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金八先生の魅力とは?

TBSドラマ、金八先生のファイナルが先日放送されました。

30年以上も愛されてきたドラマの秘密は、もちろん金八先生のキャラクターにあるのですが、その他にも、その時代時代の教育問題を、リアルにわかりやすく取り上げてきたことにもあるのだと思っています。

ただ、わかりやすくするために、どうしてもうわべだけをなぞってしまう傾向も確かにありました。しかしフィクショクドラマであそこまで真摯にとりあげてきただけでもすごいと思っています。

そして何よりも子どもたちのトーンがその時代時代によって見事に表現されていて、「そうそう、今の子どもって、こんな感じなんだよな」と思う場面もたくさんありました。

一方で、主に現場の教師からこのドラマや金八先生のキャラクターについてたくさんの批判があったことも事実です。

特に中学校の先生たちは「見る気がしない」と言っていた人が多かったです。

見る気がしない、という理由は、「リアルすぎて胸がしめつけられる感じがする」といった、ある意味ドラマのリアルさを評価している意見と、逆に「あんなにうまくいくはずがない」「所詮ドラマ」といった意見も多かったです。

さらには、金八先生のキャラクターについても、「説教くさい」「おしつけがましい」といった意見もありました。

教育実践的には、「語るだけで子どもが変わるのなら苦労はしない」といった、「語り主義実践」への批判が多かったように思います。

確かに、語るだけで子どもは変わらないと思うのですが、金八先生の"語り"には、どうしてあんなに説得力と感動があるのでしょうか?三つ理由を考えてみました。

一つは、自分の利益や保守のためでなく、常に子どもの側にたち、子どもたちのために語っていること。

二つ目は、子どもたち一人ひとりを、仲間との関係の中で見ているということ。まわりが変わらない限りその子は変わらないし、その子が変わることでまわりも変わるという見方です。

三つ目は、洗練された言葉の力だと思います。金八先生は、その場面を深くえぐり、ドキッとさせるような言葉を知っていて、それを効果的に使うことができる教師なのだと思います。

実は、私たちの先輩には、金八先生のような先生がたくさんいたように思います。それぞれが個性を持ち、子どもたちのために、"かっこ悪く"、奮闘していました。今、そんな先生が少なくなってしまったことが残念でなりません。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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