2019/04/30
時代の節目に
昭和から平成になったのは、教師生活9年目、32歳の時でした。そして、退職し、大学非常勤講師2年目まで、平成でした。
教師生活のほとんどが平成の時代だったと言えます。
平成の時代は、教育基本法が改正(悪)され、関連法案によって、教師の働き方がどんどん苦しくなる時代で、学級崩壊の時代でもありました。そんな中、教師たちが必死に踏ん張っていた時代だったと言えます。
だから令和は、平成での教訓を生かして、子どもたちの笑顔が広がる時代になってほしいものです。
今、大学で授業をしていて感じることは、学生たちの視点は、常に子どもの側に立っていること。
うれしくて、たのもしくて……。そのことを忘れないでほしいことも伝えました。
子どもの側に立った若い教師たちが、教室に自由と権利、共同と自治、豊かな学びの教育をつくってくれることを信じて、これからも学生たちに向き合いたいと考えています。
令和の時代が、子どもたち、そして教師の笑顔が広がる時代になりますように。
【学校珍百景】三部作