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道徳の評価制度をねらっている…、と思う

政府の教育改革で、手っ取り早くやってしまおうと考えているのは、「道徳」の評価だと、個人的には見ています。

「強いもの」(教師の指示や、国の理不尽な決定も含む)の指示や命令に従順であること…、時には国のために命さえも投げ出せる子…、夢を与えておいてそれが実現できなくても素直にあきらめられる子、虐げられても権利を奪われても、それが自分のさだめであると受け止められる子…、そんな「道徳的」な子どもをつくるために、小さい時から「評価」していく。

それが、何段階的な評価になるのか、文章評価になるのかわかりませんが、今の状況の中では一番手っ取り早いと考えているかもしれません。

道徳を評価したところでそんな子どもは育たないと考えている人がいるかもしれませんが、そうではないのです。ここで問題にしなければならないことは、教師の子どもたちを見る目がそのように変化していく、つまり、良い子・悪い子に選別する目になっていきます。一方的な指示命令ばかりで、教師と子どもたち…、子どもたち同士のコミュニケーションが喪失します。

子どもを道徳的に育てるとは、おとなの言いなり、強い者に言いなりの子どもを育てることではないはず。それはもはや教育とは言えません。

しかし一方で、 "教師の言いなりにしたい" という思いや要求が教師に強いのも事実。それだけ今の子どもたちと関係をむすぶことが難しい時代であるとも言えます。ゆえに、道徳を評価するような取り組みが現場に簡単に入ってしまうような気もするのです。

「最初が肝心。はじめの数日間でにビシッとさせる」などと、それがあたかもすごい教育技術のように受け入れていることの危険性に、日本の教師は早く気づいてほしいと思っています。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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