2016/02/22
Aを評価していることを意図的にBに見せる
▼内田良先生講演会(3/26)http://kokucheese.com/event/index/362733/

今回は、すこしややこしい。
「個」の指導に一生懸命になってしまい、まわりが見えなくなってしまう教師が多いようです。「個」の指導とは、ある意味「集団」の指導でもあり、「集団」の指導は「個」の指導でもあるといったスキルを身につけると良いと思います。
たとえば…、「個」を評価することをその「個」に伝えるのではなく、意図的にまわりの「集団」に示す(見せる)技が大切だということ。そのことによって、その「個」だけでなく、「集団」を指導し、その「集団」の個々の要員も刺激することになります。
同様に、Aグループを評価していることを、意図的にBグループに聞こえるように評価することもあります。
さらには、Aグループを評価していることをBグループに聞こえるように言っていることを、あえてAグループにわかるようにするといった応用編もあります。
このように、Aという指導対象を見ながら、片方でBという指導対象も見ている、といった構えが必要だということです。

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