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荒れる学校の一つの特徴

なぜか毎年高学年の学級が「荒れる」小学校があります。ここで言う「荒れる」とは、"教師と子どもたち、教師と保護者の関係が崩壊する" ととらえます。つまり、信頼関係が崩れ、指示や指導が入らなくなるということです。

さて、その原因はいろいろあるのですが、そこに共通した特徴があります。それは、
『情報を管理職がすべて握っていて、教師集団に情報が共有されていない』
『教師集団に情報が共有できるシステムがない。または、システムはあっても動いていない』
という特徴です。

たとえば、学級の悩みは管理職に相談。管理職は個別にその教員に指導。しかしその内容は学年には伝わらない。そんな状況の繰り返しがある学校は必ず「荒れ」ます。つまり、管理職の指導のほとんどはうまくいかないのです……。

こういった学校は、学年の同僚が気づいた時には、もはや取り返しのつかないほど学級が荒れてしまっていたということもしばしば。なぜ学年の先生たちは気づかなかったのか……、しかしそのことは管理職は知っていた……、ということが多々あるのです。

子どもたちの指導は、教師集団の協同な取り組みでしか成立しません。これは"一緒に取り組む" ということだけではなく、教師個々の悩みや苦悩に共感し、励まし合い、高め合うことも含みます。愚痴を言い合うことでさえ、教師の協同として大切な要素なのです。

管理職に報告することは大切。しかし管理職はそのことを学年、または、生徒指導部会等におろして、職員みんなで考え、解決していかなければなりません。

一方学年や生徒指導部会は、その受け皿を持っていなければなりません。実務的な確認ばかりでなく、学級の様子や教師個々の悩みについても話し合う時間を優先的に設けなければなりません。

今年度も折返し地点。そろそろこういった問題がふきだす時期だと思うので、ぜひ多くの学校で考えてほしい課題です。

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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