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SDK(さあ、どうしますか?)

大学の授業で、SDK(さあ、どうしますか?)という事例研究のコーナーを作って、学生の意見を聞いています。

最近では、

●行きたくもない忘年会に無理矢理誘われたらどうしますか?

●父親にいきなり怒鳴り込まれたときの対応は?

いずれも、もっと詳しい状況を書いてあります。子どもたちの事例も考えてきました。

学生は班やグループで相談、ディスカッションして、発表します。

事例によっては、その後の指導構想をプレゼンすることもあります。

もちろん私の考えも述べます。

少しずつ、しおちゃんマン方式ができてきました。でも、まだまだ進化させていかねば。

スポーツする権利を取り戻そう

来年はラグビーのワールドカップ、そして2年後は東京オリンピック。そんな世界規模なイベントが日本で開かれるにあたり、果たしてこの国のスポーツ文化は発展しているのだろうか?と疑問を持たずにはいられません。

ブラック企業という言葉が定着するような労働環境により、本来権利であるはずの私たちにスポーツする時間は削られています。

スポーツクラブのような施設は、高額なお金を払わなければ利用できません。子どもにスポーツをさせようとしても、これまた高額なお金が必要です。

スポーツは、時間とお金に余裕のある一部の層のものになっています。そして、オリンピックで良い成績を残すための選手育成システムで、その格差は広がるばかりです。(その中でも、聞こえてくるのはパワハラばかり)

日本はもう一度オリンピック憲章を勉強し直した方が良いと思うのです。経済効果や国威発揚のためにオリンピックを開くのではないということを。

オリンピックは、個人の努力の成果をためし、人種・宗教・政治等の国家の枠を超えた相互理解、国際親善を推進するのが大きな目的のはずです。そしてその参加は(オリンピックを目指さなくてもスポーツすることは)、権利として誰にでも保障されなければなりません。

本当にスポーツを文化として日本に根付かせたいのなら、労働時間や就学時間を短くすること。そして、誰もが地域のスポーツクラブに加入できるように国が補助金を出す。そのくらいの覚悟を決めないと、恵まれた一部の層だけにしかスポーツ文化は広がらないでしょう。(結果的に良い選手も生まれない。東京以降は選手育成は息切れ状態になる可能性がある)

スポーツは国民の権利です。国が利用してはいけないのです。

増やすどころか「足りなくなってる」日本の教員

教師の産休、病休、事故対等々の代わりの教師がいない問題(待機しているはずの講師がいない)で、全国の学校現場から悲鳴が上がっている。

仕方がないので、内輪でやりくりしなければならず、専科の先生、教務、管理職まで担任をやらなければならない状態。

例えば専科の先生がそちらに回ると、当然担任がその教科もやらなければならなくなるわけで、忙しさが問題になっている学校現場でさらに異常な忙しさが加わることになる。

いじめ問題の認知、一人一人の心の問題への配慮、そして授業…、そういったものがますますおろそかになることになり、結局は子どもたちが被害を被ることになる。

あきれるのは、教育委員会は代わりを出せないことを「いないから」という理由で押し通そうとしていること。あとは現場で何とかしろということらしい。

そんな教育委員会に、管理職は「そんたく」して、最近では要求もしないどころか、現場でこんな工夫をしました!と自慢する者まで出てきていること。恥ずかしくないのか?

現場では、切羽詰まって、ハローワークに連絡したり、ビラで免許保持者を募集したり、免許を失効してしまった教師や4月から正規採用予定の学生にまで声をかけたりしている。これを異常だと思わないのだろうか?

代わりの教師がいなくなった原因は、まずは教師のなりてが少なくなったこと。なぜ教師になりたいと思う若者が減ったのか、教育委員会は自分達の問題として考えて反省するべき。

二つ目は、お金をけちって、正規採用者を増やさず、安上がりで採用できる講師を四月の段階で使いきってしまったこと。これは完全な失政。

まずは、4月の段階で講師ばかり現場に入れずに、やる気のある若者をどんどん正規に採用するべきです。

同時に、教師の数も増やしながら異常な多忙化の改善をはかりつつ、教師の仕事に夢を取り戻すことです。

年賀状作りを邪魔するヨシムネ君

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遅まきながら年賀状づくりをやっと始められました。

100円ショップでかわいいイノシシ君を買ってきたので使うつもりなのですが、写真を撮ろうとするとヨシムネが邪魔しにくる。

何か気に入らないのなかぁ。


子どもと横並びであることと権威を失うことはイコールではない

最近の職員室は、子どもが入りにくくなったことと、入るためには長い口上のマニュアルを覚えなければならないことを以前書いたことがある。

▼教育のマニュアル重視の指導は子ども理解を遅らせた
https://shiozaki.blog.fc2.com/blog-entry-4145.html

▼職員室
https://shiozaki.blog.fc2.com/blog-entry-3944.html

▼職員室の敷居が高くなった
https://shiozaki.blog.fc2.com/blog-entry-2736.html

それに対して、職員室と子どもたちはけじめをつけるべきである……、つまり入りにくいくらいが調度良いこと、そしてその場に必要な言葉を教えることも大切な教育であるといった考えの方が教師の中にも一般の人たちの中にも多数はであることも記しておこう。

しかし、職員室にけじめをつけ(教師と子どもたちとの距離を離し)、応答関係を軽視し、マニュアルを重視の教育方法を広げたことで「子ども理解」が弱くなり、いじめ、不登校をはじめとした様々な教育問題が起こってきたことも事実である。

いじめの事実確認を教師に依頼せずに探偵に依頼することが増えてきたことが報道されていたが、教師と子どもたちの距離が、教師の権威を守るために、いかに離されてきたかがわかる残念な事実である。つまり、教師は子どもたちのことを何も知らないと言われているのと同じであろう。

教師と子どもたちはもっと距離を縮めるべきである。横並びであることと、権威を失うことはイコールではない。教師は「子ども理解」を強め、子どもたちは自分たちの目線に降りて来てくれる教師にこそ心を開き、信頼を寄せてくれるのである。

教師は閉ざした口を開くとき

現場の教師が口を閉ざすようになったのはいつ頃からだろうか?公立学校で報復人事があるとも思えない。人間関係が気まずくなるのが面倒くさい?本当にそういうことなのだろうか?

教師が「上司」という言葉を使うようになったのは、2000年前後からかなぁ?それまで教師の世界には「上司」という概念が無かった。だから若い人たちが上司と言い出した時、凄く違和感を持った記憶がある。

「国旗及び国歌に関する法律」(1999年)。
「東京都教員人事評価制度導入」(2000年)。
「学校教育法施行規則が改正で職員会議が校長の補助機関であるということが明確に」(2000年)。
学校完全五日制が実施(2002年)。

さらには…

教育基本法改正(2006年)。
学校教育法、地方教育行政組織法、教育職員免許法の教育関係三法「改正」法成立(2007年)。

マナーは上下関係保持のためにあるのではなく、上の人とも対等に意見を交わせるためにマナーがあるのです。

マナー良く、対等に異議申し立てをすれば良いのです。

『人間らしさ力』[塩崎造語:2018/12/21]を発揮して「自分の言葉で自分の意見を発信できる力」を

★『人間らしさ力(りょく)』[塩崎造語:2018/12/21]
マニュアルや入力された(教え込まれた)ことを効率よく繰り返す人間ではなく、豊かな感情を持ち、自分の言葉で自分の意見を発信し、常に新しい自分や社会を創造していこうとする権利ある人間としての力。

これからの時代…、AIが生活の中に本格的に入ってくる時代に生きるにあたって、自分の言葉で自分の意見を発信する力がますます求められるだろう。

子どもには、もっともっと本を読み、もってもっと色々な仲間と交流してほしいと要求するだろう。

教師を目指す学生には、子どもたちの間に多様な関りを持たせることのできる教科、教科外活動を構想できる教師になってほしいと願うだろう。

そして炎上や批判、排除を恐れずに、まず自分自身が自分の言葉で自分の意見を発信する勇気を持ってほしい。そのために、多様な考え方と接してほしい。若い時こそ、自分とは違った人たちとディスカッションを積み重ねてほしい。

時代は、出る杭は打たれる時代から、出る杭こそ使われる時代に変わっていくことを見通そう。逆に言えば、出てこない杭は排除されるということ。一方でそれも問題にしなければならないのだけれど。

そして、常に新しい自分と、未来の社会を構想して創造していける、権利ある人間として生きてほしいと思うのである。

今日は現場では終業式?

12月21日、現場では今日、終業式の地域が多いです。

先生方、本当にご苦労様でした。ゆっくり休んで、年明けからのラストスパートに備えてください。

指導が大変な子どもたち、理解してくれないように(見える)保護者の皆さんの言動、職員室の人間関係、そういった現実に追いついてくれない教育行政、それどころか、現場の苦悩をますます大きくさせているような政策の数々、

そんな中で、子どもたちの笑顔をたよりに、日々実践しているみなさんに、心からのエール・応援歌をおくりたいと思います。

現場の皆さんを具体的に支援できることってなんなのでしょうか。私にできることは何なのでしょうか。

まず、このブログで、現場の苦悩を代弁すること。

教育実践の面から、元気の出る実践アイデアと指導スタンスを提起すること。

若い力をどんどん現場に入れていくこと。

それぐらいしかできないのかなぁ。

今年は初めてのことばかりでバタバタしていましたが、上記のようなことは来年の具体的な課題になりそうです。

とりあえず、年明けの12日、全国生活指導研究協議会の東海北陸地区の先生方対象にセミナーが開かれて、そこで講座をする予定です。福井の芦原温泉で開かれる予定です。

帝京科学大学で特別講義

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昨日は、帝京科学大学で特別講義をやらせてもらいました。

テーマは、教師の楽しさとはなんなのか。

黒板には今回も歓迎のイラストを描いてもらいました。感激です。

話は、子どもたちを「できる・できない」だけで評価することのない、しおちゃんマンの『オリジナル授業』の実践をいくつか紹介しました。

喜んでもらえたようで良かったです。

教育のマニュアル重視の指導は子ども理解を遅らせた

教育のマニュアル化にを批判すると、学生は不思議そうな顔をする。その場に応じた言葉や動作をマニュアルとして子どもに教えることは大切なことではないのか?と。

子どもが知らない言葉や言い方、動作を教えることは確かに大切なことである。しかし教育でもっと大切にしたいのは、子どもとの応答関係である。言葉足らずの部分を「それはなぜ?」と問い返し、子どもがそれに応える。その関係を大切にするべきだと思うのである。そして教師はその応答関係の過程で子どもを理解する。出会い直しをすることもある。

マニュアルの指導は、そのマニュアルが、できたか・できなかったか、で評価するしかなくなる。できない子どもはダメ出しをされ、できない子として評価される。そんな教育が2000年前後から広がっている。

子どもが理解できない、なぜそんなことをするのかわからない、いじめの早期発見ができない、事件が起こってもなぜそんなことが起きたのかわからない、そんな現場の声は、子どもをできるできないで評価し、応答関係を軽視して、子ども理解を怠ってきた教育現場の責任だと思っている。

年明けの12,13日に芦原温泉で講座

全国生活指導研究協議会
第43回東海北陸生活指導研究セミナーin福井

◆期日 2019年1月12日(土)~13日(日)

◆会場 あわら温泉 越路(こしじ)

◆参加費
14,000円(宿泊費、資料代)
通い参加 3000円
12日のみ参加 2000円
13日のみ参加 1000円

◆日程
12日(土)
12:30 受付
13:30 全大会
13:50 基調学習
14:40~16:15 塩崎講座
16:30 分科会
18:30 夕食
19:30 分科会

13日(日)
9:00 全体学習会
12:00 閉会

ご機嫌なヨシムネ君

最近、体調も機嫌も絶好調のヨシムネ君です。父さんとは真逆な感じ。羨ましいな。#黒猫




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しおちゃんマン★ブログ

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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