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桜が好きです。

見ていられる時期が短いので、" 観なくては!"という思いが強くなってしまうのも特徴。

しかしこの「桜」。歴史的には、国策に利用されてしまったことも事実。

本来桜は、花見をして飲んだり歌ったりをする木であったはず。

本居宣長は、「敷島の 大和心をひと問わば、朝日に匂ふ山櫻花」と、山桜が日に映えて輝くように美しく、しかもなよなよとした優しさこそ大和心だとうたいました。

西周は、この歌を、まめで、おとなしく、すらりとして、すなおな心を示すもので「軍人の精神」をピタリと言い当てたものだと解釈しました。

ところが、日露戦争後は解釈が変わって、さくらの花のようにパッと咲いてパッと散る軍人の精神、ならびに、日本人の精神を示す歌だということになってしまいました。

本居宣長も、西周もびっくりしたのではないでしょうか。

この頃から、各地の兵営、陸軍墓地、護国神社にはさかんにソメイヨシノが植えられ、靖国神社はさくらの名所になりました。

小学校にも桜が植えられるようになったのもこの頃から。

サイタ サイタ サクラ ガ サイタ

これは、1933年(昭和8)から、1940年(昭和15)までの小学校一年生が、国語の時間に最初に習った文章でした。

戦前の学校は、花の咲く木や実の成る木は原則として植えませんでした。学校は天皇陛下の<教え>を教える神聖な場所だったからです。

しかし桜だけは特別で、パッと咲いてパッと散るソメイヨシノが好んで植えられました。

大正期の小学生の男児は、桜の紋章がついた帽子をかぶり、大正末期になると、ほとんどの男児が桜をデザインした校章を採用しました。

このように学校と桜は、日本の教育史の中で、切っても切れない縁があるということです。

今は、そういった歴史は忘れ去られ、桜の美しさだけが残っています。春と新年度を象徴する花、花見を通して、人と人とのコミュニケーションも深められる花としてみんなに愛されています。

しかしこの時期、日本の南ではすでに開花が終わり、北では開化はまだまだこれからだということを忘れてはなりません。

つまり、桜が、関東を基準とした、 "一斉、一律、競争" の教育の推進に利用されてはならないのです。

桜が再び、不幸な歴史をたどることのないように、私たちはこの花を平和の象徴として愛していきたいものです。


<参考>
星とさくらと天皇と 城丸章夫

さあいよいよ始まります

こちらでは、子どもたちが登校してくる始業式が7日(金)、入学式は、来週の10日(月)。

ということで、3日から6日の4日間は、新しく着任した仲間と一緒に、始業式や入学式の準備をすることになります。

もちろん新しい学年は決まっています。まずは、協働・共同のスタンスを発信していくことが、学年主任として大切だと考えています。一人ではやらない、やってはいけない。まるっきりお任せもまた問題。

新年度は、自分にとって、何かと「現場最後の~」といった枕詞がくっついてきます。定年退職を迎える来年度に向けて、どのようなスタンスで仕事に向きあい、子どもたちを迎えていいのかは、まだ迷っている感じです。

いつも通りにすればいい…、と自分に言い聞かせつつ、 "今年度は特別・そんなことでいいのか?"という自分がいます。

とにかく、今年度のテーマは『準備』。

悔いのない『準備』を積み重ねて、最後の一年間を、前向きに努力していくつもりです。

3月は目標達成できず

3月は、学年末で忙しかったことあり、残念ながら月10冊の目標は達成できず、6冊でした。

※1月、11冊。2月、11冊。3月、6冊。合計、28冊。

4月は取り戻さないと……。


3月の読書(6冊)

[再読]
星とさくらと天皇と 城丸章夫
スマホ時代の学級づくり 塩崎義明

[娯楽 他]
日本人失格 田村淳
歪んだ顔 西村京太郎

[学び]
生活指導4/5月号
幼児教育・地域と家庭の教育 城丸章夫

人が足りないだのお金がないだの

人手が足りないだの、お金もがないだのが絶対的な「できない」理由とされ、そればかりか、その対策や責任を現場に押し付ける、といったことが学校現場にも起きています。

人手が足りなかったら増やすように「上」に強く要請するのが管理職の責任だろうし、とりあえず現場での対策を先頭に立って考え、責任をとるのが現場のリーダーでの仕事のはず。

なんの要求もせず、なんでもかんでも "御意" の精神で「上」に従うだけで、現場の対策も現場まかせで対策も責任も取ろうとしない。

そんなリーダーが、学校現場に急増してきたことが残念です。

教師生活最後の年度がスタートしました

この土日はお休みですが、実質的には、いよいよ教師生活最後の年度がスタートしたと言えます。

今年はどんなことをメインに実践し、子どもたちとどんな自分を発見できるのか、とても楽しみにしています。

今年のテーマは、ズバリ「準備」。

どんなことにも十分すぎるほどの準備をしてからのぞむこと。

教師の準備とは、イメージと見通しが大切。

子どもにこう投げかけたら、こうなることが想定されるから、そうなったらこうしよう…、そして想定外のことになっても、こう楽しもう……。

そんな準備をしっかりしてのぞみたい、というのが今年度のテーマです。

もちろんすでに、新年度の学年や学年のメンバーも決定しています。始業式まで、ハードな準備を楽しみたいと考えています。

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しおちゃんマン★ブログ

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

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ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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