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『スクールブラック』の時代を生き抜く (終)

(5) 独り言は誰にも止められない

民主的なルールと "気遣いのあるマナー" で、深い話し合いができているでしょうか。

職員会議で意見を言う者が、次のように見られていないでしょうか。

・決められたことに対していちいち反対する厄介者/・反対し、何もやらず、結局は他の人たちに仕事を押し付けている。/・職員のチームワークを乱す者。/・どうせやらなければならないことについて意見を言うのは時間の無駄。/・空気を読まない、残念な人。/・人間関係を乱す人。/・仕事ができないから文句を言っているだけ。/・意見を言う人に限って、クラスがぐちゃぐちゃ。/エトセトラ……

そんな風に見られるのが嫌で、言いたいことがあっても何も言わなくなる……。

文句を言う人たちと自分は違うことを示すたびに、意見は言わずに、かげでそういった人たちを批判したり、排除したりする……。

そんな時代が長く続きました。

しかし、今は違うと思っています。

それは、上から降りてくることが、上記のようなことを超えて、あまりにも理不尽だからです。誰かが言ってくれないか……、自分も言いたいことがたくさんある、そんなふうに変わってきたと思っています。

しかしそれでも、上からしてみれば、自分の思い通りにコトが進まないのはいい気分ではありません。自分のさらに上からのプレッシャーもあります。意見を言わせないように押さえつける管理職のみなさんがたくさんいます。

教育内容は、異議があるから深まります。これは民間でも一緒。意見を闘わせた案件のほうが、質が高まるのは当たり前。

意見を述べることはいけないことではありません。むしろ必要なこと。時間がないのは、意見を言うからではなくて、その時間を大切に保障していないからです。

「自分など、まだまだ意見を言える力量ではない」「意見を言う資格はない」と若い人たちは言うのですが、それは違う。子どもにそんな指導はしていないはず。理解を得られない意見、間違った意見を言ってしまうとしたら、それは周りが正してくれるのであって、そうやって私たちは力をつけていくのだし、子どもにもそう教えているはず。

意見を言うことをあきらめてはいけません。どうせプリントに書いてあることをやればいい、あとでそのプリントを読んでおけばいいと、職員会議で別な仕事をしている学校が増えました。そんなことは、他の職種では考えられないこと。

もし、意見は言えない雰囲気だったら、独り言を言えばいい。独り言はだれにも止められません。教育内容や案件について、独り言でいいから何らかのアクションをしていきましょう。それがこの時代を生き抜く教師として大切なことだと思っています。

(ミニ連載を終わります。読んでいただき、ありがとうございました。)

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

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2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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