2014/07/23
いろいろな子がいて良いし大切にされなければならないという学び
「社会性を学ぶ」といった時の「社会」の意味ですけど……、どんな考え方があるのかとか……、そういった専門的なことはわからないのですが……、 "学校は社会性を学ぶところ" 、などと言う場合、どういうふうに考えたら良いのか、というお話です。これは学級集団づくりに大いに関係しているので、教育問題として整理しておきたいのですが、一つは、
『学校・学級にはいろいろな子がいてよい・当然許される。』
ということ。
二つ目は、
『それぞれの子は大切にされなければならないし、自分も当然大切にされる。』
ということ。
そして三つ目は、一つ目、二つ目のために、
『どう行動していけばよいのかということが、少数意見を大切にしながら子どもたちで討議討論され、実行されていく。』
ということ。
これらは授業時間だけでなく学校生活のあらゆる場で「学び」として指導されなければならないのではないでしょうか。
「無敵の人」などという言葉が流行りだすと、 "やってよいことと悪いことをもっと厳しく教えなさい" 、とか、 "もっと厳しい罰を!" などと言い出す人が出てくるのですが、子どもたち自身が学ばないと…、そしてその指導が保障されない限り、こういった課題は解決しないのだと思っています。