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安全な組体操・組立体操を(1)

本市は、春に(5月に)運動会が行われる小学校がほとんどんなので、現在問題になっている組体操について、早急に研究しなおし、判断しなければなりません。


教育委員会からは、組体操禁止等の指示は出ていないので(ピラミッドやタワーの高さ制限は出ています)、各学校で研究し、判断しなければならないのです。


まず、本校では(市内多くの小学校では)、問題になっている10段のような大きなピラミッドは作っておらず、『4段立ち上がり型』(4段ピラミッドで一番上の子が立ち上がる。10人で作る)がほとんどだと思います。そのピラミッドは、10人チームで全員が作ります。


タワーは、『3段立ちあがり型』。ピラミッドと違い、高度な技なので、選抜された子が行っています。ただ、3人で『2段タワー立ち上がり型』を作る時もあります。


組体操を実施するとしたら、まずこれらの技の安全を徹底的に見直さなければなりません。


その前に、告白しなければなりません。2002年……、14年前になりますが、私も組体操のサイトを作っていたということです。


そこでは、以下のように書いています。


----↓ここから↓----
運動会の「組体操」の練習が続いていますが、いったいこの「組体操」ってなんなんでしょうね。どうしてこんなことをするのでしょうか?組体操の歴史をいろいろ調べているのですが、どうもはっきりしません。

『ヤーン(1829-1901) という人が、対人運動として行ったらしい…。』

『明治11年日本が招いた米人リーランドも体操伝習所で相互幇助体操という名称で実施している…。』

『戦前来日して、日本体操界に大きな影響を与えたデンマークのニルス・ブック(1880-1950) なども彼独自の数多くの組体操を見せてくれた…。』

こういった記述はあるのですが、どうしてこれらが日本の学校の運動会に登場したのかがどうもはっきりしません。

おそらく、戦前・戦中にかけて、子どもたちの管理と集団行動訓練のために学校に広がったことが予想されます。

しかしそもそもの「組体操」には、「体操」としてのりっぱな目的があったのではないかと思うわけです。

跳び箱や鉄棒などの「対物運動」ではなくて、「対人運動」であることの意味がそもそもあったのではないでしょうか?

たとえば、二人技から体と体が触れ合うわけですが、そこには当然相手の体や気持ちを尊重しなければなりません。また、そこには一人では訓練できないバランス感覚の要素もあるでしょう。

~中略~

指導者や保護者が出来栄えばかりを優先させると、どうしても管理と集団行動訓練の道具のみの運動になってしまいます。

もちろん出来栄えは大切ですが、そこにいたるまでの「体操」としての意味を、子どもたちと一緒にもう一度考えてみたいと思いました。

(2002/5/15 文責:塩崎義明)
----↑ここまで↑----


14年前に私は、出来栄え優先ではなく体操としての意味を考え直したほうが良いことを提案していたようなのです。


(つづく)


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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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