2016/01/31
ブラックな学校現場にショック

先週、他市の若手の先生方(小学校)と懇談をしました。
同じ県内で。あんなにもブラックな小学校現場があることにショックを受けました。しかもそれは特定の学校ではなくて、市全体的に広がっている。
私が勤務する地域では考えられないことが多かったです。どうしてそこまで、教師が追い詰められるのか、ということ。
学年会は、部活動をしている教師を待って開かれるので、夜の7時すぎから。
大晦日前日の12/30まで行われる部活動。
過熱する業間体育。月一回の学級対抗リレー。
学力向上を名目にした、昼の清掃後の(五時間目直前の)全校一斉ドリルタイム。
部活動をしている教師と、していない教師の埋まらない溝や確執。
管理職のパワハラと、「使える教師」の、かわいがり。
エトセトラ、エトセトラ……。
問題は、その現場の教師たちが、これが普通なのだと思い込んでいること。しかたがないことと、あきらめていること。そんな厳しい状況の中でもやれる自分を求めていたり、そんな自分に酔っていたりすること。
そのうちに、仲間が次々と倒れていっているというのに。

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