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時代の節目に

昭和から平成になったのは、教師生活9年目、32歳の時でした。

そして、退職し、大学非常勤講師2年目まで、平成でした。

教師生活のほとんどが平成の時代だったと言えます。

平成の時代は、教育基本法が改正(悪)され、関連法案によって、教師の働き方がどんどん苦しくなる時代で、学級崩壊の時代でもありました。そんな中、教師たちが必死に踏ん張っていた時代だったと言えます。

だから令和は、平成での教訓を生かして、子どもたちの笑顔が広がる時代になってほしいものです。

今、大学で授業をしていて感じることは、学生たちの視点は、常に子どもの側に立っていること。

うれしくて、たのもしくて……。そのことを忘れないでほしいことも伝えました。

子どもの側に立った若い教師たちが、教室に自由と権利、共同と自治、豊かな学びの教育をつくってくれることを信じて、これからも学生たちに向き合いたいと考えています。

令和の時代が、子どもたち、そして教師の笑顔が広がる時代になりますように。


【学校珍百景】三部作
  


時短は勇気を出して声を出すことから

教師の仕事は、子どもに指導する仕事です。。

その指導内容について、教師はもって意見するべきです。

「上」の言うことにはどんなことでも黙って従うことが教師の「使命感」や「正義」ではありません。

それは子どもたちにとって良い方法とは思えない、子どもたちのためにもやるべきではないと判断したら、それを声に出すことが教師の誠実さです。

黙ってやっておけば、言い出したものの責任になるから自分には責任はない、と考えるのも間違いです。違うと思いつつ実践してしまうのは、むしろ無責任であると言わざるを得ません。

そして、異議申し立てを声に出すこと、そして現場で話し合い、指導の質を高めていくことこそ真の「時短」につながるのです。

一人の声は、みんなの声になり、それが一つになった時に、理不尽な仕事もはね返すことができます。

職員一人ひとりの思いは、そんなに変わることは有りません。みんなが同じ思いで苦しみ、悩んでいるのです。周りを信頼して、声を出せばかならず次に続いてくれます。

管理職の先生も同じ現場で働いています。個々の思いは、私たちと一緒なのです。

そこに働きかけ、共同を呼び掛けた時に職員室は変わります。

現場を教師や子どもたちのものに取り戻すのには、私たちの声が必要です。


【学校珍百景】三部作
  


超大型連休に入りました

新山口のホテルから失礼いたします。

10:00から講演です。

超大型連休に入っています。

大切な息抜きの日に、私の話など聞きに来てくれること……、恐縮しています。

期待に応えられる話をしないと……。

やっぱり連休中にも出勤しなければならない教職員がたくさんいるようです。

部活動もあるし、1日に日の丸を揚げるためだけに出勤する先生もいます。

仕事が終わらない先生もいます。

連休明けには運動会の練習が本格化するので、その準備もあります。

でも、一度そういったことから気持ち的に距離を置いて、リフレッシュしたいものです。


【学校珍百景】三部作
  


教師のテンション

表情はもちろん
身振り手振りの表現力も豊かで
常にテンションの高い教師に出会うことがある

苦手です。

こんなにがんばっている自分を見て!!と、
そんなふうに言っているように見えてしまう

自分に酔っていて
そこについていけない子どもや
嘘芝居でついていっている子どもの思いが
みえなくなっているようにも見える

本当はそうでないかもしれないけれど、
そう見えてしまう……

自分は

無表情で、常にうつむき
それでもテンションを高く話さなければならない時の自分を
自虐的な笑いに変えてしまう
ねじれた教師だった

しかし

そのねじれが、
とかく子どもたちを管理してしまいがちな
日本の教師の過ちを
ある程度防ぐことができたと考えている。

だから、
自分が教師に向いているかなど
やってみなければわからない


【学校珍百景】三部作
  


平成最後の授業を終えて

昨日、平成最後の授業を終えました。

連休明けの授業は、令和一回目の授業となります。

時代の節目は、これまでの振り返りと新たな目当てを持つきっかけとして利用したいです。

特にこの年齢になると、常に前を向き続けていかないと、自分がどんどん老いてしまうような気がしてしまうので、気をつけたいです。

平成が終わろうが、令和になろうが、人に教えることを仕事にしている自分は、人に教えるからこそ謙虚でありたいと思っています。

そして、弱い立場で苦しんでいる人の目線で声をあげ続けたいと思っています。

そしてそして……、 "はたらきかける者がはたらきかけられる" 、といった指導の原則を大切にして、自分自身がはたらきかけられ、成長させてもらっていることを忘れないでいたいと思っています。


明日、山口県に入ります。


【学校珍百景】三部作
  

履修者1人~200人までの授業

大学の授業展開について、もっと研究されて良いと考えています。

もしかしたら研究されているのかもしれませんが、私の知っている限り、その方面の研究は、沖縄の浅野誠先生しか知りません。昨年度、さっそく浅野先生の本を購入して研究させていただきました。

30人~50人規模の授業は、班をつくって小学校時代と同じように展開できます。

1人~2人の授業も経験していますが、これも自然なトーク的な感じで展開することができています。

問題は、150人~200人超えの授業です。

一方的に話す授業を展開すると、もっと意見を言いたいと学生から要求が出ます。ムリにグループを組んで取り組んだこともありましたが、聞くだけにしたい、と学生から言われたこともあります。

始めた途端、居眠りを始める学生もいます。つまらないのなら私のせいですが、最初から寝てしまうのは、遅くまでバイトをしなければならない学生生活を強いる大学環境のせいだと考えることにしています。寝ている学生は責められないと。

どちらにしろ、150~200人の授業については大きな課題になっています。

昨年度、いくつかの大学で、知り合いの先生にお願いして、授業を見せてもらいました。しかしいずれも、30人~50人規模の授業でした。150~200人の授業はまだ見たことがありません。

それでついに、連休明けに山梨大学の授業を参観させてもらうことになりました。150~200人規模の授業です。楽しみです。大いに学んで、今後に生かしたいと思っています。


【学校珍百景】三部作
  

★「第三の教室」の整理

★「第三の教室」の整理

⇒第一の教室
・学力競争、良い子競争に参加できる力が必要。
・嘘芝居コミュニケーションに必要な高度な気遣いも必要。
・多少のトラブルにも悩みながらも耐える力を持っている。

⇒第二の教室
・障害によって特別な支援が必要な子どものための教室。

第三の教室
・第一の教室から排除されてしまった子どもたち、または自ら降りた子どもたちが集う教室。
・現段階では、特別支援学級、保健室、図書室、カウンセラーのいる相談室、休み時間の余裕教室(空き教室)、通級教室(指導)等が、その役割を果たしている。
・ある程度の自由と権利その、その子に応じた対話・相談、学習・学びが保障された空間。

(塩崎のとらえ方と、社会への問題提起)
・第一の教室が、一斉・一律、競争の様相が強まり、特別支援学級や通級を利用する子どもたちが急増している。
・第一の教室や学校全体を、第三の教室がもつ自由と権利、共同と学び、豊かな対話が保障された教室に変えていかなければならない。






集いと出会いと語り合いが国を動かす

国や地方自治体の政策は国民、市民の声で決められ、実行されるべきです。権力者の都合や権力者同士の人間関係、力関係で決めてはなりません。

政策は多数の意見で強引に進めてはいけません。多数だからこそ少数の声に耳を傾ける必要があるのです。

最近はまともに論議もせず、力関係、人間関係ばかりを気遣い、結果的に力の強い者の意見に従う政策ばかりが横行しています。

議会は形骸化し、力関係を優先する議員はもはや討議討論の力量さえないように見えます。

しかし、どの歴史においても国政を動かしてきたのは市民であり国民です。国民、市民の声が歴史をつくってきたのです。

議会、議員がもはやあてにならないのなら、国民、市民は大いに様々な分野において(私は教育を語ります)政策を語り合うべきです。

ネットの声が無視できない社会になりつつあります。自由に語り合うことをもっと大切に、堂々と進めるべきだと考えています。

また、もっと国民、市民は『出会う』べきです。『集う』べきです。『リアルに語り合う』べきです。集いと出会いと語り合いがが国を動かすのだと思っています。


  


友達にこだわらず、「仲間」を増やそう

気づいていない教師が多い。

「仲の良い」関係に見える中の方が、より本音で話せないことを。

本音などで話してしまうと、うまくいっていた関係が崩れる恐さがあることを。

学級集団がみんな仲が良いこともありえない。

皆が友達になるのではなく、

苦手な関係でも、

話し合いで共通の目的をつくって、

共に行動できる『仲間』になることを呼び掛けてみよう。



学校の「あぶりだし機能」と「第三の教室」

通級指導を利用している子、特別支援学級に在籍する子が急増している。

通級指導を利用する子は、2017年調査で、ついに10万9千人にも及んだ。

これらは何故なのか?という課題について考えてみた。

文科省は、認知が広まったことと、個別な対応や特別な支援に、理解が広がったと、前向きに評価しているが、果たしてそうだろうか。

※ちなみに、特別支援の職員は在籍者急増に追いついておらず、過度な負担を職員がおっていることも紹介しておきたい。

一つは、2000年前後から、一斉・一律、競争の教育が広がり、それに適応できない子どもたちが「あぶり出された」疑いをどうしても持たざるを得ない。

・学校生活の細かな所作や生活態度まで統一、徹底させ始めた学校。
・教育の成果を見える形で出すように求められる教師。

二つ目は、そんな中、子どもたち同士の中にも、私が「嘘芝居コミュニケーション」と呼んでいる、高度なコミュニケーションスキルが求められるようになり、それについていけない子どもが、排除・撤退しているのではないか。

嘘芝居コミュニケーション
https://shiozaki.blog.fc2.com/blog-entry-4363.html

そんな中、特別支援学級、保健室、相談室、空き教室を利用した補修教室などに、子どもたちの権利、自由、笑顔を保障するシェルターの役割が生まれてきている。

それを私は、「第三の教室」と呼んでいる。


  


休日出勤

休日、土日に学校で仕事をすることについて、以前は完全に否定的でした。しかし今は、否定できない。平日にいくら仕事をしても、毎朝早朝6:00に出勤しても、やらなければならないと強いられている仕事が終わらないのが学校現場の現実だからです。

定年間近だった私は、早朝6:00に出勤して、午後はできるだけ5:00〜6:00に退勤することにしていました。このサイクルは、超過勤務2時間〜3時間程度です。しかしこれでは仕事は終わらない……。

休日出勤しないとしたら、午後も7:00、8:00まで仕事をしなければなりません。早朝2時間、夜に3時間、毎日5時間程度の超過勤務でやっと追いつく。そしてそれをずっとずっと続けなければならないのです。

休日出勤をしなければならなくなるもう一つの理由は、職場と自宅の情報量が圧倒的に違うこと。市町村によってはネットを利用して自宅でも教育委員会のサーバーが利用できるようになっています。つまり自宅でもある程度の仕事はできるのです。しかしある時ふと必要だと思いつく情報や道具等々、学校にしかない場合が多いのです。

部活動を行っている職員はもっと大変。今回超過勤務として計算した時間帯に部活動をしているわけで、その上にさらに「学校の」仕事をしなければならない。いかに部活動が大変で、異常な実態になっているのかがわかります。

5月の連休にも出勤する教師がたくさんいるのではないかと思います。教育委員会は、防犯システム解除の実態を調査し、教師の勤務実態をリアルに把握するべきです。

教師の精神的疾患や自死、そして過労死。なかなか取り上げられないので気がつきませんが、少なくとも私のまわりでは普通に耳に入って来るようになっています。

まずはこの実態を世間に、リアルに知ってもらわなければならないと思っています。




最初の学習参観は学級の自己紹介だ

こちらでは、明日、最初の学習参観の小学校が多いです。

最初の学習参観は、学級や担任の自己紹介だと考えてみたらどうでしょうか。

自分はどんな教師で、子どもたちとこんなふうにやりとりをする教師であること。

子どもたち同士の関係はこんな感じで、最初は落ち着かない部分もあるけれど、今後成長を楽しみにしてほしいこと。

授業は、その「自己紹介」のための素材だと……。

そこが塾と違うところ。学校では「生活」も指導します。その学校生活を観てもらうことは学習参観での大切な要素だと思っています。


さて、この学習参観ですが、全国的に道徳の授業をやる学級が多いという声があります。

実は、道徳が教科化される時に、文科省、教育委員会から、「学校でちゃんと道徳をやってることを伝えるように」と、お達しがあったのです。それがいまだに生きている地域が多いのかもしれません。また、その授業例が教育委員会から出されていて、その通りにやってみる教師も多いことがあげられます。

今一つは、道徳は一時間完結の授業が多いので、やりやすいことがあげられます。また、一人ひとりの子どもの発言を引き出しやすいこともあります。

さらに言えば、読み、書き、計算の学習が、日常的にはドリル形式のトレーニング学習になっていて、子ども同士のやり取りが少なくなっている傾向があるので、学習参観でそんな授業を展開するのは相応しくないと考える傾向があること。

さあ、明日はどんな学習参観が展開されるのでしょうか。


  

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師として、生活・生徒指導、特別活動、発達障害 等の講義を担当。全国生活指導研究協議会常任委員。雑誌『生活指導』(高文研)編集長。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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