2019/10/31
終わりのタイムカード後の仕事
終わりのタイムカードを押してから仕事をするのは教師ぐらいだと思っていた。教師のタイムカードは、手当計算の為ではなく超過勤務時間報告のためのものだからだ。ところがタイムカード後の仕事をしているのは教師以外でも普通に行われていることを教えてもらった。自分の残業のために、その組織に(金銭的)迷惑をかけてはいけないという考え方があるのだろうか?上から、そのようにするように言われているとしたらハラスメント以上の行為だ。日本人の労働に対する考え方について、考え直さなければならない時代に来ているのかもしれない。
タイムカードを使用していなかった時代、学校現場では一時、超過勤務時間を少なく報告するように指示を出すことが管理職の中に広がっていた。教育委員会に「超過勤務時間が多い学校」というマイナスの評価を受けないためだ。
学校現場の「仕事」は、子どもの発達・成長に直接リンクする。教師に無理をさせれば、教師は子どもにも無理をさせるし、背景にある真実の声を聞き逃す。学校現場をブラックにさせている力は、子どもの発達・。成長もブラックにしていることを忘れてはならない。