2014/01/25
学級を統率し子どもを調教するのではなく…
学級集団づくりとは教師が学級を統率することではありません。学級集団づくりは、子どもたちが学級においてどう生き、生活し、学んでいくのかを、子どもたち自身が気づき、行動していくことを指導するものです。
学級集団づくりは、クラスのまとまりを目的としていません。仲良しであることも目標ではありません。それぞれがバラバラな個性を持ちつつ、協同・共同できる力を育てることを目的としています。
学級集団づくりにおいて、クラスのルールは、子どもたちの必要として決定します。"教師の必要" として子どもたちが 動くように「調教」することはありません。
最近、指導ではなく、調教することが現場に広がっています。調教できる教師がカリスマ・名人として重宝されているようです。
子どもたちの権利についてもう一度お互いに学んでいきたいものです。