2015/08/30
「鬼遊び」を教育的にアレンジしたものを「鬼あそび」と呼ぶことにします(2)
「鬼あそび」の教育的な面白さは、どんどん新しいルールを作り、新しいあそびを作り出すことができることにあります。たとえば、鬼がだんだん増えていく「増やし鬼」。これを二人で手をつないでやるとどうなる?実は3人で走るのが一番難しい?…、増えた鬼がどんどん手をつないでいったらどうなる?と、どんどん変化していけるわけです。それを子どもたちが考え出していくとしたら、それだけでもう「自治」だと言えます。
また、つかまえる・つかまる、のドキドキ感が脳の発達にどのように影響するのかはぜひ調べてみたいことです。
さらには、「鬼をからかう」という行為は、逆に「いじめ迫害」を考えるうえでも重要なカギになのではないか、とも考えています。
奥が深いぞ。「鬼あそび」。
学校珍百景2まだまだ出てくる「学校あるある」
【最新本】

amazon.co.jpで購入
