2018/11/30
職員室に当事者性と同僚性を取り戻す教育政策を早急に
今年の11月も体調を崩してしまった。今年は入院とまではいかなかったが、抗生物質投与、意識障害、帯状疱疹と多様。やっぱり担任を続けるのは無理だった。特に未だにするどい痛みが続いている帯状疱疹にはまいっている。なにしろ集中力が出ず、仕事が進まない。現場の教師の健康問題がやっと話題になってきた。体調を崩し、集中力がなく、精神的にふらふらしている大人が子どもの前に立っていることに、国民がやっと不安に思い始めた。
しかしそのことについて、政治は何の対策も立てないどころか、労働時間の数字を操作して「はい、少なくしました」で済まそうとしている。教師の労働時間は、子どもとの関係で見直さなければならないことに目を向けようとしない。1時間で10人指導するのと、20人指導するのでは全く違うという当たり前のことに目を向けようとしない。
このままではますます教師のなりてがなくなり、あったとしても、何をされても何の文句も言わないイエスマンを超えた無反応な教師が増えてしまうかもしれない。まさかそこまできて、AIの出番などと言い出すのではないでしょうね。
教育が、温かみのある人間の手で主導され、子ども一人ひとりの子どもに笑顔が戻るための教育政策を早急に進めてほしいものです。教師の数を増やし、担任制度や部活動を見直し、職員室に当事者性と同僚性を取り戻してほしいものです。