんの地方、地域ではどんな呼び方をしていたでしょうか。
 
●蔑称ではなく「つながる」ための知恵

「ミソッカス」とは、味噌の「滓」ですから、いらないもの、臭いものという意味で、一見蔑称のように聞こえます。また、そのルールも、一人前に扱ってもらえないのですから、差別的な制度のように見えるのです。しかし意味はまったく逆であったということを私たちは知らなければなりません。

つまり、当時の子どもたちは、「ミソッカス」の子をつくることで、その子を排除するのではなく、仲間として受け入れていたということです。

また、「ミソッカス」のルールと対象になる子を決めるのは、遊び集団の年長者やガキ大将だったはずです。ところが、誰が対象でどんなルールを適用するのかは、はっきりと確認されたり、その子に言い渡したりはしなかったような気がするのです。つまり極めてあいまいだったと思います。そこにも当時の子どもたちの、幼い子どもたちに対する優しさと、気遣いが伝わってくるような気がするのです。

ちなみに、「アートーデー」(後でなら……)という遊びの断り方についても、当時の子どもたちの優しさと気遣いが感じられるのです。「ムリー」(無理)と冷たく断ることはしなかったということです。

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「学校づくり」で大切にしたいこと

「学校づくり」で大切にしたいこと五つ。

(1) 教師個々の主張と実践の自由を尊重しあうこと。

(2) 教師各自の実践上やプライベートな不安、悩みについては、 "個が集まる" 教師集団として取り組むこと。「個が集まる」をことさら強調したのは、特定の組織・団体の活動方針に依拠しない、という意味。

(3) 不当な力、理不尽な指示に対しては、団結し、断固闘うことのできる教師集団に。

(4) 子どもや保護者、地域の声に耳を傾けることができる教師集団に。そのための「学び」をつくり出せる教師集団に。

(5) 以上、対話・討論・討議をベースに、学校づくりを推し進めること。

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「世間一般」は多様

人間の良心、思想、道徳、価値観にかかわることを、「ふつうの…」だとか、「世間一般」という言葉を使って、侵してはならないのではないでしょうか。

「決める」ということは、「世間一般」による多数で決めてしまってはいけません。なぜなら、それが本当に「世間一般」でない場合が多いからです。「世間一般」とはもっと多様なはずなので、たくさんの話し合いが必要なはずなのです。

子どもたちには、多数決が民主主義だと教えてはいけません。それぞれの自由と権利を大切にしながら、一致点と合意をさがしていく行為を大切に教えなければならないことをあらためて学びました。

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58歳になりました

本日58歳の誕生日。SNS等でお祝いをくださったみなさん、ありがとうございました。

若い時は、58歳というのは、人としてしっかりとした思想と価値観をもっていて、尊敬できる年齢になっているものだと思っていました。

ところが、いざこの年齢になってみて、自分はいまだに人としてかなりの未熟者であることに気づいて愕然としています。

それでも最近ではやっと「自分の言葉」で語ることの大切さが意識できるようになりました。これまでは、どこかから持ってきた言葉、かっこつけた言葉…で語ってきたように思います。しかし、未熟でもいい…、自分の言葉で語ることこそ相手に伝わり、人の心を動かすことを学びました。

これからも、自分の言葉で語り、自分の判断で行動することを大切にしていきたいと思います。

今後とも、よろしくお願いいたします。

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長野・松本で講座

連休最終日に、長野・松本で講座をしてきます。

以下、ビラより抜粋です。

第5回実行委員会・第1回リレー学習会

○日時:9月23日(水)

○会場:松本市中央4丁目7番26号(長野県松本勤労者福祉センター)

○内容 <参加費:無料>
9:30~10:00 開会行事
10:00~12:00 実践分析「これってイジメ?」
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 講座 塩崎 義明氏 
「子どもたちが主人公になるための集団づくりを~楽しく教師を続けるために、今すること~」

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フェアという名のアンフェア

フェアという名のアンフェア

平和を目的とした戦争の準備

粛々と言う名の暴力

授業改善という名の授業崩壊

「仲良し」の名の下に進められる子ども支配と個性つぶし

忙しさを軽減する為の忙しさ

「なんでも言ってください」という脅し

「静かにしてください」という、うるささ。

不登校ゼロを目指す学校の教師の不登校。

「人として当たり前のことを教える」という、特別な道徳


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自分の言葉で、自分の判断で

今大切なことは、『自分の言葉を持つこと』と『自己決定権を行使すること』。

不当な力に屈しないことはもちろん、「すてきな言葉・すてきな人物」にも、心を動かさせることもなく、そのために学びつつ自分を発見し、自分の言葉を持ち、自分の判断で行動できることが大切。

不当な力に屈し、自分を責めている人が多くないか。

良いと思ったモノや人に、無防備・無批判に傾倒してしまう人が多くないか。

かっこ悪くてもいい。自分の言葉を持っている人が一番強いのです。

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王様じゃんけん(日刊通信より)

2015年9月25日(金)3年1組日刊通信 NO.084より

王様じゃんけん

体育のときや学級レクのとき、子どもたちが喜んでやっている鬼遊びに「王様じゃんけん」という遊びがあります。

実は、「王様じゃんけん」という名称の遊びは、種類が違ったものがたくさんあるのですが、3年1組でやっているのは、~王様じゃんけん 鬼遊び編~です。

[ねらい]
・捕まえたり、止まってジャンケンをしたり、座ったりといった一連の動きをすることで、動きと状況の判断力が養われます。

[ポイント]
・王様は、敵には秘密にします。
・敵のチームで、誰が王様なのかを早く見破り、その人をやっつけることが全滅させるための近道です。

1) 2チーム以上のチームを作り、チームの中に1人、「王様」を決める。
2) 「ヨーイドン」で、全員一斉に敵のメンバーを追いかけ、タッチする。タッチされたらジャンケンをする。
3) ジャンケンで負けた人は、その場に座る。自分のチームの王様にタッチしてもらったら、生き返ることができる。
4) 敵のチームを全滅させるまで、続ける。

(『体と心をほぐす体育あそび』塩崎義明編著 ナツメ社 より)

王様を複数にしてみたり、チームの数を増やしたりして、さらに進化させていくことのできる遊びです。

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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