採用されて一年目の教師(以下、新採)には、指導員が付きます。その指導員は、新採担任が教室を空けて研修に行かなければならない時の教室の子どもたちを指導することもあります。
( ̄‐ ̄)。oO(そもそも教室を空けて研修に行かせること自体がおかしい。)新採は、子どもたちに思いっきりぶつかって、 "失敗も含めた学び" をたくさんたくさんするのが良いと、私は思っているので、この制度ができる時は異議申し立てをしたものです。案の定、研修にならないばかりか、様々なトラブルが発生しています。
たとえば、
新採が自分のやりたいことと指導員の思惑とにすれ違いを感じたり、
子どもの気持ちがわかっている新採と、見た目・出来栄えを求める指導員とで確執があったり(指導員が学んでいない)、
自分の思い通りにならない指導員が、パワハラ事件を起こしたり、
再任用職員が指導員をすることが多いのですが逆に全くやる気がなくて一日中新聞を読んでいる指導員がいたり……エトセトラと、
様々な問題が発生しているはずなのですが、なかなか表に出てきません。
( ̄‐ ̄)。oO(私はパワハラをはじめとする多くの事案を把握しています……)私が退職する時には再任用として、この制度に反対していた立場で、あえて指導員の職を引き受けようと考えました。。
そして、私が指導員になったら、
とにかく新採が伸び伸びと子どもたちとぶつかり合えるために、徹底的に実務補助に回ろう、
相談された時にこそ経験を話すことに徹しよう、
上から指示された指導内容については、どうしても必要な事のみ簡単に…、
そんなことを考えて希望しました。
( ̄‐ ̄)。oO(担任を続けたかったが、心臓を患っていて、一年間担任ができる体力ではなかったこともあった。)ところが、教育委員会からは、
「指導員は、管理職経験者、指導主事経験者を中心に採用していますので、塩崎さんは無理です。」
と言われました
( ̄‐ ̄)。oO(ふたを開けてみたら、管理職経験者ではない人たちも指導員してたよね。)今は逆に、指導員のなり手がいなくて困っているとか。
そりゃそうでしょう。新採の指導の責任は負わなければならないわ、報告書作成も結構煩雑。学校をまたいで複数の新採の指導を任されることが多いので、大変なご苦労があるようです。
新採の指導員制度の撤廃を提案します。多くのトラブル事案が発生しています。(教育委員会はトラブルを公開せよ)
若い教師の学びが成立していません。
指導員制度を撤廃して、
新採支援員制度に変えたらどうでしょうか。
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