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水泳指導民間委託

 小学校の水泳指導を民間委託する学校が増えてきた。古いタイプの教師の私は、子どもたちと一緒にプールに入れないのが寂しい気もするが、今の現場の異常ともいえる多忙化と専門的指導の要求が大きい中、こういった流れは歓迎しなければならないのかもしれない。

 子どもたちが近所のスイミングに移動するケースと、コーチを学校に招くケースがあるようだ。移動するのは、昨今の事故や事件から子どもたちを守る体制を十分とってほしい。

 ところで、水泳指導している間、担任は何をしているのだろうか?御堅い教育委員会……、「付き添い、指導を支援する」などと言いださないかが心配。責任問題を超えて、付き添うことで、教師の負担がさらに増えることのないように、その時間を次の授業の準備や、たまっている事務作業の時間にあてる方向で改革してほしい。
 
 千葉市の小学校では、授業は1シーズン各学年5回(1回約70分)で、必ず教員が付き添う。委託費は計約400万円だそうだ。これが現実か……。
https://www.chibanippo.co.jp/news/local/602044


児童虐待のそもそもの原因を考えよう

 なぜ自分の子どもを虐待するような人が増えたのでしょうか。そもそもの原因をみんなで考えて克服していかなければなりません。
 
 私が思うに、おそらく日本社会の根底の部分が崩れたのではないでしょうか。

 それまでの日本は、農耕社会に代表される共同社会で、家族はその中の基礎集団でした。家族は、家を守るために子育てを優先する地域の共同集団の一員だったのです。それがいつからか、共同しない社会の中で、他に負けない「生き残り社会」に変貌したのではないでしょうか。

 「生き残り社会」とは、助けられることは恥ずかしいこと、支えてもらうことは、負けを認め排除を覚悟することだと考えます。そんな社会に代わってしまう中で、子育てが生きることにおいて優先されることではなく、克服しなければならない課題に代わったのです。

 一方で、社会全体は、弱者保護ではなく、弱者攻撃の風が吹き出しました。弱者を攻撃することもまた、生き残ることの術だからです。そういった意味で、いじめ・迫害問題と、児童虐待問題はリンクしているような気がします。

 生き残り社会ではなく、共同社会を。
 
 弱者攻撃ではなく、弱者保護の社会を。
 
 そんな社会を未来に向けて創造しなければなりません。
 
 児童憲章でも、家庭に恵まれない子は、社会が育てることを明らかにしているのですから。


昭和26年5月5日制定
児童憲章

一、すべての児童は、心身ともに健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される。

二、すべての児童は、家庭で、正しい愛情と知識と技術をもつて育てられ、家庭に恵まれない児童には、これにかわる環境が与えられる。


本日、石川講演

本日、
◆◇しおちゃんマン講座全国ツアー2019◆◇
の、石川県編です。

発達障がいを持つ子と学級集団づくりをテーマに話をします。

発達障がいを持つ子の指導は、その子の特性の正しい理解を深めることはもちろんですが、大切にしたいことは、その子をとりまく集団の指導です。

集団は、発達障がいを持つ子が仲間でいることが当然であるという見方がなかなかできていませんし、日本の「一斉・一律」主義の教育政策が、彼らをあぶりだし、排除する力としてはたらいていることがほとんどだからです。

そういった壁や課題をどう乗り越えるのかが、発達障がいを持つ子の指導の視点として大切なわけです。

具体的には、居場所と仲間づくりです。

自分が高機能自閉症であることを公表している米津玄師さんは、ネットという居場所と、バンド仲間を得る中で、自らの才能を開花させたと話しています。

実はこのことは、発達障がいを持つ子の指導だけではなく、全ての子の生活指導・学級集団づくりの大きなテーマでもあるのです。

全国ツアー第7弾石川。

楽しみながらの学びになればと思っています。

よろしくお願いします。


なぜ児相はすぐに動いてくれないように見えるのか

 札幌の2歳の児童虐待死の事件……、何度同じことが繰り返されるのでしょうか。

 今回は、児相、道警の両方が動いているようですが、いずれも「虐待の事実なし」と判断してしまっています。

 それでも道警は児相に、臨検をすすめていますが、児相は、正式に依頼されたことはないと、言った・言わない、正式な書類をうけとっていない等々、小さな命が亡くなっているのに、未だに責任のなすりつけ合いをしているように見えてなりません。

 なぜ児相はもっと積極的に動かないのでしょうか。

 もしかしたら、動けないのではないでしょうか。

 人手不足と、施設不足、煩雑すぎる手続きの問題等々があるとしか思えません。

 もしそういった問題があるのであれば、関係者から事情を訴えてほしいです。

 口を閉ざしているうちに、どんどん小さな命が失われていくのですから。

スポーツをするのは国民の権利です

大学体育会まで続けた硬式テニスですが、ずっとラケットをにぎっていなくて、定年退職したことをきっかけに、昨年9月、30数年ぶりに再開しました。自信がなかったので、テニススクールの初心者から再スタートしました。

幸いに体がまだ覚えていて、コーチに大会に出てみるように勧められて、先日テニス協会のベテランに選手登録して、この夏の大会から出てみることにしました。しかし、シングルスの試合形式で練習してみると、練習とは違い足がもつれて、全くテニスになりません。大会に申し込んだことを少し後悔しています。

そこで、これは練習するしかないと思い、高校や大学の同期に連絡して、練習してもらうことにしました。しおちゃんマン講座と同じように、全国どこでも出かけています。来月には、千葉・佐倉市や、静岡にも行く予定。

スポーツをやることは国民の権利です。だれでもどこでもスポーツができるように、国は財政面で保障するべきでしょう。テニスクラブやスポーツジム等にもっと援助して、安く利用できるようにしなければなりません。

同時に、スポーツができる時間のある働き方改革を進めなければならないのです。思い切った時短改革です。

令和に時代が変わった、変わったというのなら、思い切った改革をしてみれば良いのです。

発達の凸凹のある子の指導とは

いわゆる発達障害と言われている、発達に凸凹のある子どもの指導は、その子の特性や個性について詳しく知り、適切な個別対応をすることが大切であることはもちろんです。しかし、同様に大切なのは、その子たちを受け入れる集団の指導です。

その子をどう理解し、受け入れるのか…、いやそんな特別な意識を持たずに自然に受け入れることの指導について学校現場は遅れているのではないでしょうか。

自ら高機能自閉症であることを公表している米津玄師さんは、周りとのコミュニケーションに難があることを自覚しつつ、ネットという居場所と、バンドという仲間に受け入れられることで、自らの才能を開花させました。

「居場所の保障」と「仲間づくり」、それが発達の凸凹のある子ども集団の指導でのキーワードだったのです。

残業が多い、と怒り出す管理職?

「この学校は残業する職員が多すぎる!」
と職員に怒っている管理職がいるとか。

残業が多いのは、自分の責任だという自覚がないのでしょう。

超過勤務時間を減らせと、きっと教委からうるさく言われているんですね。

超過勤務時間(残業時間)が多い学校現場の特徴を書き出してみました。

1)仕事が早い、きれいに仕事をする職員が評価される。
2)きちんとしていて静かな学級が評価される。
3)学年や近隣学年との共同がない。
4)職員室で、子ども・保護者の批判が多い。
5)管理職が教委にやたらと忖度している。
6)職員会議で全く発言がない。
7)会議の資料がやたらと多いが、ほとんど昨年通りの内容。
8)「おかし」「ほうれんそう」等々、言葉遊び的な目標掲示が多い。

まだまだありそーですね。


しずちゃん「まじめに頑張ってれば~」

山ちゃん&蒼井優さんの結婚会見。

しずちゃんの
「まじめに頑張ってればいいことあんねんな」
の言葉は、いいなぁ…と素直に思いました。

さて、子どもたちに、

〇まじめに頑張れば、必ずいいことがある。
〇努力すれば、必ず夢はかなう。

と言い切れるか、というお話。

学生さんに意見をきくと、

●頑張ったり、努力したりすることの大切さは伝えたい。
●結果にこだわらず、その過程を評価してあげたい。
等々、

自分なんかより、ずっとしっかりと考えていました。

頑張ること、努力することは、外からああだこうだと言われることではないのかもしれません。

自分の信じるところに従って生きて、その生き方を振り返った時に、
「まじめに頑張ってればいいことあんねんな」
と言えるのかもしれません。

頑張らねばならない、努力しなければならないと押し付けるのは、やっぱり違うのだろうと。

本日、新潟講演

本日、
◆◇◆しおちゃんマン講座全国ツアー2019◇◆◇
第6弾新潟講演です。

時間・同僚性・優しさの三つを失った日本の教師たちと、その中で苦しむ子どもたち。

そんな中で、保護者と和解しつつ、子どもたちに権利と自治の指導をどう進めるのかを提案してきます。

全国ツアーは、今後、以下のように展開していきます。

決まっている講演をお知らせします。

NO.7 6/15 石川
NO.8 6/19 千葉・浦安
NO.9 6/29 山梨
NO.10 7/6  札幌
NO.11 7/20 東京・麹町
NO.12 8/31 東京・江東区

しおちゃんマンカ講座の依頼は、下記のサイトからお願いします。
http://shiozaki.info/koushi.pdf

顔音痴(かおんち)[塩崎造語:2019/06/06]

山ちゃんと蒼井優さんの結婚の話題で、自分は、蒼井優さんと黒木華さんの顔の区別がついていないことに気がつきました。

歳をとると、たとえばテレビに出てくるアイドルや女優の顔がみんな同じ顔に見えてくることを『顔音痴(かおんち)』と言うことにしました。

乃木坂46はみんな同じに見えますが、不思議と欅坂46は違いが分かります。何故だろう??(ただし、名前はちっともわかりません)。

さて、最近、若い教師たちが、子どもの名前がなかなか覚えられない『顔音痴』になっていることを問題にしたいです。

みんな同じになるように指導しているのですから、当然と言えば当然。

子どもたちも子どもたちで、まわりと同じでなくては不安でたまらない。

外されることを考えると、恐ささえ感じる。

教師のせいなのか、子どものせいなのか、はたまた日本の教育政策のせいなのか……。


苦登校

苦登校」とは、不登校にもなれず、つらい思いをしながら登校し続けなければならないことです。

不登校になること、登校することがつらいということを、いまだに「甘えている」と批判する人たちがいることが残念です。

今の子どもたちのコミュニケーションの難しさと、そこからいつ自分が排除されるかわからない不安感、そして一方で学力競争にも参加し、負けること、挫折することが許されない子どもたちのつらさが理解できない人たちが、甘えているなどと言う時代遅れなとらえ方しかできないのだと思います。

もしみなさんの目の前の子どもたちが笑顔で学校生活をすごしているのなら、学校の、教師の、保護者の皆さんの、本当に献身的な努力と共同があるのです。そのことをお互いに確認し合いたいと思っています。

もう「苦登校」などという言葉を使う必要のない学校…、楽校にしていきたいものです。

治療・相談できることは自立していること

練馬の引きこもりの長男を殺してしまった事件……。

私は早い時期から、引きこもりを殺人の原因として結びつけるのは危険……、そして「一人で死ねば良い」はさらに危険だと主張してきましたが、まさかこの形で事件が起きてしまうとは想定外でした。

悲しすぎる事件です。

中高年の引きこもりの数は61万人だそうですが、公表しないケースが多くて正確な数字は出せないようです。200万人を超えているのでは?という専門家もいます。

同時に、子どもの「ゲーム依存症」について注目されはじめています。

医療治療として進んでいることは良いことだとは思います。

しかし治療したり、相談したりすることを(させることを)恥ずかしいととらえる壁が日本にはまだまだあります。

治療したり相談したりできることは、自立した人間の行為であることの意識をつくっていかなければなりません。

悲しい事件をきっかけではありますが、話が前向きに進んでいってくれればと考えています。


6/29、山梨入りました

しおちゃんマン講座全国ツアー2019。

6月29日(土)、山梨が入りました。

NO.6 6/9  新潟
NO.7 6/15 石川
NO.8 6/19 千葉・浦安
NO.9 6/29 山梨

NO.10 7/6 札幌
NO.11 7/20 東京・麹町


今年度、下記の場所で講演しました。

NO.1 3/31 東京・表参道
NO.2 4/3  東京・江東区
NO.3 4/6  宮城
NO.4 4/27 山口
NO.5 5/18 岐阜

しおちゃんマンカ講座の依頼は、下記のサイトからお願いします。
http://shiozaki.info/koushi.pdf

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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

雑誌『生活指導』(高文研)編集長/全国生活指導研究協議会常任委員/最新著書『教師と子どものための働き方改革』(学事出版)/小学校で37年間学級担任として勤務/現在某私立大学文学部教育学科特任教授/iPhone12 Pro/Surface Laptop3/黒猫大好き/手相は両手とも「ますかけ」。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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