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【ミニ連載】学校の在り方を決定的に変えたのはいつから?(1)

今回のミニ連載は、事前に企画せず、思いつくままに連載していくものです。また、連続して連載せず、このテーマについて思いついた日に書いてみようと思っています。テーマは、最近やっと話題になってきた、教師の長時間労働について。

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さて…、小中教諭の7割が週60時間超勤務。医師や製造業上回ることがわかりました。しかしこの問題を、単純に「時短」の問題で解決したように見せかけるのは反対ですし、危険だと考えています。

形式的な「時短」は、逆に教師に負担を強いることは明らか。同じ仕事量を短い時間でやれというのですから、余計に負担がかかるのは当たり前。

その仕事量も、やれ小学校の英語だの、道徳の評価だの、プログラミングだのと、どんどん要求が高くなっています。にもかかわらず、あいかわらず学級定数を引き下げようとせず、教師の数にいたっては、逆に減らしていこうとする動きもあります。

※いや、減らすどころか、すでにいくつかの都道府県では、教師の数が足りない、という状況も出てきている。。

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自分は、教師の今日の異常な多忙化は、一つは、教育基本法改悪が多忙化を加速させたと見ています。

忙しくて教材研究ができはない、から、忙しくて授業ができない、になり、最近では、忙しくて仕事ができない、といった笑えない笑い話状態。

子どものことは「扨置き(さておき)」、とりあえず上から降りてきたことに対応しなければならないことの「多忙感」。本当は、目の前の子どものことに集中したいのにそれができないことのストレスははかりしれません。

教育基本法の改悪により、国のための人間作りが前面に出され、教育内容や方法が、『一斉に一律に、そしして競争的に取り組まねばならなくなった』ことが、このような異常な多忙化を生み出したのです。

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もう一つは、 "学校が、『おらが町の学校』から、一方的に教育サービスを提供する機関として変質してからだ" と見ています。サービスですから、要求はどんどん高くなるのは当たり前。責任問題にも必要以上に気を遣って、説明責任の準備も怠りなくしていかなければならなくなりました。

※加えて、東日本大震災を大きなきっかけにして、学校の危機管理の問題も問われるようになった。オリンピックに向けての、学校体育への要求(部活動への要求)もあいかわらず高い。

※学校が『おらが町の学校』ではなくなったことは、運動会の練習を騒音だとして苦情の電話を入れたりするようになったこと等でもわかる。

では、学校が『おらが町の学校』から、一方的な「教育サービス機関」へと変質したのは、何がきっかけだったのでしょうか。

(つづけるように学びます)

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 塩崎義明(しおちゃんマン)の公式メインブログです。教育問題について語ります。

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 37年間千葉県浦安市の小学校現場で学級担任として勤導論などを担当。全国生活指導研究協議会常任委員。黒猫大好き。

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ヨシムネ&ねね

しおちゃんマンの飼い猫、黒猫ヨシムネと ねね

ヨシムネ
ヨシムネ ♂
2005年8月生まれ。2006年8月に動物病院からしおちゃんマン家にやってきた。

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ねね ♀
2008年6月生まれ。教え子(当時小6)達が公園で保護。2008年6月よりしおちゃんマン家の家族に。2017年7月28日逝去。

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