2014/07/21
「困った子」?を生み出しているのは?
「困った子」は、教師も含めたまわりが生み出している、というお話です。今の子ども集団…、その中身は、指導しない限り、かなり競争的・差別的・排除的。誰かを「下」に見下ろさないと常に不安な気持ちになる空気。誰かを「困った子」にしておけば自分が安心?……。
つまり集団の力関係が「困った子」を生み出しているのではないでしょうか?ということ。その子はまったく悪い子ではないということです。
競争は全ては否定しません。いや高め合いはむしろ必要。しかし、今のように、個々がバラバラにされ、仲間と不信感を持ち合い、誰かを蹴落としたり排除したりしなければ不安になるような競争はいけない。
学校生活に適応できない子が悪いのではなく、そういった子を生み出してしまった学校制度の問題にこそ目をむけていきたいと思っています。