2012/04/27
「待ちに待った~」の落とし穴
「子どもたちが待ちに待った運動会」とか遠足とかよく言います。しかし本当に子どもたちはみんな「待ちに待って」いるのか?と考えるのが私たちの大切な仕事だと思っています。
つまり、子どもたちの中には「待ちにまっていない子」もいるということです。
かけっこが苦手な子、どうしても親が応援に来られない子、その他様々な事情で運動会が憂鬱な子が必ずいるはずなのです。そしてそういった子にどうアプローチし、声をかけあい、はげまし会える仲間づくりをしていくことにこそ指導の力をそそがなければならないのではないかと……。
みんな「待ちに待っている」と思い込んでいる…、もっと言えば、そうでなくてはならないと思っているところに、教師の落とし穴や "子どもとのすれ違い" の入口があるのではないでしょうか。