2015/11/24
応答関係を大切に
学校現場だけではないと思うのですが、人間関係において、共同して仕事をする集団において「応答関係」というのは大切にしなければならないと思うわけです。特に教師の場合、子どもたちと、指導・被指導の関係を信頼関係をベースにして構築していく仕事をしているわけですから、「応答関係」については、職員同士においても意図的に重視していかなければならないはず。
ところが最近は、職員同士の「応答関係」がなくなってきているという話をあちこちの学校から聞くようになりました。たとえばこれから忘年会の季節になりますが、参加・不参加の返事が返ってこない。忙しい中、不参加でもしかたがないのですが、参加できませんという返事も来ない……。
型通りのあいさつはするけれど、日常的な会話がそっけない……。そんなこと自分でやればいいでしょ、といったメッセージが聞こえてきてしまう、自分を守るためなのか仲間の失敗を冷たく笑う……。
そんな集団には自分の子どもをあずけたくないですよね。
教育は大人社会が反映します。応答関係のない冷たい関係の中では、冷たい子どもたちが育ってしまうことを、私も含めた教師、そして地域のみなさんも肝に銘じておきたいですね。
⇒

学校珍百景2まだまだ出てくる「学校あるある」
【最新本】

amazon.co.jpで購入

★教育問題・教育論(人気ブログランキング)はこちらです(^-^☆
☆教育論・教育問題(ブログ村人気ランキング)はこちらです(^-^☆
■ 下記の2つのバナーを1日に1回ずつ、ポチッとしていただけるとランキングが上がり、多くの方に読んでいただけます。よろしくお願いいたします。

