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たとえば「甘やかしすぎ」という言い方

子どもの中には、自分の力ではなかなかできない子、何から何まで親に頼っている子、忘れ物をした時なども親のせいにしてしまう子、そんな子がいるし、そういった子が増えてきていることも事実です。


しかしここで話題にしたいのは、そんな子育て(なんでも親がやってしまう。子どもに任せない子育て。)を、一方的に「甘やかしすぎ」と断罪してしまっていいのか、というお話です。


何を言いたいのかというと、甘やかしてしまう、つい親が先に手を出してしまうことにも、 "必ず事情がある" ことを教師は忘れてはならないと思うわけです。


仕事の関係で、子どもに任せる気持ちの余裕と時間が無いのかもしれない、必要以上に失敗を恐れているのかもしれない…エトセトラ。


そういった事情を教師と親が話し合い、より良い改善策を見つけていくことこそ大切だと思うのです。


一方的に「甘やかしすぎ」と突き放し、あとは親に猛省と改善をもとめるスタンスは、教師のおごりと勘違いではないでしょうか。


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「残業」の定義

「残業」というのは、勤務終了後に残って仕事をすることだとイメージしていましたが、労働法の専門の人によると、始業時刻前であれ、終業時刻後であれ「時間外労働」であって、法的には終業時刻の前後に関係なく「時間外労働」をさすとのことです。


つまり始業前出勤も法的には残業。ノー残業デーは、早く帰れ!ではなく、早く来てもダメ!と言うべき。


しかし早く帰っても、家に仕事を持って帰ることになる。ところが、個人情報の問題があって、めったなものは家には持って帰れない。どうすりゃいいんだ?ということです。結論から言えば、仕事をしなければいいのですが……。


教師に限らず、日本人の働き方を変えなければならないという声があがってきています。時間をかけている割には、成果が上がっていない…、仕事そのものが空洞化し、手ごたえがない。


古いタイプの私は、これだ!!と思った授業の企画が浮かんだり準備をする時など、かなり遅くまでやってしまうタイプなのですが……。これも考え直さなければんならないのかも……。


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やっているのではなくやらされていることの自覚を

上から降ろされてきたことにどう応えるか、そんな中でどう生き残るかの本を自慢げに出版したり、その本を読んでカリスマだ名人だと感心したりしている世界が、残念ながら教育界にはあります。


つまり、忙しさや大変さの理不尽を、自らが生み出し、支えている面もあるということ。


やっているのではなくやらされていること……、そんにな自らがやっている事に疑問を持ったり、笑い飛ばしたりする「気づき」が必要です。そのためには批判的な学びが大切だと思っています。


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情報提供と授業とは違う

最近学校で、お金を払って外注授業をしてもらう取り組みが目に付くようになりました。本来授業をする場所の学校が、お金を払って外部に授業をしてもらうといったこと自体が「学校珍百景」なのですが……。(笑)


この外注有料授業を参観させてもらう機会が何度かあります。しかし申し訳ないのですがどの授業も「授業」として成り立っていないというのが本音の感想。(あくまでも私が参観した授業だけの感想です)。あらためて日本の教師は力量がある、と思ってしまう。


何がいけないのかというと "情報提供のみに終始している" ということ。子どもに考えさせ、意見交換による教育力を発生させていない。外注授業はその道の専門家が進めていることが多いので、情報の質としてはAランクだと思うのですが、その情報を提供しているだけなので「授業」としてはかなり質の低いものになっている。


たとえば、発問をして、子どもの意見が分かれたとします。私たちはそれそれの理由を発言させ、時には意見をたたかわせて考えを深めたり、さらに新しい課題を持つように導きます。外注授業はそれができない。なぜか……。それは「子どもを知らない」からです。


私たちは目の前の子どもが、場面によってどのような考え方をしてどんな発言をするのかを「知っている」のです。知っているからこそ、意見交換を "学びが深まる方向で" 「瞬時に」プロデュースすることができる。これはベテラン、若手に限らずできる。気づいていないだけで誰でもやっている。


実はこのことは、上から指導案が降ろして「同じ授業をしなさい」という文科省・教育委員会もわかっていない。同じ授業などありえない。授業は生き物で、子どもたちによってその授業は様々に変化する。そしてどう変化するのかを見通すことができるのが担任。文科省・教育委員会はできない。


ちなみに、飛び込み授業をするような名人教師は、授業を進めながら子どもを知る作業をしている。授業を見ているだけでこの子はどんな子なのか見えてくる。ここまでくると名人技。そんな名人技の授業は、長い教員生活の中で私は二度しか見ていない。全く違った思想をお持ちの二人なのだが、私の中の "授業名人"。


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学校現場は裸の王様状態?

30日は、船橋市のアンデルセン公園にバス遠足です。(小学校2年生)。最近ではバス遠足と言わず、校外学習と呼びますが……。ということで、最近、アンデルセン童話を読み聞かせています。


アンデルセンは、デンマーク、オーデセンの生まれ。千葉県船橋市がオーデセンと姉妹都市であることが、船橋市に「アンデルセン公園」がある理由のようです。


さて、アンデルセン童話は、人魚姫、裸の王様、みにくいアヒルの子、マッチ売りの少女…、その結末は、意外性があったりショッキングな結末であったり、記憶に残る物語が多いです。その結末を通して生きることの意味や人としての成長、愛についてのメッセージが伝わってきます。


個人的には、裸の王様の話が好きです。裸の王様の国は、ちょうど今の学校現場に似ているのかもしれません。低く評価されたり、嫌われたり、排除されたりすることをみんな恐れて、誰もが黙っていること…、忙しくさせられて、問題意識も持てなくされていることに恐ろしさを感じます。


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メッセージありがとうございました

22日の誕生日に対して、じつに多くのメッセージをいただき、驚いています。本当にありがとうございました。お一人お一人には返信できないこと、申し訳なく思っています。この場をおかりして、メッセージをいただいた全てのみなさんにお礼申し上げます。ありがとうございました。


年金が支給される年齢が伸び、その分、再任用の制度が導入されています。しかし、その給与と権利は、まだまだ確立されていません。再任用で同様の仕事をしても、その給与額は大幅に減らされます。再任用制度の働く者の権利保障と確立をお願いしたい。


しかし定年退職にはまだ一年以上あります。今年度の学級の子どもたち、そして来年度に担任する子どもたちに真摯に向き合い、全力で教育の仕事に取り組んでいきたいと思います。


今後ともよろしくお願いいたします。


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学校っていつからいつまで開いてるの?

都庁が20時には完全退勤なんて言ってるけど、そもそも何時から開いてるんだろう?


ということで、学校って、いつからいつまで開いてるの?っていうお話。


まず、早朝6時台に電話に出る公共機関は学校だけだと思う。


電話に出なければいいじゃないか、出ない規則・慣習を作ればいい、という声をよく聞くけど、7時台から部活動が始まる現状では、6時台にどうしても連絡しなければならない事項が出てくるのはしかたがないこと。電話に出る・出ないの問題ではなく、コトは部活動の在り方にまで広がる。


また、ノー残業デーを学校で強く取り組んだら、早朝出勤が増えたという現実もある。一般的に「残業」というのは、勤務終了後の仕事のイメージだが、仕事の量と、方法を見直さない限り、どこかにはみ出す。そのはみ出した分全てを本来「残業」と呼びましょう。


ということで、学校は6時台から空いている。


では、閉まるのは?


さて、教師は、そもそも残業代が想定されていないし、昼休みもない。だから大変だ…、ではなく、そもそも職種が特殊だということ。それを一般の民間企業の働き方と一緒に考えるから、問題が解決できない。


教師だけでなく、こういった問題は、それぞれの職種に合わせて、仕事の仕方について研究していかなければ、 "どっちが大変か競争" になってしまい、しかもその答えは出ない。残るのは不信感だけ。


教師の仕事で理不尽なのは、子どもに直接関係しない仕事の方が多いこと。そのために、授業の準備や子どもの生活指導についての準備・研究の時間がほとんどとれないこと。『忙しくて、仕事をする時間がない』というのは教師の仕事風景についての名言。


中学校に限らず、小学校でも放課後18時近くまで部活動をしている学校も少なくない。終了後、学年会を開いて、個人の仕事ができるのは、19時すぎ。そこから次の日の準備をする体力が残っていれば、帰宅は20時、21時になる。


ということで、学校が閉まる(電話に出る)のは、20時から21時ということで決まり。


※これら加えて、土日、祝日の部活動もあることにも目を向けてほしい。


もちろん、それぞれの地域や学校で、仕事の内容を "子どもメイン" にしていこうとしたり、教師の長時間労働について真摯に向き合い、工夫している学校が増えてきていることも事実。


こんな勤務実態を押し付けられて、なんでもかんでも教師個々の責任にされ、頭を下げて謝ってばかり。世間からは「教師なんかに…」と不信感を持たれ…、そうならないようにさらに長時間働く……。そんな悪循環をどこかで断ち切る必要があります。


何よりも、日本の子どもたちのために。


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59歳になりました

本日59歳になりました。来年度一年やって定年退職です。最近、退職後どうするのか…、自分でも考える時間が多いです。


多くの同期は再任用で現場に残るのだと思います。それもいいのですが、自分としては一つ区切りをつけたいし、担任を続ける体力はあるけれど精神的スタミナがないような気もする。ただ、それに代わる仕事が思いつかないし、そのクチも今のところなし。


とりあえずは、あと一年間全力で。同時に再任用説明会に参加したり、就職活動を来年度から始める…、そんな感じでしょうか。


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個人面談の机の配置

個人面談で、私は机を三角形に並べて斜め向きで話をさせていただきます。まっすぐ向き合うと保護者に威圧感を与えてしまう、と若い時に教わって、それをずっと守っています。(机を四つ並べて「田」の字の配置し、斜めの位置に座ってもらう人も)


学校によっては、ほとんどそうしている学校もありますが、逆にほとんど真正面に向かい合っているところも。そんな学校で、この情報を参考意見として伝えてみても、不思議なことになかなか広がらない。(笑)


保護者のみなさんとは勝負をする必要はないのですが、どうしても、負けないようにと、皆頑張ってしまう……。私の場合は、 "たよりなくても一緒に悩むことのできる教師でいたい" と、ずっと思ってきたのですが……。。


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子育てを楽しむ?

子育てはつらくて忍耐が必要……、日本の子育てにはそんなイメージがつきまとい、実際にもそうであることの方が多いです。今でこそイクメン等々、男性も子育てに積極的に参加したり、女性が仕事を持つことは当然の権利とされていますが、そのことと子育ての両立がなかなかうまくいかないのが日本の現状。


保育園や学童保育の取り組みなど、まだまだ充実させていかなければならないことはたくさんありますが、一方で、子育てそのものの発想を変えてみたらどうかと……。私自身も苦しんだ一人として……。


キーワードは、『子育ては地域共同の取り組みである一方で、その方法は個々では自由な発想で、違いがあって良いこと』。「みんながそうであるからこうならなければ不安」まずこの発想から脱したい……、そして、「うまくいったと伝えられている方法は誰にでもあてはまるものではない」という発想を持ちたい。


子育ては夢があって楽しむものである、というのが、他国の価値観のようなのです。けっして親を苦しめるものではないという境地に、日本も早く立ってみたいものです。


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個別指導に対応できていない

たとえば…、一般的に、知的な遅れや視聴覚の障害がなく、教育環境も整っており、本人の努力にも問題がないにもかかわらず、「読み書き」や「計算」など特定の領域で学習の遅れがみられる状態を「学習障害」と言います。


学習障害の研究はずいぶんと進んでいて、さらに分類されたり、その指導法も提起されたりしています。ただ、それを実行する学校現場が、研究と比べて信じられないくらい遅れているのが現状。


学習障害は、ひらがな清音の読み書き練習を行うことが有効な子、語彙を増やす必要のある子、文字や単語の音読練習、文字‐音韻関係の習得、イラストの提示による単語の意味教示、モチベーション維持のためにパズルやクイズを利用した学習…。こういった個別指導が学校現場でどれだけ保障されているのか、という問題。


現状であれば、たとえば4クラスの学年だとしたら、こういった個別指導専門の職員は、 "常勤で2人以上" は必要です。文科省・各自治体・教育委員会に、改善の努力をお願いしたいと思います。


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教師はもっと謙虚に

教師に大切な事ってたくさんあると思うのですが、最近特に大切だと感じているのは「謙虚さ」です。たとえ相手が子どもだとはいえ、人間が人間を指導するということのおこがましさを常に感じていなければならないのではないでしょうか。


保護者や同僚に対しても同様に謙虚でありたいものです。少しくらい経験を積んだからと言って、自分がまわりよりすぐれているとは限らないのが教育の仕事です。勘違いは避けたいものです。


では、教師としての謙虚さってなんでしょうか?それは、常に自分の実践を振り返ることだと思います。うまくいかないことを子どもや保護者、同僚のせいにしないこと。かといって自分を責めるのではなく、共同して実践するスタンスを持てること。


教師には、掌握・把握する力が必要なことは確か。ただし同時に、弱さを見せることも大切。そこに、子どもや保護者、同僚とつながるキーワードが隠されているような気がします。


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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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