サッカーワールドカップで、日本人サポーターや選手たちの、清掃活動や整理整頓が称賛されているように報道されています。
ほめられるのは悪い気持ちではありません。そしてそれが学校教育によるものだと言われているので、さらにうれしい。
しかしながら、学校で子どもが掃除をすることについていろいろ調べてみると、世界の中では賛否両論あるようなのです。
教育としてすばらしい取り組みだとする国と、逆に、児童労働・虐待になりかねないと懸念する国、日本でも、学校は掃除よりも勉強の場所であると主張する人もいます。
そこで、なぜ日本の学校は、子どもが掃除をするようになったのかを調べてみると…、
子どもが学校を掃除する国は、アジアの仏教的な伝統をもつ国々です。これらの国では、掃除を人間修行の重要な方法とする考え方があります。掃除は「心の掃除」に通じる、という考え方です。またわが国は仏教だけでなく、けがれや不浄をきらう神道の「清浄感」にも深く根ざしていているようです。
しかしそれはそれな後付の理屈だとする説もあるようです。明治初期は清掃員が掃除していたけど、予算不足で子どもにやらせるようになったというのが史実だという説もあります。
日本人は清潔を重んじる国だという報道もありますが、繁華街のゴミの状況を見てみると、必ずしもそうは言えないという感じです。
なんのために掃除をして、清潔を保つのかの意味と、その背景にある思想について、今回の称賛をきっかけにして見直してみる必要があるかもしれませんね。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
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