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2月29日

2月に29日がある年は、浦安の大祭の年で、オリンピックもある年だなと、毎回楽しみにしていたのですが、今年は様子が違います。

大祭もオリンピックも開催されるかどうかわからない状況です。

疾病の広がりが、人間の営みをこんなにまで不安に陥れ、悔しさや寂しさ、そして恐怖を増幅させるものなのかと……、あらためて人間の弱さを実感しています。

"奈良時代なら大仏を建立するところだ" とつぶやいていたTwitterの書き込みに、笑えずに頷いてしまった自分がいました。それほど今の人間の力ではどうすることもできない。

それでも人間は科学の力に依拠して、この困難を乗り越えていくのだと思います。次世代の力に期待します。




2月を終えて

この記事は、2月26日に書いたものです。

今日で、現場に復帰してから1か月…、4週間がたちました。

残り4週間です。まさに折り返し地点にたどりつきました。

そう…、地べたに這いつくばるように進んで、やっと「たどりついた」というのが本音です。

現場の厳しさ……、そして、

子どもたちを真っ当に育てたいのに、数々のハンディを背負いながら実践しなければならない現場の教師の現実と、その中で奮闘する若い教師たちの凄さを感じています。

今は……、

4月から担任していたらもっといろいろできたのに……、という思いが強いです。

素敵な個性ある子どもたちがたくさんいる学級です。長い期間担任できたら、どんなに感動的なワンチームになるんだろう…、と勝手な想像を膨らませています。

( ̄‐ ̄)。oO(うまくいかないことの言い訳に聞こえるが?……)

一方で、10ヶ月を経てきた学級を、終盤近くからどうこうできると思い込んでいた愚かさを思い知らされたことも事実です。

残り2カ月と言う「意味と現実」を知らな過ぎました。

もう現場に出ることはないと思いますが、この2カ月は、私にとって大事な大事な教訓……、宝物になりそうです。

笑顔で終えたいなと思っています。


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どうなる?東京五輪

7月24日開幕の東京五輪について、IOCで1978年から委員を務める最古参のディック・パウンド氏がインタビューに応じ、開催是非の判断の期限は引き延ばせて5月下旬との見方を示しました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6352250

中止も考えているということです。

今の五輪は、信じられないようなお金が動き、中止になればその国がつぶれてしまうほどの損失を出すほどになっています。

選手の気持ち優先などと言いながら、結局は、選手の気持ちは無視され、強引に決定されるのでしょう。

私は、中止でなく延期でいいのではないか?と個人的には思うのですが(私の周りでは中止論が多いです)、大きな放映権を持つアメリカの理解を得なければならないとか。そしてそれはとても難しいとか。

いったいなんのための…、誰のための五輪なのかが問われています。


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命を落とす危機感……

新型コロナウィルス……。

日本人の多くは、時間が立てば何とかなる…、国がなんとかしてくれる…、と思い込んでいます。

ところが、信頼されているはずの政府は……、

たとえば…、

クルーズ船から検査もせずに下船させ、電車やバスなどの公共交通機関で自宅に帰してしまいました。

そして、教師や子どもが感染しても、休校にすることに慎重でなかなか決断せず、やっと休校にしてもその学校だけで、周辺の学校はそのままです。

コトが大きくなることで、経済面やオリンピックに響いてしまうことを気にしているようですが、それよりも国民・子どもの命が優先だろ、と思うわけです。

その考えを進めていくと今後の国の政策は、
「死亡してもコロナとの因果関係不明」
「今の施設では全員検査は無理」。
そして "患者増加抑制" の数合わせをする……、といった政策が見えてきてしまう……。

---------
自分は60代で、心疾患の既往歴もあるし血糖値も高い。

感染すれば、たぶん命を落とすのでしょう。

病気にかかるのは仕方がないけど、こんな政策の中で命を落とすのは悔しくてしかたがない。


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もっと行政に要求しても良い

ご存知のように教師には残業手当がありません。にもかかわらず?、超過勤務時間は、医師、製造業を上回っています。

教師は、超過勤務時間を報告しています。エクセル等を使った報告から、今ではカードを使って勤務時間を計測している学校が増えました。

残業手当がないのに、何のための計測なのでしょうか?表向きは、教師の健康を考え、超過勤務が多い場合は、管理職が指導するためだと言われています。

しかしながら、早く帰れるように仕事の中身を具体的に工夫している学校はほとんどありません。多くの学校は、超過勤務は仕方がないとあきらめ、管理職も黙認しています。

その結果、退勤は、6時、7時は当たり前、平均10時、忙しい時期には、日にちをまたいで仕事をしている職員がいる学校もあることも事実なのです。


超過勤務時間を減らすためには、仕事量を減らすしかありません。

そのためには、仕事そのものを減らすか、人数を増やして一人当たりの仕事量を減らすしかないのです。

現場は、そのことをもっと行政に要求しても良い。

何も言わずにあきらめているので、逆に、教科が増え、時間割枠が広がり、補助教員が削減されたりいなかったりして、ますます働き方が厳しくなっています。

忘れてはならないのは、このことによって一番被害を受けているのは、子どもたちであるということです。


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新コロナウィルスの対応について

市内の中学校の教師が新コロナウィルスに感染していることがわかりました。一日も早い回復をお祈りいたします。

また、ご本人はもちろん、その中学校の生徒・住民に対する差別的な言動は絶対にないようにお願いしたいと思います。

同時に、国や市の対応について次のようにお願いします。

(1) この問題を責任問題や責任回避の方向で取り組むことのないようにお願いしたい。「行政はこれだけやってるので責任は別にあります」的な対応はやめてほしい。

(2) 対応を手洗いうがい等の自己責任化するだけでなく、受け入れ医療機関の充実やそれに必要な人員確保に予算を含めて全力で取り組んでほしい。

(3) 新薬開発に支援できる予算処置と人員確保を優先的に取り組んでほしい。

(4) 教育機関の休校等、遅れ無く、ためらわず実行してほしい。学年末の成績処理、卒業式・入学式の扱い等について、現場・地域まかせにするのでなく、科学的根拠に基づいて、納得できる話し合いを進めて取り組んでほしい。

(5) 誰かの名誉や慣例、経済を優先するのでなく、人命最優先で取り組むことを国民的総意で取り組むようにお願いしたいと思います。


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子どもに寄り添うことの厳しさ

イケイケの先生に子どもはついていくように見えます。イケイケの教師と言うのは、表情が豊かで、テンションが高く、ユーモアがあり、ほめる時・叱る時のメリハリのある教師です。

そういった素敵な教師だと、実際ほとんど子どもは喜んでついていくのですが、ついていけない子が出てくることがあります。また、子ども同士の中にも、ついていけない子に冷たい態度をとる場合があるので注意したいものです。

ちなみに私は、イケイケではありません。表情がなく、テンションも低く、あまり叱ることをしません。甘い教師と批判されることもあります。今回現場に復帰して、ビシッとしめてくれると期待した方が多かったと思うのですが、期待外れで申し訳ないと思っています。

実は私は、ビシッとしめる教師だったのです。しかしそれは、自己満足なだけであって、逆に子どもたちを苦しめ、苦しみを増幅させ、なんの問題も解決できないと経験した時、子どもたちを「こちら」に引っ張っていくこと、極端なリーダーシップをとることをやめたような気がします。

子どもたちの苦しみや不安に寄り添い、一緒になって頭を抱え、解決の道をさぐることの厳しさ、つらさを味わっています。外からの「すぐに解決せよ」という要求、ビシッと言えば済むことだろうという意見、そういった意見に囲まれても、それでも子どもに寄り添うことができるのかどうかが問われているような気がします。


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健気(けなげ)に生きる日本の教師達 Oo。( ̄‐ ̄)

| \( 1コマ目 )/ | #3コマblog
上からの支援が当てにならない中、それでも戦い続けた日本の旧軍隊のように…、日本の教師は毎日毎日、理不尽な状況の中、本当に健気に子どもたちに向き合っています。


| \( 2コマ目 )/ | #3コマblog
「上」に要求すればよいのだといくら私が訴えても、自分たちが頑張っていれば必ず国は助けてくれると、頑固に国を信じ、文句を言わず、要求もせず子どもの前に立ち続けているのです。


| \( 3コマ目 )/ | #3コマblog
国は、文科省はこのまま日本の教師を見殺しにするのでしょうか?世界に誇れる日本の教師の力量をこのまま失って良いのでしょうか。

そろそろ本気で考えてほしい。


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担任補助をつけなければ……

生活指導的に、指導が難しい子どもが増えています。

学力にも格差がどんどん大きくなっています。

もはや…、40人の子どもたちを一人の担任が一斉に指導する時代ではなくなったと思っています。


補助担任が必要です。


正規採用者を増やせば、待機講師が増えて、補助担任ができる人も増えるはず。

再任用の教師にも、働き口が広がります。


なぜやろうとしないのか。

なぜ、教育に予算をかけないのか。


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子どもの指導が厳しいのか…、それとも……

日本全国の小学校の教室で、なかなかうまくいかない子どもの生活指導についての悩みが大きいのではないでしょうか。

発達障がいを持つ子、愛着障害の子、そしてそれを押さえようとするために発生させてしまう二次障害の問題。

一方で、競争にこだわる子、なくならない、いじめ、迫害、暴力……。

そういった事実について思うように指導ができない、自分も含めた日本の教師とは……。

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一つは、教室の中でモグラ叩きのように同時多発的に発生するトラブルに対応できる環境にいないということ。40人学級を基本にした日本の学級定数体制の中では、子どもたちのトラブルに寄り添う指導は難しいのです。

二つ目が、
  トラブル解決=ちゃんとさせる、言うことをきかせる
といった価値観から抜け出せない教師の価値観。

三つ目が、一斉・一律、競争を強いる教育行政の問題。

教師の質の問題など、微々たるものです。

どうしても質の問題を問うのであれば、教師をとりまく問題に、問題意識が持てるか、持てないか、ということだになると思います。


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自分の身体と対話すること

自分には心筋梗塞、狭心症の既往歴がある。何れも血糖値が高いことが原因だ。それで定期的に検査を受けている。

50代後半は、毎年のように1〜2週間入院するといった迷惑をかけてしまった。再任用で担任をやらなかった原因の一つにこの事がある。

大学に通うようになって2年間、体調は安定し、血圧、血糖値共に安定していた。

それが先日の検診で、血圧、血糖値、共に高くなっていることが判明した。現場に戻ってわずか二週間。この短い期間で確実に身体はダメージを受けているようだ。

なんとも情けない限りだが、それだけ現場は厳しいということを身をもって証明してしまったことになる。

現場の先生は、時々でいいから自分の身体と対話して、ケアーにつとめてほしいと思う。

これが現場感覚だ

2年間、学生さんたちに現場のことを話していて……、自分の話していることがズレてきた……、と感じ始めたのが、もう一度現場に立ってみようと思い立った始まりだった。

そして、忘れていた現場感覚……、伝えなければならない現場感覚の "ネガティブの側の感覚" を思い出した。それは……、

人間としての尊厳、権利、プライドが、同僚や時には子どもたちによってズタズタにされ、それでも真っ直ぐに笑顔で立っていることが強いられているように感じる感覚……。

生活にメリハリをつけようと思っても……、子どものこと、そして遅れている授業や締め切りが迫っている事務作業のことがずっと頭から離れない感覚……。

こんなつらい感覚を背負いながらも……、一方でそれを乗り越えるだけの魅力があったはず

今度は、前向きな感覚を思い出そうと思う。


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指導虐待

学校が "指導" と称して行動や言葉を統一させたり、一斉に行動することを強いたりすることは「虐待」になるのではないか?と考えています。

私はこれを指導虐待と呼んでいます。

体罰はもちろん、暴言を浴びせり、侮辱したり、冷酷、冷淡な接し方をしたりすることは虐待です。だとしたら今、日本の学校で「指導」と称して学校による子どもへの虐待が行われているのではないか?という問題提起です。

一斉行動を強い、それができた時には「アメ」を与え、逆にそこから少しでも外れると強く叱責したり冷たく突き放したりして「できるように」させる…。

そして何度繰り返してもできない子には、保護者の責任にしたり発達の「障害」だと勝手に診断したりする……。

因みに、家庭や学校で "虐待" を受けた子は、自己肯定感が低く、愛着障害を引き起こして衝動的・過敏行動的・反抗的・破壊的な行動が見られ、情愛・表現能力・自尊心・相手に対する尊敬心・責任感などの欠如があるとされています。さらには、虚言癖や自傷行為も……


さて……、こうした虐待が、集団的に引き起こされたらどうなるのかという問題です。まさに「学級崩壊」の要素と一致するのです。

小学校中学年まで「きちんとさせてきた」学年が、高学年になって荒れる傾向が全国的にあるのですが、それはこうした学校の「教育どころか、調教をも超えた『指導虐待』」が原因だと考えています。

子どもに優しいこと、意見を聞くことを「甘い指導」だとか、「力量がない教師の行為」などと評価する時代をそろそろ終わりにしましょう。

今、子どもたちに求められているのは、教師や仲間たちとの『安心と信頼の関係』だと思うのです。





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塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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