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【再掲載】子どもは見切った〜5,6月〜

4月、
子:先生は話を聞いてくれるかな?
教師:子どものことは扨置き(さておき)…


子:先生や仲間のそばにいると安心できるかな?
教師:子どものことは扨置き…


子:教室にいると楽しいかな?
教師:子どものことは扨置き…


そして5,6月、
子どもたちは……、


正義よりも強い力に従い
不安とあきらめと投げやりを抱え込み


良い子を強いる教師たちと
口うるさい親が自分を苦しめていることを知り、


良い子になれない自分を責め、
良い子に見せている仲間を嫌悪し、


それでも…、たぶん…、望んでいること


話ができる少しの仲間と
安心できる時間と場所

教室の机の中

定期的に教室の机の中を整理させているのですが、なかなか整理されません。


テストや古い手紙がグシャッと入ったままになっている子もいます。折り紙が、これまたクシャクシャになって入っている子もいます。


最近の子どもは極端に「面倒くさがり屋さん」です。つまり、誰かがやってくれる…、放っておけばいつか自動的にきれいになると思い込んでいるフシがある。(笑)


しかし原因はそれだけでしょうか。


よく見てみると、学校で利用する物と机のサイズが合わないようなのです。昔と違って教科書は大きくなり資料も増えました。プリント類の数は、昭和の時代に比べると数倍になっています。にもかかわらず子どもたちの机のサイズは、A版になったとはいえそんなに変わらない。教科書を道具箱にギユーギューにつめこみ、もはや筆箱は入らない子もいます。


机を大きくすればいいのですが、それでは全ての机が教室に入らなくなってしまう。


一番良いのは学級定数を下げて一つの教室に入れる子どもの数を減らし、机も大きくして、もっとゆったりと学習ができるようにすればいいのですが、政府はまったくそれをやろうとしない。逆に、人数を増やそうという動きまである。


できないことを子どもたち個々のせいだけにしないで、その背景も考えてあげることが私たち大人の責任かもしれません。


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忙しい時にこそ簡単な声かけを

忙しくなると、どうしても他とのコミュニケーションをとることがおろそかになります。コミュニケーションのない気遣いは、いらぬ誤解やすれ違いを生みます。これは教師と子どもたち、子どもたち同士、教師と保護者、保護者同士、教師同士においても同様です。


ひとこと言ってくれればと思う側と、これくらいならわかっているだろうと思う側。どうして勝手に進めるんだ?と疑問を持つ側と、大変そうだから私がやっておこうと考える側。気遣いをしたつもりが大きなすれ違いを生み出すきっかけになることも少なくありません。


忙しい時にこそ、簡単な声かけを心がけるとよいと思います。簡単な声かけが、重要な話し合いに発展するケースが意外と多いのではないでしょうか。


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評価されているのではないかと気にしながらの「評価」

3学期制です。ということで、そろそろ1学期の評価の時期。


千葉県も、教師が給与に反映される教師評価制度が導入されようとしています。ふと思ったことが「自分が評価されているのではないかと気にしながら子どもを評価する」って、どういう心理状態になるのかっていう話。


子どもを低く評価すれば、何を指導しているんだ!と評価される……。また、保護者から批判が出ることを必要以上に気にしてしまう…、って思うわけです。


つまり、客観的に評価できないでしょ。たぶん。すでにこの制度が導入されている都道府県のみなさん、どうでしょうか。それとももう慣れてしまいましたか?


しつこいようですが、教育活動に教師評価制度はなじまないのです。教育活動を、見た目や数字で評価することは危険です。子どもの発達に寄り添うことができなくなる危険があります。


千葉県教育委員会の皆さん、もう一度、この当たり前の事実について真摯に向き合ってみませんか?


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心は折れる

先日、大阪大学の小野田正利先生の講演を聞きました。小野田先生には、「学校珍百景」のあとがきを書いてもらったつながりがあります。ユーモアあふれる、メリハリのある語り口調に圧倒されました。


この講演で印象に残っている言葉は、「心は折れるもの」というお話。教師はいつも笑顔でいるべきだとか、力量を高めるための努力をするべきだとかは、無理な時もある!!というお話。


名人・カリスマ先生が、こうあるべきだと主張しすぎだと、私もかねてから言ってきたので、通じることがあると思いました。大切なのは、折れた時にしなやかに回復できるのかどうか。そのための自分なりのドックがあるのかということ。


ちなみに、自己マネジメントは、自己責任で進めるものではないと考えています。健康に生活することは私たちの権利なのですから。


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教師の追い詰められと避難場所不在

日本の教師の「頑張り」は他国では考えられないし、こんなに悪い環境でも学力を維持していることは世界的に奇跡だと言われています。(学力とは何かという問題はここでは考えませんが…)


しかし一方で、当り前ではあるのだけれど、そんな中で精神的疾患、身体的疾患に悩む教師がここ数年、増加しています。日本の教師はいったい何をやらされ、何に追い詰められているのでしょうか。


一つ目は、子どもたちを、一斉に一律に、同じ方法で動かすことを強いられていること。そしてそれらは当然うまくいかない。一人ひとり違う子どもの集団で『一斉・一律、同じ方法』が通用するはずがないのですから。


二つ目は…、学級・学年を使って、それが競争的に進められるということ。そしてその競争は、誰にとってもうまくいくはずのない競争なのでみんなごまかしながら競争に参加していること。精神的疾患に悩む教師の初期症状は「自分は見られているのではないか」と必要以上に感じることからもそれがわかります。


三つ目が、教育が競争的に進められ、教師はその幻想の成果によって評価されるので同僚性を失い、孤立すること。いわゆる、避難場所不在。


一斉に一律に、同じ方法で競争的に…、この呪縛から解放さるためにはどうしたらいいのか。それをまとめるのが今の自分の課題です。もう少しで提起できます。


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「地元」があること

人生で大きな失敗をしてしまっても、迎えてくれる「地元」があるって、すごく救いになると思うのです。地域は、子どもたちを育てます。そして、大人になっても帰ってこられるあたたかさをもったものにしていきたいものです。


ただ、今の時代、地域の中で大人同士の冷たいトラブルが多発したり、地域によっては、近所付き合いが無かったりするところが増えています。この状態がつつけば、子どもたちにとって「地元」「故郷」というものがなくなってしまう。


しかし一方で、地方では、地元に残る(帰る)若者が増えているとか。若者たち自身が地域づくり、故郷づくりを始めたのかもしれません。


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子どもの笑顔に癒される心を取り戻そう

そんなこと今時やったり言ったりしたら大変なことになる、と思われる言動を平気でしてしまう…、そういう管理職が増えているとのこと。勉強していない、世間を見ていない、残念な管理職だと言わざるを得ません。


たとえば、指導がうまくいかない職員の立場に立てず、ただただ怒鳴り散らす。この人はきっと担任の時もこうして子どもたちに怒鳴ってきた人なんだろうな、と思うわけです。


そのくせ「パワハラ」という言葉は覚えてきたらしく、「これはパワハラではありません」などと自分で言ってしまう。そんなことはあなたが決めることではない、ということを知らない。


教員評価の時代になり、子ども不在で職員の上下関係ばかり見る教師や管理職が増えているようです。自分ではそうは思っていなくても、残念な報告が全国から集まってきているのは事実。


教員の皆さん、もう一度教師になろうと思い立った瞬間に戻りましょう。子どもの笑顔に癒される心を取り戻しましょう。それだけで、どれだけの子どもたちが救われるか……。


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警戒と見定め

最近の子どもたちは、最初に出会う時に、必要以上の警戒と、こいつはどういった大人メ教師なんだろうと見定めるような目をします。大人・教師が、安心と信頼の対象ではなくなっているということです。


子どもはその教師に安心して身をゆだねられるのかを見定め、大丈夫だと判断すると、極端に甘えてきます。逆に言えば、甘えられる大人・教師を求めているということ。


信頼できず、甘えられない大人・教師の前では、丁寧な敬語を使って心を閉ざします。良い子でいる自分を見せながら、ストレスをためていくようです。


大人と子どもの関係がおかしい…、これでいいのか?と思う。厳しさと優しさ、包み込むような安心感、そんな大人の姿を取り戻していく必要があるのかもしれません。


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「親に抱っこしてもらう」が宿題?

親に抱っこしてもらう宿題について、賛否両論の論争が広がっているとか。手をつないでゴールインや、モンスターペアレンツと同様に、自分はそのような宿題を身近で聞いたことが無いのですが、本当にやっているところがあるのでしょうか?


そんなことを考えていたら、その話題がTV番組でも取り上げられていて、秋田県のどこかの校長先生がその意味を説明していました。親子のふれあいのきっかけになるらしい…。ああ、本当にやっているんだと確認した次第です。


「親に抱っこしてもらう」宿題が良いか悪いか以前に、私自身は、保護者に失礼だと思ってしまい、そのような宿題は出せません。どうして平気で出せるのかが逆に不思議です。そこまで要求するほど学校はえらいのか?と思ってしまう。


まあ、それは教師一人ひとりの感性の問題かもしれませんが、少なくとも私には出せない。世間では、こういった宿題も有り、という意見の方が多いことに驚いています。一方で、宿題ってそもそもなんなのかを考え直したい気持ちにもなっています。


家庭で一人勉強をする意味と、そこでどんな力を育てるのか。それが学校から出される意味は?その指導の筋道は?そのことがあいまいになってきているのが、なんでもありの宿題論争になっているもう一方の原因だと思います。


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学級王国批判

担任が王様の、自分だけの「学級王国」をつくることが教師の仕事ではない。また、子どもが活躍している学級であっても、自分の学級さえ良ければという発想の学級はある意味、もっとたちの悪い「学級王国」。


学級崩壊を立て直す力量があるんだったら、学級崩壊を出さない学校をつくれよ、と言いたい。もっとも、学級崩壊を立て直す(ように見える)力量など、教師としての力量として大いに疑問。


どの教師とも向き合うことのできる子どもを育てることが大切。それが本当の自治。お気に入りの担任の前で、自治ごっこをしていても、長い目で見ると意味がない。


そもそも学級というのは、国家・文科省の都合で編成されている集団であるということを忘れてはならない。我々はそれを逆に利用して、子どもたちに自由と権利、自治を指導するのである。


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言語化すること

自分の思ったことを発表しなさいだとか、書きなさいとか、教師は子どもたちに簡単に言いますが、感性や思いを言語化することって、大人でも難しいことであることを自覚しなければなりません。


言語化についてはまだ勉強不足ですが、教師はもっともっと子どもたちに話をさせてあげることが大切だと考えています。指示・命令の関係でなく、聞き取り・言語化支援の関係が大切かと。


そして、その関係は、子どもたち同士の中にも生み出し、子どもたちの中に豊かな言語環境を創っていく必要があるのではないでしょうか。


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教師VS保護者でなく保護者VS保護者が多発?

誰が言い出したか知りませんが「モンスターペアレンツ」といった全く的外れな指摘のせいで、保護者の学校参加の研究や実践が遅れたと考えています。学校は地域のものであると考えた時、保護者は当然学校に意見するべきなのです。


結果的に、国家-文科省-教育委員会-学校-教師-子ども-保護者、といった縦の管理支配を強めることになっただけでなく、そこから生まれるトラブルをより一層深刻化させました。孤立化した保護者は学校に対する不信感をより一層強めるからです。


そして最近では、学校・教師VS保護者でなく保護者VS保護者のトラブルが多発するようになりました。子どものトラブルが保護者間のトラブルに発展。場合によってはそれがさらなる学校不信につながっていく……。


学校に直接意見するケースが少なくなったのは、決して学校と保護者が和解したわけではないということを肝に銘じておかなければなりません。そして真の連携と子育て共同の在り方が追求されなければならないのではないでしょうか。


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しおちゃんマン★ブログ

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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