2012/07/02
旭川で
土日で、北海道・旭川で教育実践講座をしてきました。参加者は50名を超えていて、久しぶりにたくさんの参加者の前で話をしました。
講座の中で私が思いつきで使った言葉があとで話題になることがあるのですが、今回もその一つ。それは、
人間関係トラブル回避能力
これは、今の若い教師のみなさんが持ち合わせている能力を悪い意味で (笑) 表現した言葉です。
あまりにも人間関係を気遣いすぎて、自分の言いたいことも発言できない、質問することさえも会議後に個別にそっと聞く……、といったのが今の若い教師のみなさんの傾向のようです。これでいいのか?ということです。
こういった能力がいい方向に向く場合はいいのですが、過度な気遣いはその集団の意欲や質を下げてしまうことに
ぜひ気づいてほしい。私たちは子どもたちを預かっているのですから、そこは勇気と覚悟を持って、自分の意見を述べたり、実践の自由を主張するべきです。
そして、激しいやりとりはするけれど、それが終わったらすっきり…、といったマナーもぜひ身につけてほしいと思うわけです。
あと…、旭川という街があんなに人が多くて活気がある街だとは知りませんでした。どうしてなのか、旭川のみなさんと雑談していたのですが、旭川は、今でこそ動物園で全国的に有名ですが、実は昔から軍都として栄えていた街であることに気がつきました。そして今も大きな自衛隊基地があることを。それが街の活気とどう関わっているのかまではわかりませんでしたが、ずっと栄えている旭川の街に興味を持ちました。
旭川のみなさん、お世話になりました。