FC2ブログ

授業時数にこだわると危険

このところ台風の影響で休校する学校が相次いでいます。関東では今後、雪だの、インフルエンザだので、何度か休校になることが考えられ、授業時数について問題になってくるかもしれません。

地域によっては、休校になった分の授業時数を、他の日に振り替え、7時間目の日をつくったり、学期末の短縮の日を無くしたり、土曜日を登校日にしたり、長期休業日を少なくしたりする学校もあるようです。

日本の学校には年間で行う授業の時数が学習指導要領で定められていて、それが「標準授業時数」。以前はあくまで「標準」なのだから、実際に授業を行った時間が少しぐらい足りなくても、だいたい学習内容が十分こなせたと校長が判断すれば、それでOKとされていました。

ところが学力低下の批判が出てから、文科省は「標準」授業時数とは「最低限」行うべき授業時間数であり、むしろ「標準」を超える時間をやってもよいという意味だと言い出しました。

学習は、量を増やせば向上するものではありません。また、授業の進度や子どもの理解度などが地域や学校、学級によって違います。学習指導要領に示された時間をこなせば学力が保障されたと考えるのは誤りであり、危険です。学習は量よりも中身こそ検討されるべきです。

授業時数に振り回されるのではなく、一人ひとりの子どもに学習内容をしっかり身に付けさせることを第一に考えることが大切。そのための教員の増置等、現場の環境づくりにつとめるべきだし、教員の "自主的な" 研究・研修の時間を保障するべきではないでしょうか。

ブログ内検索

1日1回ポチッとヨロシク!

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ 

しおちゃんマン★ブログ

shiochanman_2.png

塩崎義明(しおちゃんマン)の『公式メインブログ』です。教育問題について語ります。⇒ 管理画面

37年間千葉県の小学校で学級担任として勤務。退職後2つの大学で非常勤講師。生活指導・進路生徒指導、特別活動、発達障害と学級づくり等の講義を担当。2月、3月には小学校現場にも臨時講師として勤務。全国生活指導研究協議会常任委員。著書『教師と子どものための働き方改革』『学校珍百景』 他。黒猫大好き。

さらに詳しいProfile……

公式サイト 塩崎義明OnlineOffice



塩崎宛メールフォーム
mail2020_100.png

全生研
しおちゃんマンツイッター
Facebook 塩崎義明
しおちゃんマン Facebookページ
Instagram YoshiakiShiozaki

oshio412b9c9f-s_2.jpg

このblogのカテゴリー

月別アーカイブ

07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  04  03  02  01  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09 

ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

ねね
ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

【しおちゃんマンの本!】
【最新本】






PVポイントランキングバナー

PVアクセスランキング にほんブログ村

カウンター