FC2ブログ

写真注文あるある

林間学校の写真が出来上がってきています。

写真は、保護者にネットで販売されます。最近良くあるようですが、私は初めての経験です。後日、保護者宛に販売についてのお知らせがいくと思います。

昔は(今でもその多くは)、廊下に番号のついたスナップ写真がズラッと貼られて、子どもたちは注文する写真の番号を書いて注文しました。

子どもたちが書いた数字が汚かったり、書き間違えたりして、注文していない写真がまじっていることは「学校あるある」ですね。

ネット販売だと、そういったトラブルも減るのでしょうが、なぜか寂しい感じがしないでもない。

ただ、教師の仕事量を考えると、ネット販売が良いのだと思っています。

教師と子どもたちとの距離

若い教師が最初に悩むことが、子どもたちとの距離だといいます。

若いので、子どもたちとの距離はどうしても近くなってしまう。

威厳ある態度がなかなかとれない、ということらしいです。

しかし、いつも私は言うのです。

誤解を恐れずに言うのなら、

「教師と子どもたちとの距離は、なめられるくらいがちょうどよい」

そうしないと、子どもたちのことが理解できないでしょ、と。

これはかなりの解説が必要なのですが(誤解を受けるのですが)、子どもたちと共感的他者の距離をとることのできる教師に……、子どものことを知ろうとしている教師にこそ、子どもたちは信頼を寄せる、ということです。

いやいやいや、あまりにも近すぎると子どもになめられる、馬鹿にされるのではないか、言うことをきかなくなるのではないか、という心配があるようですが、これは逆です。<きっぱり!!>

子どもたちのことを共感的に考える教師が、果たして子どもたちに馬鹿にされるでしょうか?もしかして、見た目は教師をばかにしているような態度や口調であっても、根っこではけっしてばかになどはしていないものです。

ただ、子どもと近い距離をとりながら子どもと指導・被指導の関係を保つことは今の時代とても難しいことは確かです。教師にそれが許されない環境だからです。だから子どものことを知らない教師が多すぎる、というのが私の意見。子どもと教師が「出会っていない」のです。

教師の皆さん、勇気を出して、子どもとの距離を近づけてみませんか?


----------
オフィシャルブログとプライベートブログの記事は、Facebookページ『しおちゃんマン』にまとめてシェアされています。
 
▼Facebookページ『しおちゃんマン』
https://www.facebook.com/shiochanman/
 
また、Twitterに、二つのブログの更新通知が流れています。
https://twitter.com/y_shiozaki
 
----------

ご心配をおかけいたしました

冠動脈を広げるカテーテル治療が無事終わりました。クラスの子どもたち、保護者の皆さん、本当にご心配をおかけいたしました。申し訳ありません。今週いっぱいはお休みさせてください。


この治療は、初めてではありません。しかし今回は死ぬほど苦しかった。今までで一番太い血管を広げたので、他の血管が慣れるまで時間がかかったようです。今は、だいぶ楽になりました。


動脈硬化も進んでいるとのこと。食生活を大いに反省し、元気な身体に戻します。


取り敢えず無事に治療が終わった事をご報告いたします。

子どもとのすれちがい(21年前の文章より)

来年度からの就活で必要な書類づくりのために、30代の頃、自分が書いた1996年の文章を読み直す機会があった。「生活指導」1996年11月号掲載の文章だ。

タイトルは『子どもとのすれちがい』。

当時の教師も、子どもたちと出会えていないのではないか、というテーマで書かれている。

そして、子どもと出会うためには以下の四つが必要だと。

(1) 子ども一人ひとりの生活・文化を知ること。

(2) 子ども一人ひとりの思いや願いをつかむこと。

(3) 子どもたちの仲間関係を知り、それを豊かに広げていくような実践の構想を持つこと。

(4) 教師自身が管理されたからだから自らを解放し「ゆとり 」 と「遊び心」をとりもどすことができること。

(1)(2)は、最近私が書いている、 "子どもの生き方に伴走する" といったことと共通している。

(3)は、まさに集団づくりとして子どもにはたらきかけることだ。

そして(4)が、今まさに問題になっている学校現場の問題。言葉、行動に至るまで国に管理されてしまった教師の問題。それは私たちが「学校づくり」というテーマを掲げて発信している問題だ。

まだ教育基本法は改悪されていない20年以上前から、危機感を感じていたのだと思う。

その文章は、下記で読めます。

▼子どもとのすれちがい
http://shiochanman.com/essay/c1f.html


----------

オフィシャルブログとプライベートブログの記事は、Facebookページ『しおちゃんマン』にまとめてシェアされています。
 
▼Facebookページ『しおちゃんマン』
https://www.facebook.com/shiochanman/
 
また、Twitterに、二つのブログの更新通知が流れています。
https://twitter.com/y_shiozaki
 
----------

明日から入院します

明日から入院します。

4月から元気に仕事を続けられるようにするための入院です。

だからどうぞご心配なく。

ということで、更新が滞るかもしれないし、逆に、病室が退屈で、活発になるかもしれません。

いずれにしても、今までとは少しブログの雰囲気が変わりますので、ご了解ください。


----------

オフィシャルブログとプライベートブログの記事は、Facebookページ『しおちゃんマン』にまとめてシェアされています。
 
▼Facebookページ『しおちゃんマン』
https://www.facebook.com/shiochanman/
 
また、Twitterに、二つのブログの更新通知が流れています。
https://twitter.com/y_shiozaki
 
----------


子どもにどう働きかけるのか

金森俊朗さんのお話で、

「激励的他者」「注文的他者」ではなく、子どもの世界に共感的にコミットし、SOSを見逃さず、子どもの成長の背中をあたたかく支援する他者でありたい。

といったお話がありました。

ピッチャーではなく、キャッチャーであれ。

という表現もされていたように思います。

子どもの話を聞く、そして見守るといったスタンスは、簡単なようで簡単ではありません。

親であったり、担任であったりすると尚更です。時には、子どもの為ではなく、自分自身の成果や評価と結びつけて子どもにはたらきかけてしまっていることもあります。

私は、金森先生と少しだけ違って、子どもに働きかけても良い、といったスタンス。

それは、何をどう働きかけるかの問題であって、それは、子どもに伴走する形での働きかけでありたい思っています。

そして大切なのは、働きかける事で自分自身が何を発見するのか、ということ。子どもや自分自身との、新たな「出会い直し」が出来るかどうかだと思っています。


----------

オフィシャルブログとプライベートブログの記事は、Facebookページ『しおちゃんマン』にまとめてシェアされています。
 
▼Facebookページ『しおちゃんマン』
https://www.facebook.com/shiochanman/
 
また、Twitterに、二つのブログの更新通知が流れています。
https://twitter.com/y_shiozaki
 
----------

子どもの人権を保障する責務があることの自覚を

今回の「黒髪問題」でもわかるように、あいかわらず日本の多くの学校は、子どもの自主性を無視し、問題を起こさせないことにのみ目を奪われ、子どもや父母の意見を聴くことなく「生徒心得」などを制定して、子どもの学校内外における画一的な生活管理を強化しています。

「生徒心得」などの多くは、校内生活の心得、所持品規制、服装や髪型の規制、校内掲示や集会規制のみならず、通学路の規制から本来自由であるべき校外生活のあり方に至るまでこと細かく規定しており、子どもの精神的自由(憲法21条)、憲法13条から導かれるプライバシーの権利、いかに生きるかを自ら決定する権利、あるいは国際人権規約A規約13条に定められた「親権者などが、自己の信念にしたがって児童の宗教的および道徳的教育を確保する自由」を侵害する危険性が極めて高いものであると考えます。

私たちは、子どもの権利保障を徹底させるために、教育条件を整備する具体的措置の速やかな実施を求めます。同時に、父母、教師及びすべての人々に対しても、子どもの人権を保障する責務があることの自覚を求めるものです。


参考
昭和60年10月19日
日本弁護士連合会
学校生活と子どもの人権に関する宣言

日本の子どもたちに避難所・シェルターが必要だ

話題になっている黒髪問題。

私も電話取材を受けた。

私からは、学校の珍校則にはどんなものがあるのかを聞きたかったのだと思う。

しかし、少し視点を変えて答えた。

つまり…、もはや日本の学校には子どもの人権を守る大人はいなくなってしまったということ。

以前は、少数ではあったが、学校内部からも疑問や批判が上がったと思う。今はまったくそういった声が聞こえない。教師たちもまた、校則ならぬ指導のスタンダード化によって縛られ、モノ言わぬ人間になってしまった。

そしてついには、学校には子どもを守る大人はいなくなってしまったようだ、と。

日本の子どもたちはどこで守られているのだろうか。

家庭でも学校でも、そして習い事でも、結果を出すことに追い立てられ、人権は奪われ、時にはいじめ・迫害に会い、逃げ場のない毎日。

日本の子どもたちに避難所・シェルターが必要だ。

個人面談の調整

保護者の方と一対一で面談する、いわゆる「個人面談」が五日間続いている。

まずは、予定を調整するのが大変。

共稼ぎ(この言い方おかしい、といつも思う)と言われている家庭が増え(ほぼ当たり前になり)、予定がなかなかとれないのである。

一か月近く前から予定を聞き取り、保護者は職場の休暇調整をして来校することになる。

学校は、そういった保護者の苦労を知らず、来るのが当たり前だと考え、面談調整ができないことをあたかも保護者が悪いことのように言ったりする。学校だけが時代から取り残されている。

家庭訪問も、個人面談も考え直さなければならなくなった時代に入っている。

そのことをどれくらいの職員が感じているだろうか?

より競争的な学校制度に

誤解を恐れずに書けば、もはや学校は期待されていない……、というか、他の民間教育機関の下に位置付きながら、一つの小さな選択肢にすぎなくなったのではないかと……。

つまり、学校・教師が言うことは絶対ではなくなり、学校外の活動と重なった時には、学校外の活動が優先される時代になったのです。教師の中にはそのことに対しての自覚が弱い人が多く、いまだに学校絶対・学校優先当たり前の価値観を持っているので、学校を選択しない保護者の方に対して批判を展開する教師も多いのです。

さてさて国は、そんな学校を今後どうしていくのでしょうか。以下、あくまでも個人的な考え。ただし、裏づけはあるつもり。

今後、日本の学校制度は大きく変わるでしょう。

6・3・3制は崩され、4・3・2制、5・4制などの、「義務教育学校」が、すでに増えてきています。こういった学校の出現により、今後小学校からの教科担任制、単位取得制、飛び級などを取り入れながら、よりレベルの高い学校への進路競争が始まるでしょう。現4,5年生にも、飛び級で、私立中学校や公立中高一貫校の受験資格を与える時代になるかもしれません。

そして東京オリンピック後、大学はふるいにかけられ、より高い水準や、特徴ある研究に取り組んでいる大学だけが生き残るでしょう。大学に進学することを目指している子どもたちは、より高い競争率に挑むことになります。

しかし一方で、広い分野で、職業訓練的な要素をもった専門学校が増えるかもしれません。誰でもいける大学ではなくなった<大学>をトップにして、進路は多様になりますが、大学進学者との格差は広がるかもしれません。

さらに競争が厳しくなる時代に生きる子どもたちに、幸せとは何か、何をこそ大切にしなければならないのかを教えなければならない時代になるのだと思っています。

学校と保護者は和解を

子育ては、重要であるがゆえに、なかなか思うようにはいきません。いや…、何が「成功」で、何が「失敗」なのかもわからないのが子育て。しおちゃんマン曰く

子育てに失敗はない そして成功もない

それはともかく…、

この難しい子育て……、なかなか思い通りにいかない子育てをいつからか、学校は家庭のせいにして、家庭は学校にその役割と責任、サービスを求めるようになってしまいました。

本来は、それぞれがそれぞれの役割を担いながら連絡を取り合い、共同して取り組んでいくのが子育てのはず。

それを、うまくいかないことをお互いのせいにし始めたのは、高度成長期時代…、1960年代からです。人々が首都圏に集まり、核家族が増え、家族のカタチも変わった時代。学校は管理化し子どもを「良い子・悪い子」と区別し始めた時代。落ちこぼれ問題、非行問題が発生し始めたのもこの時期。 

やがて、バブルの時代になり、学級崩壊問題が発生。保護者のみなさんの心は、ますます学校から離れ、教師の権威は完全に失墜しました。そんな学校と保護者のみなさんの対立は、やがて「モンスターペアレンツ」の時代になり、決定的になるのです。

今は、また別の流れが発生していますが、学校と保護者が和解できていないのは続いていると思います。つまり、いまだに、子どもを真ん中にした子育て共同が成立していない。

今後、日本の学校制度はさらに「変わる」と、個人的には予想はしていますが、今の子どもたちが、まだまだ学校と付き合うことは変わりません。

子どもや保護者の皆さんが、今後、学校とどんな関係をつくっていくのかは、けっこう重要なテーマになっていくのだと思っています。

ブログ内検索

このblog の紹介

 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

管理画面


しおちゃんマンProfile
 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

塩崎義明OnlineOffice




oshio412b9c9f-s.jpg

全生研
しおちゃんマンツイッター
Facebook 塩崎義明
しおちゃんマン Facebookページ
Instagram YoshiakiShiozaki

【しおちゃんマンの本!】
【最新本】






2刷目!!
皆様のおかげです♪





【旧】ザ・教室blogはこちら。膨大な過去ログあり。
blog.gif

このblogのカテゴリー

月別アーカイブ

06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  01  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09 

ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

カウンター